暑い、暑い、暑い、暑い……
ここ数日、気温は30度前後、湿度はおそらく70%超。
高原のさわやかな夏とはほど遠い、軽井沢の蒸し風呂地獄がはじまった。
ただじっとしているだけでも汗が滲んでくる。料理の時間は最悪だ。コンロの前に立っていると、まるでサウナ風呂に入っているかのように暑く、だらだらと汗が出る。
雨が降るともういけない。窓を開けることもできなくなる。空気の動かない蒸し風呂のような空間でただただ耐えるしかないのだ。
湿度は朝が一番高い。気温は17,8度でも湿度は80%近く。
犬たちの息はすぐにあがり、わたしはシャワーでも浴びたかのように汗でずぶ濡れになる。
「少し休もう」
犬たちを少し涼しげな場所で座らせる。
こう蒸し暑いと写真を撮る気も失せるというものだが、ブログ用の写真ストックがなくなりつつある。少しでも撮っておかねば。
ワルテルもソーラも座ったまま動かない。ワルテルはパトロールをする気力もないようだ。
開きっぱなしのふたりの口からだらだらと涎が落ちる。
もうすぐシャッターチャンスがやって来る。ワルテルと付き合いの長いわたしにはピンと来た。
汗を拭くのも忘れてファインダーを覗き、その時が来るのを待った。
涎を舐め取るためにワルテルが舌をびろーん。
その瞬間を切り取って、暑さに対する恨めしさが少しは薄れた。
だって、モニタで画像を確認して笑ってしまったんだ。
- 2011/06/24(金)
09:26:14|
- 軽井沢 春夏秋冬
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