
朝の散歩が短くて、なんか今日は変だなーって思ってたら、「ワルテル、行くぞ」って父ちゃんが言って、車に乗ったんだ。ぼくはいきなりハイテンション!!
なのに!
「明日から12月だからなあ。シャンプーで綺麗にしてもらうぞ」
だって。
ぼく、シャンプーって言葉わかるんだ。だから、テンション急降下。
なにが12月だから、だよ。年末になったら今度は「正月だから」って言って、またシャンプーに出されるんだ。ぼく知ってるんだ!!
でも、抵抗したって無駄だからね。父ちゃんには逆らえないからさ(涙)。
というわけで、ぼく、ただいま北軽井沢動物病院でシャンプー中(号泣)。

- 2010/11/30(火)
09:56:48|
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そういえば、そういえば!!
ソーラの今回のヒートが無排卵だったって犬舎から電話がかかってきた時!!
電話に出てたのは母ちゃんなんだけど、犬舎のIさんがこう言ったんだって。
「やっぱり、馳さんの呪いですかねえ……」 母ちゃんもぼくも、多分、Iさんの言うとおりだって確信してるんだ!(爆)
- 2010/11/29(月)
09:26:15|
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昨日まで東京に行ってたんだ。短い間に2回も東京行きだなんて、やってられないよ!
東京に行く時はすぐにわかるんだ。だって、父ちゃんと母ちゃんが出かける支度はじめるからね。いつもよりたくさんの荷物、それ見ただけでぴん!と来るんだ。ああ、また東京かってね。
だけど、一縷の望みってやつがあるじゃない?
もしかして東京じゃなくて浜松の犬舎に行くのかも。もしかしたら、どこか楽しいところに旅行に行くのかも。もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら!!
そう考えるとどんどん気持ちが昂ぶって、いてもたってもいられなくなるんだ!
車に乗ったらワンワン吠えちゃって、いつも父ちゃんに叱られるよ。信号で車が停まるたびに、外にいる人に向かって吠えちゃうんだ。それでまた父ちゃんに叱られて。
車が高速道路に乗ったら、ぼく、静かになるんだ。だって、高速道路はつまらないこと知ってるからさ。景色はびゅんびゅん流れていくだけだし、吠える相手も見あたらないし。
ソーラは一般道だろうが高速道路だろうが、車に乗ったら「到着するまで退屈だからわたしはねんねこするのー」ってすぐに寝ちゃうんだけどね。
高速道路から一般道に降りて、車のスピードが落ちたら、ぼくはまた車の中をうろうろうろうろ。もうすぐ着くのかな? 楽しいところかな? それとも、嫌な東京かな?
一生懸命鼻をくんくんさせて、そして、そこが東京だとわかった途端、ぼくのテンションだだ下がり。もうやってられっかって感じで拗ねちゃうんだ。
信号で車が停まっても、車のそばを人が通っても、ワンワン吠えたりしないよ。だって、吠えたって意味ないもん!
その代わり、軽井沢に戻ってくる時は大騒ぎだよ。高速道路降りて峠道に入ったら、ひんひんひんひん鼻が鳴っちゃうんだ。帰ってくるのは夜が多いから、人影は見あたらないから吠えたりはしないけどね。でも、嬉しくってたまらなくって、ひんひん鳴きながら車の中を意味もなく動き回るんだ。
寝ているソーラは迷惑そうな顔するし、父ちゃんと母ちゃんにも静かにしろって言われるんだけど、こればっかりはとまらないんだ。
- 2010/11/26(金)
10:27:53|
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朝の散歩に出る時、辺りはまだ薄暗いんだ。ぼくの吐く息が白くって、それだけがやけに目立つって父ちゃんはいうよ。
マイナス5度の朝。空気はきんきんに冷えてるけど、風はなくって、とても気持ちがいいんだ。清冽な寒さって言うんだって。寒いからかな? 先月までは同じ時間帯に散歩していた人間もワンコもいないんだ。
世界を独り占めしてる感じ。
父ちゃんの大好きな時間。父ちゃんが大好きだから、ぼくも大好きな時間。
東の空には雲がかかってて残念ながら朝焼けは期待はずれだったけよ。それでも薄暗かった世界が少し青みがかった光で満たされていくんだ。凍りついたブルーベリーの木が青白く輝くよ。
「なんて綺麗なんだ」
それを見て父ちゃんは呟くんだ。いつも同じことをね。
でも、何回見ても綺麗なものは綺麗なんだ。見飽きることもないんだよ。

低い雲の上にお日様が顔を出したら、青白かった光が黄金色に変わるんだよ。短い時間の間のドラマティックな色彩の変化。これが冬の朝の醍醐味!
青白い光も黄金色の光も、すぐに消えてなくなっちゃう。だから、この時間は逃せないよ。どんなに寒くても、父ちゃんが早起きするのはそのせいなんだ。
日の出前後の30分。世界が一番美しく輝く瞬間を独り占めして一日を迎えるんだ。
最高の贅沢なんだって。
- 2010/11/25(木)
09:00:17|
- 軽井沢 春夏秋冬
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父ちゃん、母ちゃん、ぼく、ねむねむだからね。このまま静かに寝かせてよ。

撫で撫でとかいらないからね。もうぼくは寝るんだ。ねんねこするんだ。邪魔しないでよ。お願いだよ。

Zzzzzzzzzzz……
10分後
- 2010/11/24(水)
09:00:43|
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前回より上へ登った。10年に一度の晴天と言われていたが、この日も同じような晴天。10年に1度が続いたわけだ。
わたしに雨男の冤罪を着せようとしている某女子がいるのだが、彼女が完全に間違っていることがこれで証明された。
前は見えなかった北アルプスの連なりが見えた時は言葉もなかった。
今回は9.5合目まで登った。後もう少しで山頂だ。体力にも余裕があった。だが、連れあいがギブアップ。連れあいの下山は師匠のMさんに任せて単独でも頂上を目指そうと思ったが、時間が足りなかった。
山は日没前に下山が鉄則。山頂を目指すと、わたしの下りのスピードでは途中で日が暮れてしまう。
まあいい。登れることはわかった。次はもっと早い時間に出発しよう。そうすればなにも問題はない。

下山の途中、山肌に整列している白樺の木々が夕日を浴びて輝いていた。
- 2010/11/23(火)
09:33:09|
- 登山
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週末、犬舎から電話があったんだ。
ソーラを病院に連れてって検査したんだけど、今回は無排卵のヒートだったんだって。だから、交配はなし!
父ちゃん、ほっと胸を撫で下ろしてたよ。まあ、先送りになったってだけのことなんだけどさあ。
「ワルテルぅ、ソーラがいないと寂しいなあ。おまえも寂しいだろう?」
ぼく、毎日そう聞かれるんだ。そんなことないよ、父ちゃん独り占めできて嬉しいよって言うんだけど、昨日! 父ちゃん、また前掛山に登りに行ったんだ。前回は母ちゃんは体調不良でぼくたちと一緒にいたんだけど、今回は母ちゃんも一緒。
朝の7時半に出ていって、帰ってきたの夕方の4時半。
ずっとひとりでお留守番で、この時ばかりはソーラが恋しくてしかたなかったよ!!
やっと帰ってきたと思っても、父ちゃんも母ちゃんもくたびれ果てて、夕方の散歩、家の周りを歩いただけで終わったんだ。ソーラがいれば庭で思いきり遊んだのにさ。
父ちゃん、今回は頂上まで登る気満々だったんだけど、前掛山初挑戦の母ちゃんが途中でギブアップ! それでも、前回父ちゃんが登ったところよりもさらに上まで行ったんだって。
「やっぱりうちの母ちゃんは化け物だ」って父ちゃん驚いてたよ。
まあ、そんなわけだからさ、ソーラ、交配もなくなったんだし、早く帰っておいでよ。お尻の匂い嗅がせてよ!

- 2010/11/22(月)
09:09:20|
- Dog
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週末、東京にいる時、父ちゃんと母ちゃん、あるワンコに会ったんだ。
赤ちゃんの時、母犬に頭を噛まれて、その時は怪我しただけでなんともないってみんな思ってたんだけど、成長するに従ってなんだか行動がおかしくなったんだって。一カ所でぐるぐる回ったりとか。普通の生活にはなんの支障もないんだけどね。
それで病院で検査受けたら、脳が半分しかないことがわかったんだ。母犬に噛まれたことが原因で脳の成長が止まっちゃったのかな?
「生きてること自体が奇跡です」って医者に言われたんだって。
もうさ、母ちゃん家に帰ってくる前からめそめそで「なんて可哀想なの。どうしてそんなことが起こっちゃうのかしら」ってずっと嘆いてるんだ。
それを聞いた父ちゃんは「なに言ってるんだ。あの子元気だったろう? 幸せそうだったろう? あの子は奇跡なんだぞ。元気に生きてることを祝福してやらなきゃ」ってたしなめたんだ。
母ちゃんは超悲観論者。なにをするにしてもまず、最悪のことを思い浮かべるんだ。あれが起こったらどうしよう。これが起こったらどうしよう。そんな悪いことばかり考えてるうちに身動きがとれなくなるタイプ。だから親としては超過保護。ぼくもときどきうざったいよ(爆)。
それに対して父ちゃんは楽観論者。悪いことは起こった時に対処すればいいって考え方。だから、親としては放任主義。
もし、父ちゃんと母ちゃんの間に子供が生まれてたら、教育方針を巡って対立して離婚してたと思うよ(核爆)。
どっちが言いとか悪いとかじゃないんだけど、この場合は父ちゃんが正しいんじゃないかな。そのワンコ、ほんとに幸せそうだったんだって。脳が半分しかないことで将来、いろんな辛いことが起こるかもしれないけど、生きてることが奇跡で、家族に愛されてるなら、やっぱりその不幸を嘆くより祝福してあげた方がいいんじゃないかな。
どう思う?

- 2010/11/19(金)
09:08:07|
- 軽井沢 春夏秋冬
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今朝の気温はマイナス3度。久々の冷え込みだよ。
ソーラがいたらもっと楽しいのにねなんて話ながら父ちゃんと散歩してたら雪が降ってきたんだ。雪はでもすぐやんで、家に戻ってしばらくしたらまた降ってきて。
積もりそうにない雪だけど、とうとう雪が降ってきたんだ。
「まだ必要ないんだけどなあ」って言いながら、父ちゃん、すぐに車屋さんに電話かけて、スタッドレスタイヤに交換をお願いして、暖房用のペレットを玄関近くに移動させたよ。
我が家は薪ストーブじゃなくてペレットストーブを使ってるんだ。気になる人はググってみてね。
今年の11月は信じられないぐらい温かいけど、刻一刻と冬本番が近づいてきてるよ。ぼくと父ちゃんはふたり並んで窓の外を見ながら、早く冬になれー、冬になれーってお祈りしてるんだ。



そうそう、みんなの想像通り、ソーラ、犬舎できょーいくしまくってるらしいよ!
- 2010/11/18(木)
08:59:50|
- 軽井沢 春夏秋冬
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↑借りてきた犬状態のぼく!!
まあそれはそれとして、やっぱり、ぼく、東京はあんまり好きじゃない。こればっかりはもうしょうがないんだ。ソーラはさ、父ちゃんと一緒ならどこでもいいみたいだけど、ぼくは大人の男だからさ、いろいろと頑固になってきてるんだよ。
「昔はなあ、東京のこの辺りでもおまえのリード外して写真撮れたんだけどなあ」
父ちゃんは言うよ。でも、5歳ぐらいからかな、ぼくはすっかり大人の男になって、知らない人間やワンコが近づいてきたら、父ちゃんの「ステイ」のコマンド忘れて立ち上がってガウガウしちゃうんだ。
「5歳とか、年齢だけの問題じゃない。おまえがそうなったのはソーラが来てからだ」
あ、そうか。大人の男になったってこともあるんだけど、ソーラっていうはっきりとした子分ができたからかも。母ちゃんは微妙なんだよね。子分だったり、そうじゃなかったり。
でも、ソーラは100%ぼくの子分。ぼくが守ってやらなきゃならない存在。だから、知らないやつが来たら、ソーラを守るためにガウガウして追い払うんだ!
「そうかなあ。父ちゃんが見る限り、ワルテルがソーラに守られてることの方が多いと思うけどなあ」
そんなことないよ!!
群れの中の上位者として、大人の男として、ぼくは責任持ってガウガウしてるんだ。父ちゃん、そこんとこと、勘違いしないでよね!!


- 2010/11/17(水)
11:44:43|
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週末は父ちゃんの所用で東京へ。
ぼく、相変わらず東京は嫌いで怖くて借りてきた犬状態だったんだけど、ヒートがはじまったソーラから日ごとにいい匂いがしてくるんだ。
切なくて苦しくて、困ったよ!!
ソーラのお尻の匂い嗅いで、へこへこしたくてどうしようもなくなって、でもソーラにガウガウ叱られて、あ。ごめんごめんって我に返って、でもやっぱりいい匂いが鼻に残ってて、またソーラのお尻の匂い嗅いで……その繰り返し。そのうちソーラ、椅子に座ってる父ちゃんの膝の間にお尻突っ込んで座って、そのまま動かなくなっちゃった。
そうなると、さすがのぼくもお手上げだよ。ソーラの匂い嗅ごうと父ちゃんの脚ごりごりしたりしたら雷が落ちてくるからね。
それでソーラ、ぼくを撃退できて、おまけに父ちゃんにいっぱい撫で撫でしてもらってご満悦だったんだ。
でもさ、月曜の朝、父ちゃんがソーラ撫でながら「ソーラ、どこにいてもソーラは父ちゃんの娘だからな。心配するなよ」って何度も何度も話しかけてるんだ。
ソーラは「なんのことなの? よくわからないのー」って顔して、でも、父ちゃんの話に耳を傾けてたよ。
そしたら、夕方になったら犬舎のIさんとAさんがソーラを迎えにやって来たんだ。ぼくたちは軽井沢に帰るけど、ソーラはふたりと一緒に浜松へ。
冷たい雨の中、父ちゃん、ずっとソーラのこと見送ってたんだ。
今回ね、ソーラは交配するんだ。
父ちゃん、ずーっと抗ってたんだけど、ソーラが我が家にくる時の約束だから、ソーラ、絶対お母さんにならなきゃならないんだよ。
交配が終わったら一度家に帰ってきて、出産が近くなったらまた犬舎に戻って、最低二ヶ月は犬舎で子育てすることになるんだ。父ちゃんってば、それが嫌なんだよ。離ればなれになるのが。
「どこにいたってソーラはあなたの娘なんでしょ? そんなにめそめそしない!」
軽井沢に帰る車中、父ちゃん、母ちゃんに叱られてたよ。
でも、しばらくはめそめそ父ちゃんなんだろうなあ。

- 2010/11/16(火)
09:32:19|
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森林限界を過ぎると、無骨な火山岩があちこちに転がる荒涼とした山肌が迫ってくる。手を伸ばせばすぐにでも頂上に届きそうなのだが、前掛山登山はここからが本番だ。

石くれだらけの登山道をひたすら登っていく。
五合目までは気持ちにも肉体にも余裕があった。しかし、そのこから先は勾配がいきなり急になっていく。脚の筋肉もすでにぱんぱんだった。

この日は十年に一度と言っても大袈裟ではないほどの好天だった。風も雲もない。一緒に登ってくれた唯川さんの夫のMさんはもう数え切れないぐらい前掛山に登っているが、嬬恋村がこれだけくっきり見下ろせたことはないと言う。
だが、それも5合目まで。6合目辺りからいきなり風が唸りだし、汗まみれの身体から容赦なく体温を奪っていく。

上の写真は8合目から山肌を見上げたもの。わたしの目にはもう、山ではなく垂直にそびえ立つ巨大な壁だ。
ここでMさんが訊いてきた。
「どうする? 登りはあと10分。その先は平らな稜線を歩いて、2、30分で頂上だ。行けるか?」
登るだけなら行けたと思う。ここまで来たら登りたい。だが、黒斑山登山で下りの辛さを思い知らされたばかりだ。ここで脚の筋肉を使い切ってしまうと大変なことになる。
「無理です」
とわたしは言った。8合目から頂上まではさらに勾配が急になっている。登れるが、下れない。そう思ったのだ。
「わかった。降りよう」
Mさんは即決し、我々は回れ右して下山しはじめた。
この決断は正解だった。やはり、登山で辛いのは登りではなく下りだ。火山館から浅間山荘まで下る途中、右膝の内側の筋肉が痙攣した。騙し騙し歩き、なんとか下山したものの、無理して頂上を目指していたら最悪、肉離れを起こしていたかもしれない。
悔しいが、とりあえず自分の肉体の限界がわかった。次回はその限界をもう少し広げればいいのだ。今回は無理でも、いずれ登れる。
家を出発したのが午前7時半。帰宅したのが午後3時過ぎ。
疲労困憊で、お帰りのダンスを踊る犬たちを可愛がってやる気力もなかった。シャワーを浴びるとそのままベッドに直行。泥のように眠った。

*月曜の更新は休みます。
- 2010/11/14(日)
09:00:00|
- 登山
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午前8時40分、浅間山荘から出発。雲ひとつ無い青空が広がり、気温も高い。前回の黒斑山登山は標高2000メートルの登山口から2400メートルを目指したのだが、今回は1400メートルから2500メートルを目指す。行程も倍以上かかることになる。
とりあえず、標高2000メートルにある火山館と呼ばれる山小屋を目指し、森林の中をひたすら登る。

黒斑山は景色が目まぐるしく変わり、登っていても楽しいのだが、前掛山の麓の森は延々と同じ景色が続き、自分が前進しているのだという実感が持てない。ただただだらだら登っていくだけ。紅葉もほとんど終わっているが、松だけが黄金色に輝いていた。山肌には葉を落とした白樺の木々が立ち並び、まるで墓場のようだった。
登りはじめて40分もすると、急激に脚が重くなる。薄い酸素の中で動くことに身体が慣れるまで、この辛さは続く。前回の黒斑山で知った。
火山館までは2時間と少しを見込んでいたのだが、予定より20分以上早く到着した。このハイペースも苦しさの原因だったかもしれない。
火山館の主、神田さんが淹れてくれたコーヒーをありがたくいただき、再出発する。

平坦な道をしばらく歩くと前回登った黒斑山が左手に見えてきた。
この頃は、脚の重さも解消され、絶好調だ。どこまでも登れるような気分。しかし、それはただの錯覚に過ぎなかったことを後で思い知ることになる。
火山館を出て小一時間、ついに、前掛山がその姿を現した。

続く。
- 2010/11/13(土)
09:00:00|
- 登山
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父ちゃん、昨日は午前七時半に出かけて午後三時過ぎに帰ってきたよ。
顔、ゾンビみたいだったんだ!!(爆)
よろけながらバスルームに行って、シャワー浴びたらそのままバタンキューして寝ちゃったんだよ。よっぽど疲れてたんだねー。
しょうがないから母ちゃんと散歩に行ったよ。ソーラのヒートもはじまっちゃったし、我が家はいろいろ慌ただしいんだ。
でもね!
朝夕の光が柔らかくて綺麗で、それだけで父ちゃんは毎日が楽しいみたい!

- 2010/11/12(金)
09:51:49|
- 軽井沢 春夏秋冬
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父さん、今日は前掛山っていう、浅間山の内輪山に登ってくるの。
だから、わたしたちはお留守番で、写真も一枚だけなのー(涙)。
- 2010/11/11(木)
09:00:41|
- 軽井沢 春夏秋冬
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昨日は一日中台風みたいな風が吹きまくったよ。おかげで、木々の葉っぱがだいぶ散っちゃった。
家の裏は雑木林になってるんだけど、ずいぶん葉が落ちて木々の隙間から浅間山が見えるようになったしね。父ちゃんの車、松の落ち葉で大変なことになってるし。斜向かいの別荘の庭に生えてる朴木の葉っぱがあちこちに落ちて、大男の足跡みたいになってるよ。


去年の今頃は紅葉真っ盛りに雪が積もったんだよね。でも、今年はまだ浅間山も冠雪してないし、雪は当分先かな? いつもなら10月の終わりぐらいに床暖房が入るんだけど、今年はまだだよ。「今年は本当に暖かいね」ってのが母ちゃんの最近の口癖。
あ、そうだ。父ちゃん、そろそろインフルエンザの予防接種にいかないとまずいんじゃないの?
- 2010/11/10(水)
09:48:27|
- 軽井沢 春夏秋冬
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先週の土曜日、ワルテルの同胎兄弟のキャプテンが軽井沢に遊びに来たの!!



一年半ぶりぐらいの再会かしら?
ワルテルってば、他のワンコたちには見向きもしないでキャプテンにべったりくっついてたの。


やっぱり兄弟なのね~、愛なのね~、なんて騙されたらだめなの! ワルテルはただ、へこへこしたかっただけなのー!!

そういえばワルテル、いい匂いのする女の子の次に、いい匂いのする去勢君が好きだったの。もう、もの凄い勢いでキャプテン追い回して、ガウガウ言われても全然怯まないで、「とにかくぼくはキャプテンにへこへこするんだ!」って息巻いてたの。
一時間経ってもワルテルの勢いは衰えなかったから、母さん、キャプテンが可哀想だからって言って、ワルテルにリードつけたの。
そしたら、そしたら!
やっぱり兄弟なんだわ。スケベの血は去勢してても一緒なの。キャプテン、わたしのところに来て「ソーラ、よかったらへこへこさせてよ」って言うの。自分はあんなにへこへこされるの嫌がってたくせに、わたしにはしたがるのっ!!!
お伺い立てたりする時に、ベロをちょろんと出すのもワルテルそっくり。血は争えないのねなのー。
- 2010/11/09(火)
10:28:26|
- Dog
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ソーラのヒートが近そうだ。ワルテルの求愛行動が日に日に激しさを増していく。
ソーラが座っていたり寝ていたりした床の匂いを嗅ぎ、舐め、ついで、ソーラ自身に近寄って、身体中の匂いを嗅ぎ回し、耳を舐める。
最初は遊びの誘いかと思って喜んでいるソーラだが、やがて、ワルテルのしつこさに辟易して逃げ回る。時に牙を剥いて怒る。
確かにしつこいが、しかし、ソーラに対して、ワルテルは極めて紳士的だ。ドッグランの仲間の雌犬たちに対する無遠慮な強引さはない。平身低頭してお伺いを立てている。もちろん、本格的なヒートになればそんな遠慮もなくなるのだが、とにかく、低姿勢で紳士的だ。
ワルテル、他の雌犬たちとソーラと、なにが違うんだ?
- 2010/11/08(月)
09:25:38|
- Dog
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朝の気温がぐっと下がってから数日、そろそろ見頃だろうと思い、雲場池に向かった。
確かに見頃だったが、プロアマ問わず、三脚を抱えたカメラマンが大量にうろついていた(爆)。雲場池の紅葉の絶好ポイントは立錐の余地もない。
しかし、こちとら地元である。だれもが撮るようなところから撮っても面白みはない。つまらない。
池の畔をてくてく歩き、だれもいないところで三脚を立てた。


やはり例年より色づきがよくない。
なので、紅葉そのものをストレートに撮るより、変化球で勝負することが多くなる。

本当は紅葉を背景にワルテルたちを撮りたかったのだが、あれだけカメラマンがいては無理だった。
例年紅葉を撮っている千ヶ滝や竜返しの滝の遊歩道も、今年は熊の出没が怖くて足を向けることもできない。残念だなあ。
- 2010/11/06(土)
09:31:09|
- 軽井沢 春夏秋冬
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軽井沢は今朝も氷点下、マイナス2.5度!!
空気は冷えてるけど、いよいよぼくたちのエンジンは暖まってきたよ。今年の酷暑でちょっと食欲落ちたりもしたけど、今はがんがん食べるし、ウンチもぷりっぷりだよ(爆)。
リード外してもらったら、ぼくもソーラも無条件で走り回っちゃうんだ。
もうね、身体中の細胞が「こんなに涼しくて気持ちいいのに、遊ばなくてどうするんだ!」って叫んでるんだ。


「おまえたち、夏とは違う犬みたいだな」
そういう父ちゃんも、夏とは別人みたいに生き生きしてるよ。先月までは写真撮るのもイマイチ乗り気になれなかったみたいだけど、今月に入ってからはバシャバシャ撮りまくってるもん。
ぼくたち嬉しくって、父ちゃんも嬉しくって、父ちゃんが嬉しいとぼくらもっと嬉しくなって。相乗効果って言うの? 嬉しいが無限大になっちゃうんだ。
やっぱり、冬は最高だね!!!
あ、そうそう、昨日のエントリー、最後の写真、あれ、ぼくじゃなくてソーラだよ。それからノーレタッチ。一カ所だけ日の当たってるあそこにソーラの顔が来るのを待って、父ちゃん、計算してシャッター切ったの。写真は計算なんだからねー!
- 2010/11/05(金)
09:25:41|
- 軽井沢 春夏秋冬
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今朝の気温はマイナス2度!! 今シーズン初めての氷点下だったの♪
「さぶーーーーーーーーーーっ!!」って言いながら父さん起きて、大慌てでベッドルームからリビングに移動したの。リビングはタイマーでヒーターがついてて朝でも暖かいからなの。
もちろん、着替えの服も寝る前に用意して、ヒーターの前に置いておくの。そうすると寒い朝でもほんわりあったかなんですって。
父さんが起きる朝6時はまだ薄暗くて空にもうっすら雲がかかってるの。でも、支度して散歩に出かけるころにはこれ以上ないってぐらいの青空が広がったの。
秋晴れ? ううん。冬晴れなの。浅間山さんの稜線が空にくっきり浮かび上がって、それはね、空気が乾いて澄んでいる証拠なの。
「去年の今頃は、紅葉に雪が積もってめちゃくちゃ綺麗だったんだけどなあ。今年は紅葉もイマイチだし、雪もまだしばらく降りそうにないなあ」
でもでもでも! いいの。こんなに気持ちがいい朝なんだから、雪が降るのもう少しぐらい待ってあげられるの。紅葉が綺麗じゃなくても、空がこんなに綺麗だからいいの!


- 2010/11/04(木)
09:59:34|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ぼく、東京にいると、顔つきが若返るんだってさ。母ちゃんなんか「いやー、ワルテル、東京にいるとほんとに可愛い♪」ってべたべた触りに来るんだ。ちぇっ。
父ちゃんも言うよ「ワルテル、東京にいると、おまえ、しおらしいな。借りてきた犬みたいじゃないか」ってね。ちぇっ。
ぼくの縄張りは軽井沢なんだ。軽井沢にいると、ぼくはぼくらしくしてるんだよ。でも、東京はもうぼくの縄張りじゃないんだ。たくさんの人がいて、たくさんの犬がいて、あちこちでいろんな匂いがして、音がして。あまりにもいろんなものが多すぎて、ぼくの対応能力を超えちゃうんだよ。
だから、東京にいると、ボスである父ちゃんにすべてを委ねるんだ。だから、顔つきも幼くなるんだよ。ぼくがぼくじゃなくなっちゃうんだ。父ちゃんに守ってもらわなきゃならない弱い存在になっちゃうんだ。
その代わり、軽井沢に戻ってきたらぼくの天下さ!! だれにも邪魔させないよ。ぼくの縄張りに無断で侵入してくるやつはガウガウ吠えて追い返してやるんだ。
だからさ、父ちゃん、東京行くの、もうやめようよ(爆)。


- 2010/11/03(水)
13:09:19|
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日曜日に法事があって、土曜日から東京に行ってたの。雪音のお父さんの七回忌。いつもは母さんだけで行くんだけど、七回忌だから父さんも出るって言って。
土曜日は台風が来てたでしょ? だから、いつもは6時頃軽井沢を出るんだけど、2時間ずらしたの。そしたら、台風さんは遠くに行っちゃって、雨も風もなくって快適なドライブだったの。
でもね、でもね、軽井沢出る時は気温5度だったの。でも、東京に着いたら15度で、父さん「なんか生あったかいなー」って言って、シャツ一枚になってわたしたちと夜の散歩に出たの。
そしたらそしたら!! すれ違った若い女の子、ダウンジャケット着て、首にマフラー巻いて、あたまにニット帽かぶってたの!!!!!!
気温15度なの。軽井沢だったら夏の終わりの朝の気温なの。それなのに、ダウンとマフラーとニット帽なの! 父さん、目が点になってるの。父さんは長袖のシャツ一枚で「暑い、暑い」って言ってるのにー。
でもね、次にすれ違った中年のサラリーマンの人はロングコート着てたの。その次にすれ違った若い男の子は分厚い革ジャン羽織ってたの。
「ワルテル、ソーラ、父ちゃんがおかしいのか? あいつらがおかしいのかー?」
わたしとワルテルはぶんぶんぶんって首を振ったの。
父さんが正しいのー!! わたしたち、散歩に出て数分で暑くてはぁはぁはぁになっちゃうのに、どしてダウンにマフラーにニット帽なのー? ほんとの冬が来たらどうするのー?
さすがに日曜と月曜はダウンもマフラーも数が少なかったけど、吃驚しちゃったの。
東京はずっと天気が悪くて、お写真撮れなかったの。最近、東京でお写真撮ってないからちょっと残念なの。


- 2010/11/02(火)
09:55:18|
- 軽井沢 春夏秋冬
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