
昨日の朝、父ちゃん、五時に起きたんだ。
「本当だったらサマータイム導入は梅雨明けからなのに」ってぶつぶつ言いながらね。
一昨日は30度、昨日は31度。軽井沢の最高気温だよ。6月だってのに!
ぼくもソーラもいつも通りの時間に散歩だとすぐ「はぁはぁ」になって足取りも重くなるからって、父ちゃん、早起きしてくれたんだ。
だけど!
朝五時の気温20度、湿度82%!!
朝から蒸し風呂地獄。ほんと、スチームサウナの中にいるみたい(涙)。
サラパパとかさ、今から夏バテで先が思いやられるとか言うけど、みんな、軽井沢のこの湿度地獄のこと知らないんだよね。ほんとにじめじめじとじと蒸し蒸し酷いんだ!
5時半に家を出たけど、ぼくもソーラも5分もたなかったよ。すぐにはぁはぁ、父ちゃんも十分後には汗まみれ。散歩も20分ぐらいで切り上げちゃった。せっかく早起きしてくれたのに~(涙)。
頭に来るのはさ、7時半ぐらいからお日様出てきて気温はぐんぐん上がりはじめたんだけど、それと同時に湿度も急降下したんだよね。
朝五時半より八時の方が過ごしやすいんだ!!
ほんと、今の時期の軽井沢、夜から明け方にかけての湿度が凄まじいんだよ。
昼間はさ、気温30度になっても家中の窓開けて扇風機回してればなんとかいけるんだ。でも、夜になると気温が下がっても湿度がぐんぐんあがるから、窓締めて、エアコンかけないとやってられないんだよ。
「なんで涼しいはずの夜になるとエアコン入れないとならないんだ~」って父ちゃんも嘆いてる。
こないだ、散歩の途中に観光客とすれ違ったんだけど、その人「やっぱり軽井沢は涼しくていいですねえ」なんて言ったけど、シャツは汗でびっしょりずぶ濡れ!
せっかく軽井沢に来たんだから涼しいって思わなきゃ! なんて考えてたのかな?
とにかく!
早く梅雨が終わってくれないかなー。夏も早く終わって欲しいよ。
父ちゃんとよく話すんだ。6月から9月まではいらないよなって!!


PS
松本が震源地の地震、軽井沢はほとんど揺れなかったから心配いらないからね!
- 2011/06/30(木)
08:38:44|
- 軽井沢 春夏秋冬
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田圃の周りで撮影会してたの。
ちょっと涼しい朝で、わたしたちもはぁはぁしなくて済んで、散歩が気持ちよくって!
ワルテルは気儘にパトロールしてて、わたしは花の匂い嗅いだり葉っぱ食べたりしてて、気がついたら父さんがけっこう遠くに行っちゃってたの。
わたし、焦っちゃって、父さん、置いてっちゃいやー!! って走りはじめた。
そしたら父さんが「ワルテル、ノー!」って叫んだの。振り返ったら、ワルテルがわたしを追いかけて走り出してたのー。
よーし、ワルテルになんか負けないの。久しぶりの駆けっこだけど、わたしが勝つのー!!
わたし、そう思って全速力に移行したの。
でも、ワルテルもぴたっとついてくるのー。
父さんのところに辿り着いたら、父さん、すぐにワルテルのところで屈み込んで、ワルテルの手術した脚触りはじめたの。
「走っちゃだめだって言っただろう。脚、大丈夫か? なんともないか?」
父さん、真面目な顔で訊くんだけど、ワルテルはどこ吹く風なの。
なに大袈裟に心配してるんだよ、父ちゃん。ぼく、なんともないよ。
そんな感じなの!


「まだ走っちゃダメだ。絶対ダメだかんな」
ワルテル、父さんに何度もそう言われてたけど、このまま順調に回復していけば、前みたいに取っ組み合って遊ぶこともできるようになると思うの。
その時が楽しみでしょうがないの~♪
- 2011/06/29(水)
08:20:25|
- Dog
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今日から集英社文庫のHPで父ちゃんの小説の連載がはじまります!
太平洋戦争の最中、沖縄戦に駆り出された学徒兵、鉄血勤皇隊のひとりの少年を主人公にした物語。
月一連載です。
よろしかったら、
ここからどうぞ!

というわけで、父ちゃん、今日はお出かけなので(ぼくらは留守番!!)、通常の更新はお休みさせていただきますー。
- 2011/06/28(火)
09:00:00|
- その他
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蒸し風呂地獄が続いた先週、ワルテルとソーラの様子がおかしかった。
いつもなら、散歩から戻るとスキップするような足取りで部屋に入り「ご飯、ご飯、ご飯!!」と催促がはじまるのだが、のそのそのそのそ気怠そうに歩き、ご飯を目の前にしても気分が乗らず、実際、ご飯を少し残す。
心配性の母ちゃんは「具合が悪いのかしら、変な病気じゃないかしら、病院に行かなきゃ!」と大慌てだった。
しかし、ワルテルかソーラのどちらかが異常だというのなら病気の可能性もあるが、二頭同時なのだ。おまけに蒸し風呂地獄だったのだ。
梅雨前線が南下して、北の冷たい空気が流れ込んできた先週末、散歩から戻るとワルテルの目がきらきらしていた。ソーラは口を涎で濡らしていた。
「ご飯、ご飯、ご飯!!」
ワルテルは部屋中をうろつき回って催促する。
「早くご飯くださいなの~」
ソーラは一カ所に座り込み、床を涎でべちょべちょにしている。
ご飯をやると、二頭ともあっという間に完食した。
蒸し風呂地獄の凄まじさに、二頭とも夏バテしていたのだ。涼しさが戻ると同時に食欲も回復した。



先週は父ちゃんも泣きたくなるぐらい蒸し暑かったもんな。夏バテもするよなあ。
節電を強いられる夏、都会のワンコたちはどうやって過ごすのだろう……
- 2011/06/27(月)
10:50:56|
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いつもコメントをくれる八ヶ岳のchaboさんとこのヤマトが虹の橋のたもとに旅立っちゃったよ。
まだ八歳。若すぎるよ。ぼくと一歳しか違わないのに。
ヤマト、ひとりぼっちになっちゃったヤマトの母ちゃんのこと、ちゃんと見守ってあげてね。
- 2011/06/26(日)
09:30:14|
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暑い、暑い、暑い、暑い……
ここ数日、気温は30度前後、湿度はおそらく70%超。
高原のさわやかな夏とはほど遠い、軽井沢の蒸し風呂地獄がはじまった。
ただじっとしているだけでも汗が滲んでくる。料理の時間は最悪だ。コンロの前に立っていると、まるでサウナ風呂に入っているかのように暑く、だらだらと汗が出る。
雨が降るともういけない。窓を開けることもできなくなる。空気の動かない蒸し風呂のような空間でただただ耐えるしかないのだ。
湿度は朝が一番高い。気温は17,8度でも湿度は80%近く。
犬たちの息はすぐにあがり、わたしはシャワーでも浴びたかのように汗でずぶ濡れになる。
「少し休もう」
犬たちを少し涼しげな場所で座らせる。
こう蒸し暑いと写真を撮る気も失せるというものだが、ブログ用の写真ストックがなくなりつつある。少しでも撮っておかねば。


ワルテルもソーラも座ったまま動かない。ワルテルはパトロールをする気力もないようだ。
開きっぱなしのふたりの口からだらだらと涎が落ちる。
もうすぐシャッターチャンスがやって来る。ワルテルと付き合いの長いわたしにはピンと来た。
汗を拭くのも忘れてファインダーを覗き、その時が来るのを待った。

涎を舐め取るためにワルテルが舌をびろーん。
その瞬間を切り取って、暑さに対する恨めしさが少しは薄れた。
だって、モニタで画像を確認して笑ってしまったんだ。
- 2011/06/24(金)
09:26:14|
- 軽井沢 春夏秋冬
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一昨日の朝、散歩に出た時は空は分厚い雲に覆われてたんだ。いかにも梅雨の雲って感じでね。
でも、散歩してるうちに、その雲がばらけはじめたんだよ。いやったらしい雲がどんどん東の方に去っていくんだ。

ぼくとソーラでさ、去っていく雲を見送ってやったんだ。
だって、たまの雨ならいいけど、毎日降られたんじゃ散歩の時間も短くなって困っちゃうからね。
雲が去っていくと青空が広がりはじめたよ。
何日ぶりの青空かなあ。風も吹いてきて、絶好のお散歩日和。ぼくたちはもちろん、父ちゃんもにっかにかで散歩したんだ。
だけど!!
気持ちよかったのは朝だけで、その後は気温がぐんぐん急上昇!
昨日なんて、軽井沢も30度超えちゃったよ! まだ6月だってのに!!!
ぼくもソーラも、そして犬体質の父ちゃんも、朝から晩まで「はぁはぁはぁ」。
ひとり涼しい顔の母ちゃんに「ああ、みんな暑い暑いってうるさいったらうるさーい!!」って叱られちゃった。
節電もしなきゃならないから、この時期いくら暑くてもエアコンつけていいのは父ちゃんの仕事部屋だけって決められてるんだ。
だから、ぼくたちも父ちゃんも、ずっと仕事部屋にこもったままだったんだよ。
- 2011/06/23(木)
11:02:10|
- 軽井沢 春夏秋冬
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「おおおおおっ?」
って父さんが叫んだの。
昨日の朝の散歩の時。
野球場の脇の芝生のところを歩いてたら、緑の上に赤いものを見つけたの。
なにかなって思ったら、紅葉したモミジの葉っぱだったの!
小さいモミジの木があって、葉っぱの半分ぐらいが赤く染まってて、前の日の雨に打たれて赤い葉っぱが落ちてきてたの。
眩い緑の上に鮮烈な赤。とっても目立ってとっても綺麗だったの♪

5月と6月、父さんが「嫌になる」って愚痴るぐらい寒かったから、葉っぱさん、勘違いして赤くなっちゃったのかしら? 落ちなくてもいいのに落ちちゃったのかしら?
そいえば、うちの庭のモミジの木さんも去年、葉っぱをつけたまま枯れちゃったの(涙)。
猛暑のせいなんですって。
今年の夏はどうなのかしら? また暑いのかしら? 秋になったら綺麗な紅葉が見られるのかしら?
- 2011/06/22(水)
09:46:26|
- 軽井沢 春夏秋冬
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二ヶ月ぶりかな?
昨日、散歩の途中で久々にリードを外してもらったんだ!
これまでもさ、写真撮るときはリード外してもらってたけど、撮り終えたらまたリード。ソーラだけノーリードで歩いてて、ずっと羨ましく思ってたんだ。
「走っちゃだめだぞ、わかってるな? ソーラと取っ組み合ってもだめだ。それが守れるなら、少しの間だけリード外してやる」
父ちゃんがそう言ったとき、きっとぼくの目はきらきら輝いてたと思うんだ!
走らないよ、父ちゃん。遊ばないよ、父ちゃん。ぼくはまず、心ゆくまでパトロールに専念したいんだ!


ソーラが「遊ぼうなの~!!」ってちょっかいかけに来たけど、ぼくは父ちゃんの言いつけ守ったよ。なんてったってパトロールしなきゃならないところが多すぎるんだ。二ヶ月分、溜まりまくってるからね。
あっちの匂い嗅いで、こっちの匂い嗅いで、シッコして、移動して、ああ、なんて楽しいんだろう。生きてるってことが実感できるぐらいだよ!
さあ、もっとパトロールするぞって張り切ってたら「カム」って父ちゃんの声が聞こえたんだ。
ああ、自由な時間はこれで終わり。もっとパトロールしてたいけど、父ちゃんがカムって言ったら戻らないわけにはいかないんだ。
後ろ髪引かれる思いで父ちゃんのところに戻ったよ。ぐずぐずしながらだけどね。
次はもっともっと長い時間パトロールしたいな。できたらいいのにな!
- 2011/06/21(火)
09:57:23|
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土曜日、また愛知県の動物病院へ行ってきた。
ワルテルの診察をしてもらうためだ。
ワルテルの主治医はF先生。ウルフルズのトータス松本に似たナイスガイだ。だが、ワルテルはF先生と目を合わせようとしない。言うことは聞くが、絶対に目を合わせない。
やばい相手だと認識しているのだ。
歩く姿を見てもらい、さらにレントゲンを撮る。その間、おとなしくしているそうだが、やはりF先生とは目を合わせない。どんなことがあっても合わせない。
診察が終わると、リードを引っ張って車に向かう。率先してクレートに入り込む。一度入るともう梃子でも動かないぞという顔をする。
まあ、黙って診察されてるんだからいいか。好きにしろ。
診断の結果は、経過良好。歩く時間を増やし、歩くところもアスファルトの上だけでなく、砂利道、坂道、砂地などなど、脚に負担のかかるところへ連れていけと言われた。
一安心だ。

病院に行くと困ってしまうのがソーラだ。
自分が診察されるわけでもないのに、病院の駐車場に着いた途端(そこがはじめての病院だったとしても)、がくがくぶるぶる震えはじめ、ぶがぶがぴょーぴょー、変な声をあげる。それが、病院を離れるまで続くのだ。
そんなに病院で恐い思いしたかなあ。

家に帰り着くと、ソーラはぐったりとしてそのまま爆睡してしまった。
ああ、父ちゃんもぐったりだった。往復約700キロ。途中、ワイパーも効かないほどの土砂降り。日帰りはさすがにくたびれる。
- 2011/06/20(月)
09:39:05|
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いつも散歩に行く農地に紫の綺麗な花が咲き乱れてるの。
「アヤメかしら? カキツバタ? どっち?」
って母さんが聞くけど、父さんにお花のこと訊くの間違ってると思うの!
それでも父さん、お友達に訊いたり、インターネットで調べたりして、どうやらこれはノハナショウブってやつじゃないかってことになったの。
この日はワルテルは母さんとリハビリ散歩。わたしと父さんはその後ろを歩いてたんだけど、「ソーラ、ワルテルがリハビリ散歩してる間、撮影会しよっか」って言ったの。
お花と一緒に撮ってくれるんですって~♪

父さんの言うまま、座ったり立ったり笑ったり。
ちょっとめんどくさいなあって思うこともあったり、ワルテルと母さんの様子が気になったりもしたんだけど、父さんが「ソーラ、いいなあ、可愛いなあ」って褒めてくれるから、わたし、頑張ったの。
お花と一緒に写真に写って、それで父さんに優しく褒めてもらうとなんだか乙女になった気分なの。だから、顔も自然ににこにこになって、そしたら父さんが「ソーラ、父さん、ソーラの笑顔大好きだぞ」って言ってくれるの。
それでまたにこにこになっちゃうの~♪

そうそう、八ヶ岳のヤマト、頑張ってなの~!!!!
- 2011/06/17(金)
10:03:45|
- 軽井沢 春夏秋冬
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父ちゃんがソーラのリード外すでしょ?
そしたらソーラ、そこでずっとステイするんだ。父ちゃんがステイって言ったわけでもないのにね。
で、ぼくと父ちゃん、てけてけてけてけ歩くんだ。
しばらくしたら振り返って、父ちゃんは「カム」って叫ぶんだよ。
そうすると、ソーラ、にっかにかしながら走ってくるんだ。
父ちゃんに褒めてもらって、嬉しくて嬉しくて、父ちゃんの周りぐるぐるまわって。
そしてまた、父ちゃんに言われたわけじゃないのにステイするんだ。

自分で勝手にステイして、父ちゃんが「カム」って言うのを待ってて、言われたらにっかにかで駆けてきて、褒めてもらって喜んで、そしてまた自分で勝手にステイするんだよ。
ぼくと遊べないから、自分で新しい遊び覚えたのかな?
走ってるソーラ見てると、ぼくも身体がむずむずしてきちゃってさ、父ちゃんにお願いするんだ。
ぼくも走りたいよ、って。
でも、
「おまえ、まだ走るときは三本脚になるだろう。だめ。走るのは完全に治ってから」
って言われちゃうんだよね。
ああ、ソーラ、楽しそうでいいな。羨ましいなあ。
- 2011/06/16(木)
09:45:40|
- Dog
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父ちゃん、仕事があっぷあっぷ。
今日は写真だけ。ごめんね。
写ってるのはソーラだよ。
- 2011/06/15(水)
10:44:27|
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昨日の朝は久々の濃霧だったの~。
もう、5メートル先も見えないぐらいの濃い霧が軽井沢を覆って、父さん「車の運転こえー」って言うぐらいだったの。
でも「こえー」って言いながら、父さん、うっきうきしてるの。
だって、こういう天気の日は、他の人たち、外に出て来ないから。世界を独り占めした気分でお散歩できるの!


いつもの年ならこの時期、軽井沢はしんとしてるのに、今年は大震災の影響で人が多いの。ワンコもいっぱいいるの。
放射能が恐かったり、暑い中で節電するなら涼しい軽井沢で過ごそうって思ってる別荘族の人が多いみたい。
だから、いつもはノーリードで歩かせてもらえるわたしたちの散歩道も、いつどこから人やワンコが歩いてくるかわからないからずっとリード付きなのー。
新しい散歩道開拓しないとなーって父さんが言うぐらい。
でも、ちょっと恐いぐらいの濃い霧が出た昨日は、どこにもだれもいないの!
わたしたちも久々にノーリードで散歩できてうっきうき!
とってもとっても楽しかったのー♪
- 2011/06/14(火)
10:06:06|
- 軽井沢 春夏秋冬
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夕方、雷鳴が轟いた。
ワルテルは寝ている。最初の一発目は気づかない。
よしよし、そのまま寝ていろ。わたしは思う。しかし、そううまくは行かないのがこの世の常だ。
二発目が来た。一発目よりでかく、近い。
ワルテルが跳ね起きた。怯えた目で天井を見上げる。
三発目、四発目。
ワルテルは震えだす。部屋の隅っこで縮こまっている。涎がだらだらと垂れている。


抱きしめ、身体をさすり「大丈夫だ。雷はいたたなことしないだろう。ん?」などと声をかけてやるが、ワルテルの震えは止まらない。
恐怖で眼圧が高くなり、目玉が今にも飛び出してしまいそうだ。
可哀想に、可哀想に。雷が鳴ったらクラシック音楽を大音量でかける。サンダーシャツなるものを着せてやる。雷を怖がる犬に効果があると聞いたものはありとあらゆるものを試してみたが、ワルテルには効き目がない。
抱きしめ、撫で、雷が去るのを一緒に待ってやるだけだ。
30分ほどで雷は消えた。
ワルテルはげっそりとしている。

雷が鳴り止んでも、しばらくはわたしのそばを離れようとしなかった。
ワルテルが恐怖に震えている間、ソーラはと言えば……

爆睡している(汗)。
時折、「ワルテルがうるさくて眠れないの~」と言いたげに顔を上げる以外は、どれほどばかでかい雷が鳴ろうと、ソーラはびくともしない。
- 2011/06/13(月)
09:59:42|
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今年もまたこの季節がやって来た。
何度見てもその美しさが損なわれることはない。

- 2011/06/11(土)
09:30:37|
- 軽井沢 春夏秋冬
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最近、森や山の散歩から戻ると、父ちゃんが熱心にぼくたちの顔をチェックするんだ。真剣なまなざしで顔を見られると、なんだか叱られてるような気分で落ち着かないんだよね。
こないだなんかさ、「あ、ソーラ、やられてる」なんて大きな声出しちゃって、ソーラ、びくびくしてたよ。
ソーラがやられちゃったのはダニー。左目の上の方がぷっくら膨らんでたんだ。
そう。ダニーってのはマダニのこと。この季節、やつらはあちこちに潜んで、ぼくたちに食いついて血を吸おうって虎視眈々と狙ってるんだ。
ぼくなんかさ、茂みや低木の葉っぱの中によく顔突っ込むからしょっちゅうダニーの餌食になるんだよね。でも、今年はまだやられてないなあ。
「病み上がりのおまえより、ソーラの血の方が美味しいんだろ」
って父ちゃんは言うけど。
いずれにしても、梅雨が明けてダニーの季節が終わるまで、父ちゃんの顔チェックは続くんだ。
ほんと、ワンコたちならみんなぼくらの気持ちをわかってくれると思うけど、ボスにじっと顔を見つめられるの、落ち着かないんだよね~。
ダニーたち、早くいなくなってくれないかな。

- 2011/06/10(金)
09:14:01|
- 軽井沢 春夏秋冬
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昨日は朝方は曇ってじめじめしてたんだけど、昼前ぐらいから空が晴れて、爽やかな風が吹きはじめたの。
夕方の散歩の時、父さん、超ご機嫌で「ああ、気持ちがいいなあ。これぞ高原ってやつよ。日陰歩いてたらちょっと寒いぐらいだもんなあ」って言うの。
すれ違う人たちの顔もとっても爽やか。
ワルテルだってはあはあにならないで気持ち良さそうに歩いてるのー。


だけど、だけどなのーっ!!
気温20度っていったら、わたしにはもう真夏と一緒なの(号泣)。
すぐはあはあになっちゃうし、暑くて身体も重いし、歩くのも遅くなって「ソーラ、もう少し速く歩けないのか」って父さんに言われちゃうし……(涙)。
わたしにとって爽やかとか気分がいいっていうのは、気温10度以下のことなの。氷点下ならさいっこーに素敵なの♪ 秋と冬だけでいいの。春も夏もいらないのー!!
助かるのは、ワルテルの脚がまだ完全じゃないから、お散歩の時間もちょっぴり短めなの。だから、暑さで完全にばてちゃう前にお家に帰れるの。
ああ、早く秋にならないかしら。冬が来ないかしらなのー(遠い目)。
- 2011/06/09(木)
09:25:10|
- 軽井沢 春夏秋冬
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最近、夕方の散歩は母ちゃんも一緒、群れ全員で行くことが多いんだ。
普段は父ちゃん、ぼく、ソーラで行くんだけどさ、ぼくのリハビリを助けるってことで、ここんところは母ちゃんも一緒ってわけ。
なんだかよくわからないんだけどさあ、群れが勢揃いすると無闇矢鱈に嬉しいんだよね。ソーラだってにっかにかだし。
ぼくなんか嬉しすぎて暴れちゃって、「また脚痛めるだろー!!」って父ちゃんに大目玉食うこともしょっちゅうだよ。
でも、脚の違和感忘れちゃうほど嬉しいんだ!

ソーラはリード外してもらって最初は自分の行きたいところに行ってるんだけど、しばらくすると戻って来て、ぼくのリハビリに付き合ってくれてるみたいに一緒に歩くよ。
本当に優しい子なんだ。
でも、犬舎に里帰りしてる時は人格(犬格)が変わって暴れん坊の破壊魔になるっていうんだから、女の子っておそろしいよね(爆)。

今日も明日も明後日も、夕方の散歩は群れが勢揃い。
これが続くんなら、しばらくは脚治らなくてもいいかな、なんてね!
- 2011/06/08(水)
10:33:34|
- Dog
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冷たい雨が去って、ぽかぽか陽気がやってきて、そしたら父ちゃん、仕事中に「眠い~」って言葉を連発するんだ。
なんかねもうね、太陽の光も気温もそよ風も、みんな父ちゃんに「眠りなさい、眠りなさい」って語りかけてくるんだって。
父ちゃん、昨日はついその誘惑に負けて、お昼の二時頃仕事切り上げて昼寝しちゃったよ。
眠いのは父ちゃんだけじゃないね。ぼくたちも、散歩の途中、父ちゃんが風景の写真撮るのに熱中しはじめるとついつい欠伸が出ちゃうんだよ。
父ちゃん、早く帰ってねんねこしようよ~ってね。
- 2011/06/07(火)
09:55:48|
- 軽井沢 春夏秋冬
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最近のお散歩はワルテルのリハビリ兼ねてるから、みんなでゆっくりゆっくり歩くの。
ワルテルはほとんどリード付きだけど、わたしは時々リードを外してもらえるの。
だけどだけど、ワルテルも一緒ならいいけど、ひとりだけだど走り回る気分にもなれないから、わたしはノーリードでもみんなと一緒にてくてく歩くの。
ずっと雨降りの寒い日が続いてたけど、ここ二、三日は晴れてちょっと暑くて、わたし、時々ひんやりしてるアスファルトの上で座って休むの。
そしたら、ワルテルが来て「ソーラ、なにしてるんだよ、早く歩こうぜ」って言うの。
ついでに「少し匂い嗅がせろよ」とも言うのー!
それで、わたしが「やめてー!」とか言ってると、父さんと母さんがにこにこするの。
ワルテルとソーラは仲がいいな。仲がいいのはいいことだな。
そなのかしら? わたしたちはふつーにしてるだけなの。
でも、ふつーにしてて父さんと母さんがにこにこになるなら、それはやっぱりいいことだと思うの♪

そいえば、最近、わたしがお座りしてると、母さんが「あら、ソーラ、また大名座りしてるのね」って言うの。
大名座りってなんなの? って父さんに訊いたの。
「あのな、昔、将軍に拝謁する大名とか家臣は、胡座をかいて床に両手をつくものだったんだ。それを母さん、大名座りって言ってるんだと思うけど、確かにソーラ、時々大名座りしてるなあ」
よく意味がわからないの。
っていうか、なにかが違うと思うのー!!
- 2011/06/06(月)
09:39:35|
- Dog
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長く降った雨がやんだ翌日、離山を登った。
森は薄い霧に包まれていた。
しばらく歩くと雲が割れた。霧の森の中に光が射しこんでくる。
太陽が顔を見せたのはわずか数分。
我を忘れてシャッターを切りまくった。

- 2011/06/04(土)
12:01:08|
- 登山
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昨日、父ちゃん、とうとう我慢できなくなって、箪笥の奥からヒートテックを引っ張り出してきたよ。どんだけ寒くてももうしまったんだからって我慢してたのに、昨日は辛抱できなかったんだって。
母ちゃんと一緒に朝から「寒い~、寒い~」って念仏みたいに唱えてたもんね。
昨日の軽井沢、最高気温は10度。しとしと一日中雨が降り続いて、低温に高湿度。こういう寒さって冬の寒さとは全然違って滅入る寒さなんだってさ。
ぼくとソーラは絶好調だけどね!
我慢しきれずに引っ張り出してきたヒートテック、でも、今日からは出番がなさそうなんだ。これから晴れて、午後には気温23度まで上がるんだって。
「身体がおかしくなる~」って、天気予報みながら父ちゃん、頭抱えてた。
今朝だって気温8度だからね。それが23度まであがるって言うんだから、着るもの選ぶのも大変だし、やっぱり、身体の調節機能がおいつかなくなっちゃうかも。
ほんとに今年の春は変。晴れれば暑くて、曇ったり雨が降ると寒くて。
軽井沢じゃ藤の花がやっと満開だけど、例年より一〇日ぐらい遅いんじゃないかなあ。
ま、人間には大変でも、寒い分にはぼくら全然気にしないんだけどね!

- 2011/06/03(金)
09:41:17|
- 軽井沢 春夏秋冬
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今日はあまり楽しくない話だ。
まず、
ここを読んでいただきたい。
非常に長いが、要するに悪徳ブリーダーから犬を買い、とても苦労なされている家族の話である。
このブリーダーの悪い噂はよく耳にしていた。ここからバーニーズを買った知り合いもいる。その子はどうも股関節の具合がよくないようだったのだが、飼い主がそのブリーダーに相談したところ「運動のしすぎ、筋肉のつきすぎ」と言われたそうで、その言葉を信じてほっとしていた。
そんな話は聞いたこともない、とわたしは思ったのだが、嬉しそうにしている飼い主を見ていると口をつぐむしかなかった。
また、その子は「チャンピオンの子だから」という理由でわたしからすれば法外な値段で売られていた。
チャンピオンに価値があるのはわかるが、チャンピオンの子がチャンピオンと同じようになるとは限らない。あまりに馬鹿げた値段だった。
だが、それをよしとする飼い主がいるなら、わたしが文句を言うことでもない。
しかし、やり方があまりに阿漕にすぎると、いずれは自分で自分の首を絞めることになる。この悪徳ブリーダーは元々は仙台で営業していたのだが、そこにいられなくなり、今は那須に移っている。
いずれ、そこでもやっていけなくなるだろう。
こんな話は別にこのブリーダーに限った話ではない。たまたまバーニーズの繁殖をやっているから、わたしの耳によく入っただけだ。他にも似たようなブリーダーはごまんといる。
そんな話を聞くたびに思うのは、この国の犬文化の歪み方だ。法律が整備されていないこともあるが、それ以前に、日本のブリーダーたちは横の連絡をほとんど取らない。いや、それどころか他のブリーダーを敵視しがちだ。
この人はブリーダーとしては優秀だなと思っても、他の犬舎の悪口が出る。そうでなければ自分の作り上げた犬の自慢だ。
辟易する。苛々する。反吐が出る。
わたしがワルテルとソーラの出身犬舎を信用するのは、彼らが他の犬舎、ブリーダーの悪口を言わないからだ。聞かれれば答える。だが、自分たちから言い出すことはない。
他者の悪口を言わない。それが美徳になる世界とはいったいなんだろう。一般社会ではごく普通のモラルだ。
どうして日本のブリーダーたちはお互いの情報を交換しないのだろう。
ただ単に、いい犬を作る、そのためだけにでも情報交換は有用だ。遺伝子的に問題のある犬を交配させる悪徳ブリーダーなどの情報も共有すれば、これから犬を飼おうとする人たちになんらかの注意を喚起させることもできる。
いい犬を作るだけではなく、遺伝子的に問題のある犬を減らすというのもブリーダーの役目だろう。哀しみにくれる家族を減らすことにも繋がる。うちはちゃんとやってる、他の犬舎のことは知ったことではない、というのはあまりに利己的だ。
たとえば、日本BMD協会といったような団体を立ち上げて、そこに登録されているブリーダー以外からは子犬を買わないようにと訴える、それぐらいのことでも状況は大いに改善されるのではないかと考えることもある。
まあ、今の状態を見れば、実現性は低いのだが。
しかし、わかってほしい。
初めて犬を飼おうとする人たちは無知なのだ。飼おうとする犬に関して、その犬を飼おうとしている犬舎についてなにも知らない。だから、騙される。だから、悲しい目に遭う。あくどい連中はいつだって善意の仮面を被っているのだから。
まっとうなブリーダーの方からアクションを起こさない限り、悪徳ブリーダーに騙される人々はあとを断たないだろう。
ああ、本当に嫌な話だ。
わたしたちが望んでいるのは、自分の犬と幸せに暮らしたい、ただそれだけなのに。
- 2011/06/02(木)
09:40:46|
- Dog
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夜の散歩が終わったあと、ソーラがそそくさと寝室に消えていく。
しばらくするとワルテルも。
しばし時間をおいてから、こっそりひっそり寝室に侵入する。
ソーラは爆睡している。
ワルテルも寝ぼけまなこだ。

しかし、写真を撮りはじめるとワルテルが起きる。
その顔はとっても不機嫌だ。

不機嫌なワルテルを無視してさらに写真を撮り続けると、ワルテルははっきりと起きる。居心地悪そうにベッドの上を動き回る。
すると、爆睡していたソーラも目を覚ます。

「父さん、ねんねこの時は写真撮らないでなの。邪魔邪魔なの~」
そう言われても、ついつい撮りたくなるのが親心、いや、親馬鹿心、それとも写真馬鹿心?
まあいい。今夜はもう写真を撮るのは終わりだよ。
おやすみ、おれの可愛い子たち。
- 2011/06/01(水)
10:39:06|
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