ワルテルと天使たちと小説家

嗚呼……



 昨日、犬舎のIさんが浜松からわざわざソーラを迎えに来てくれた。
 涸沢に行ったりしたものでスケジュールが超緊密状態、自分で送り届ける時間がなかったのだ。

 わたしの仕事部屋で寝ていたソーラを呼び、玄関に連れて行った。
 Iさんを見た瞬間、ソーラは固まり、ぶるぶると震えはじめた。
 なぜそこにIさんがいるのかを瞬時に理解したのだ。
 頭がいいにもほどがある。

 思わずソーラを抱きしめた。
 震える身体を撫で、さすり、「だいじょうぶだぞ、ソーラ、だいじょうぶだ」と呪文のように繰り返した。
 リードをつけようとするとソーラは逃げ出した。

 行きたくないの、行きたくないの! わたしは父さん、母さん、ワルテルとずっと一緒にいるの!

 全身でそう訴えている。

 心を鬼にしてリードをつけ、Iさんの車にソーラを乗せた。その途端、ソーラは震えるのをやめた。諦めたのだ。

 ごめんな、ソーラ。できるだけ早く迎えに行くからな。

11_1004_2.jpg

 寂しくて、せつなくて、たまらない(涙)






  1. 2011/10/14(金) 08:34:13|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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