ワルテルと天使たちと小説家

ほっ……



「悪い菌は見つからないし、夏ばてによる消化不良かな」

 という診断でした。
 薬もらって、今は下痢も嘔吐もすっかり治まっています。

 ご心配おかけしました。




  1. 2018/07/21(土) 09:15:42|
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ゴールドシップ



 今回の北海道行きは、NHK Eテレの『俳句王国がゆく』という番組のロケと収録のためだった。
 ロケ地が浦河町で、浦河出身の数少ない著名人ということで、父ちゃんに白羽の矢が立ったのだ。

 俳句なんてよう知らんけど、こんな機会でもないと、実家もなくなった生まれ故郷に帰ることもないだろうと引き受けた。

 札幌から浦河までは、NHKが手配したジャンボタクシーで移動。日高地方に入ると、道路の脇に牧場が林立し、放牧中の馬た
ちの姿が目立つようになる。

 昨年から競馬、というよりサラブレッドにはまっている母ちゃんは目を輝かせて、番組のディレクター相手に馬への愛を語りはじ
めた(苦笑)。

 ゴールドシップという芦毛の馬がいる。
 G1という大きなレースで5勝を挙げた名馬なのだが、その走りっぷりがとんでもなくやんちゃで、ファンも多い。
 彼はすでに現役を引退して、新冠町の牧場で種牡馬としての第二の人生を送っている。

 母ちゃんはゴールドシップの大ファンなのだ。

 その新冠町の道の駅でトイレ休憩をしていると、近隣の地図をみていたディレクターが「ビッグレッド・ファームに寄り道していき
ましょうか」と言ったのだ。

 ゴールドシップのいる牧場である。

 母ちゃん大喜び。
 父ちゃんはというと、ディレクター氏、簡略化された地図見て、牧場が近いと思ってるみたいだけど、ここは北海道だぞ、大雑把
な土地柄だぞ、だいじょうぶかいな? と心配していた(苦笑)。

 案の定、略図を見ると五分足らずの距離にあると書いてあるビッグレッド・ファームは、道の駅から車で優に20分はかかる距離
にあったw


18_0718_13.jpeg

 ビッグレッド・ファームは基本的に見学自由の牧場だ。

 馬を驚かせ、人馬共に怪我をすることのないよう、必要最低限のルールさえ守れば、いつでも見学させてもらえる。

 だだっ広い敷地を歩いて行くと放牧場が見え、その傍らに馬房があった。

 放牧場にゴールドシップの姿はない。
 さすがに馬房の中は見学させてもらえないんだろうと肩を落としたら、スタッフの方が「馬房の中に手を入れたり、カメラのフラッシュを焚いたりしなければご自由に見学してください」と言うではないか。

 おそるおそる馬房に入ると、牧場が養う種牡馬たちの中に、いた。

 芦毛の自信に満ち溢れた馬が。

 ゴールドシップだ。





18_0718_15.jpeg

「ゴルシだ……」

 母ちゃんは言葉を詰まらせ、うるうるしはじめた。
 ゴルシってのは、ゴールドシップの愛称である。

 ゴルシは人間など知ったこっちゃないという態度で飼い葉を食べ、時に馬房の外を眺めていた。

 現役時代より白くなったなあ、神々しいぐらいだなあ。

「日高にくれば、いつでもゴルシに会えるんだよね? 凄いことだよね?」

 母ちゃんの興奮は続いている。


 その頃、浜松では「なにがゴルシだよ。ぼくたちのこと忘れるんじゃないよ」とアイセとマンマイが愚痴っていたらしいw

 馬房にいたのは10分ほど。
 浦河に向かわなきゃならないため、後ろ髪引かれる思いで牧場を後にした。

 ま、母ちゃんの言うとおり、また日高に来ればいつでも会えるんだもんな。


18_0718_1.jpeg


  1. 2018/07/19(木) 08:23:55|
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新刊のお知らせ

雨降る森の犬表1

『雨降る森の犬』
集英社 定価1782円
6月26日発売


 ワルテルと雪音の絆をモデルにした青春小説です。
 雨音(あまね)という名の少女と、ワルテルという名のバーニーズが主役です。
 是非ご一読を!

 予約はこちらから。


 通常の更新はこの下になります。

  1. 2018/06/26(火) 09:00:00|
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お見舞い申し上げます



 昨日は父ちゃん、浅間山登山。

 家を出たのが8時前だったので、大阪の地震のこと、まったく知らず。

 知ったのは浅山山腹にある休憩所、火山館のテレビで。

 あれま~。


18_0612_4.jpeg

 フルール家をはじめ、関西方面の父ちゃんの友人、知人たちはみんな無事。
 大きな被害もなし。

 よかったよかった。

 それでも、大地震は大地震。
 余震を含め、これ以上の被害が起きないことを願うばかり。



18_0612_5.jpeg


  1. 2018/06/19(火) 11:53:35|
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ソマリ



 弟の一周忌のため、久々に帰省したら、実家に新しい家族が増えていた。

 ソマリという描種の牡、小太郎だ。

 母の喪失感を紛らわそうと、妹が連れて来たそうだ。


18_0512_4.jpeg

 性格は超びびり。
 初日は押し入れの奥深くに隠れたっきり、一度も出てこなかった。

 二日目からは姿を見せてくれたが、触らせてはくれない。

 この写真も、妹がさんざん猫じゃらしで遊んでやって機嫌を取った後のもの。

 犬との暮らしに慣れた身としては、つまらないことこの上ない。

 それでも母は「小太郎、小太郎」と優しい声を出し、その存在にずいぶん救われているようだ。

 おふくろのこと、頼んだぞ、小太郎。


18_0512_5.jpeg

 当初はワンズも連れていくつもりだったのだが、ワンコOK部屋のあるフェリーの予約が取れず、断念。

 浜松の犬舎で留守番をしてもらった。

 アイセ、マンマイ、ご苦労様。

 来年こそは小太郎に会いに行こうか。


18_0512_6.jpeg


  1. 2018/05/14(月) 09:26:59|
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プロフィール

軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

walterb

Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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