ワルテルと天使たちと小説家

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  1. 2012/01/25(水) 11:18:31|
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空と大地の境目で



 気温マイナス12度。湿度高め。こういう日は素晴らしい景色に出会える確率が高い。
 だから、喜び勇んで寒い中起き出したのだが、空を見上げればどんよりとした雲が空を覆っていた。
 舌打ちし、うなだれ、ゆっくり散歩の支度をする。
 これだけ寒いと、車の中は冷凍庫だ。十分以上暖機運転をしておかなければ窓が凍りついたままで運転することもままならない。

 家を出たのは7時少し前。
 バックミラーに朝焼けが映った。

「ん? 東の地平線は雲が切れてるのか?」
 慎重にアクセルを踏む。道路は凍結してつるんつるんだ。先を急ぎたいが、闇雲にスピードを出せば車の挙動が破綻する。

 いつもの農地に着く。地平線と雲の間のわずかな隙間が赤く燃えている。南の方に目をやれば、おぼろではあるが、虹色をしたサンピラーが見える。晴れていれば日暈と幻日がセットで見られただろう。
 残念だがしかたがない。しかし、地上に蓋をしたような雲と地平線の間から現れる日の出は充分に美しいはずだ。

12_0124_8.jpg

12_0124_10.jpg

犬たちにシッコとウンチをさせてその時を待つ。
「遊ぶ前に、父ちゃんにちょっとだけ付き合ってくれな」

 そう話しかけると、犬たちは素直に従ってくれる。

 来た。
 雲と大地の裂け目に太陽が顔を出す。
 テストシューティングは済んでいる。露出はばっちりだ。
 わずか5分ほどの間に100枚ぐらい写真を撮った。日の出を待つ間、頭の中でシミュレーションを繰り返していたのだ。本番が来たら、もうシャッターを切るだけでいい。

 太陽が雲の上に姿を消すと、やっと一息ついた。

「OK」

 そう声をかけると、ソーラは走り出し、ワルテルはパトロールを開始した。
 この素晴らしいモデルたちがいなければ、おれの写真は成り立たない。

12_0124_12.jpg

↑遊んでいるのではありません。突進してくるソーラをワルテルがよけているのです(苦笑)。

 明日の更新はおやすみさせていただきます。




  1. 2012/01/25(水) 09:31:23|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

walterb

Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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