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ワルテルと天使たちと小説家

心と身体のバランス



 おとといの昼間、宅配便が家に来たんだ。ぼく、窓から外見ててそれに気づいてガウガウ吠えたんだよ。
「おまえ、だれの許可得てぼくたちの縄張りに入ってきてるんだよー!!」
 ってね。
 ガウガウだけじゃなく、ぴょんぴょん飛び跳ねたんだ。

 そしたら、着地した時にぐぎってなって、右前足がいたたになって「キャーン」ってなったんだ。
 父ちゃん、慌てて飛んできたけど、いたた治らなくて、ぼく、ずっと右足上げたまま。

 最初はちょっとひねっただけかなって父ちゃんも思って、手術の時にもらった痛み止めのあまりをご飯に混ぜたりしたんだけど、ぼくはやっぱり右足あげたまま。
 痛み止めが効かないってのはまずいなっていうことで、昨日の夕方、病院に行ってきたんだ。

 診断は捻挫! 痛み止めと消炎剤飲んで一週間は安静にだって。

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「ワルテル、確かにおまえは永遠の三歳児だな」
 病院からの帰りの車の中で父ちゃんが溜息ついたんだ。
「もう7歳と8ヶ月、肉体的にはおっさんなのに、心は幼稚なままだ。だからこんな怪我するんだなあ」

 ぼくはさ、右足に湿布されてバンテージでぐるぐる巻にされてて、それが気になってしかたなくって、取ろうと必死だったんだ。

「聞いてるのか、ワルテル!」
 父ちゃんの声のトーンが跳ね上がって、ぼくとソーラ、びくっとしちゃったよ。

「大型犬で8歳ったら、おっとりしてだな、泰然自若ってのが普通だと思わんか」

 そんなこと言われてもねえ。そんなことより父ちゃん、この右足のバンテージ取ってよ。気になって仕方がないんだ!

「はぁ……」
 父ちゃん、もっかい深い溜息ついて、それからは無言で車を運転したんだよ。

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  1. 2011/12/21(水) 10:31:04|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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