ワルテルと天使たちと小説家

家族の肖像~桜~



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(c)チンタ、もとい、コンすけ、もといこーすけ


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(c)burgちん






  1. 2012/04/30(月) 13:33:37|
  2. その他
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Milky morning



 久しぶりの凄い濃霧。
 よっしゃ、霧と桜を撮りに行こうと隣町まで出かけたが、桜はまだ蕾のままだった。
 例年なら満開になっている時期なのに……(涙)

 満開になるのはGW中か……撮影は無理だな(号泣)

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 GW中は不定期更新になります。
 ご理解のほどを!



  1. 2012/04/27(金) 11:49:10|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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不安



 ここ数日、ワルテルがひどい咳をする。
 肺の腫瘍とは関係ないと思う、と医者には言われているのだが……

 心配で心配で、でも顔には出さず、笑いながらワルテルの背中をさする……

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  1. 2012/04/26(木) 10:22:56|
  2. Dog
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元気のバロメータ



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 桜吹雪の中で……

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 元気にエアへこへこ(爆)



 ソーラ、うざったいだろうけど、いやだろうけど我慢してくれ。
 へこへこはワルテルの元気のバロメータなんだ!


  1. 2012/04/25(水) 10:19:30|
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さくら



 もう少し曇ってくれればさくらの色もしっとりと、ワルテルたちが暑さにばてることもなかったんだが……
 軽井沢近辺のさくらももうそろそろかな~

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  1. 2012/04/24(火) 10:59:29|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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胴長ソーラ?



「ソーラ、カム!」

 父ちゃんがコマンドを出すと、ソーラがかけてくる。
 ヒートの後はいつもそうなのだが、軽快にではなく、どすどすどすどす小走りに駆けてくる。

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 ん?
 今日のソーラ、異様に胴が長くないか?
 あれ? 尻尾がふたつある?

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 ヒート直後のソーラが軽快に走らないのは、きっとこの背後霊も原因のひとつなのだろう(苦笑)




  1. 2012/04/23(月) 09:37:02|
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朗報



 今日は父ちゃんひとりで病院に行ってきた。
 薬を受け取るためと、被毛検査の結果を聞くためだ。

 被毛検査というのは、ワンコの毛根付きの毛を数本抜き取って分析、ワンコの体調その他を調べるというもの。

 この検査の結果、ワルテルはこれまで穀物類一切禁止の厳命を受けていてた。主食は肉とジャガイモ、カボチャ。それでデトックス。
 でも、この食事に飽きてきたのか、最近は食いつきが悪いというのはこの前書いた。

 しかし、今日の被毛検査の結果、穀物解禁!! これまでダメって言われていた魚類、生食もOKの結果が出た。

 これはデトックスが順調に進んでいるという証拠なのだ!!!

 ごはんのバリエーションも増やせるから、飽きて食わなくなるという心配もない(しかし、手作り食を続けてると、ドッグフードってどれだけ嗜好性が高いものいれてるのかよくわかるなあ)。

 ワルテルご飯担当の母ちゃんも少し楽になる。
 それよりなにより、ワルテル、美味しいご飯がいっぱい食べられるなあ、よかったなあ!!


  1. 2012/04/21(土) 10:46:16|
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Family portrait #2



 昨日はまたまたソウル・ブラザーズがやって来て、桜の下での家族肖像写真撮影会。
 軽井沢近辺はまだ桜のさの字もないので、お隣の群馬県まで遠征してきた。

 桜はいい感じだったのだが、ワルテルたちにはちょっと気温が高すぎたかなあ。
 ソーラなんて車を降りた瞬間からはぁはぁはぁだし、ワルテルはソーラにへこへこしようと無駄な動きを繰り返してへたばるし、そのくせ、人間には曇ると肌寒い気温だったりして往生した。

 それでも、撮影自体は順調で、いい写真がいっぱい撮れたのではないかと思う。
 嬉しいなあ。

 これからは暑くなるので、しばらく家族肖像写真撮影会はなしだ。
 次は、秋の紅葉かな。
 その時はまたよろしく頼む、魂の兄弟たちよ!

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  1. 2012/04/20(金) 10:14:46|
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ふらふら(苦笑)



 土曜日曜と女子を追いかけて追いかけて追いかけまくったワルテル。
 月曜、火曜とちょっとお疲れ気味。それでも隙を見つけてはソーラにエアへこへこ。

 昨日、病院に行ったら、先生に「ワルテル、足もとが少しふらふらしてるね」と言われた。
 まったくそのとおり。

 普通の散歩の時も、ソーラに乗ろうとして父ちゃんに叱られて、そうすっと素直に従うのだけれど、足取りが重い。
 疲れが筋肉に溜まっている感じだ。

 しょうがねえなあ。へこへこ命だもんなあ。

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 少しゆっくりやすんで、またどこかにいい女子いないか探しに行こうか。な、ワルテル。

 そんなふうに語りかけながら、寝ているワルテルの後ろ脚をマッサージする父ちゃんと母ちゃんなのである。



  1. 2012/04/18(水) 11:26:01|
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可愛い娘、可愛い妹



 荷物を部屋に運んで玄関に戻ってくると、奥の方で「ブコブコ、ヘゲヘゲ、ヒーン」と変な声で泣いている子がいた。
 ソーラだった。
 ほんの一瞬目の前を通り過ぎただけの父ちゃんにめざとく気づき「わたしはここよ、父さん、ここなのー!!」と猛烈な自己アピールをはじめたらしい。

 ああ、なんて可愛いんだろう。

 女子に夢中なワルテルとおしゃべりに夢中な母ちゃんは好きにさせておいて、ソーラを連れて荷物を置いた部屋に向かった。

「ソーラ、父ちゃんと一緒にねんねこしよう。久しぶりだなあ」

 ソーラはヒーンヒーン、クーンクーンと何度も甘えた声を出す。
 我が家にいるときはついぞ聞かない声だ。
 寂しかったんだなあ。

 ソーラを撫でる。全身を撫で回してやる。

「ソーラ、こんなところに傷跡があるぞ。こっちにも、あっちにも」

 ソーラの身体は傷だらけだ。
 家にいるときは可愛い娘、可愛い妹だが、犬舎にいるときは戦うおねーさんなのだ。

 今回も「きょーいく」しまくり、柱を壊し、ベッドを壊し、年上のおねーさんにも「きょーいく」しようとして怒らせ、しかし怯むことなく戦って、相手を圧倒していたらしい。

 うちにいるソーラからは想像もつかない逞しい姿だ。
 父ちゃんの娘でいるときと、犬舎のきょーいく係になるときは犬格が変わるのだろうか。
 犬って本当におもしろい。

 眠気に襲われてあくびをすると、ソーラの甘え鳴きもおさまった。
 やっと、父ちゃんはもうどこにもいかないということが納得できたみたいに。

 ソーラのおっきな身体を枕にして、父ちゃんは寝た。

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 そうそう、ソーラとワルテルが再会したときのことだ。
 周りは犬だらけ。ヒートが終わった直後のソーラはまだいい匂いが残っているので雄犬たちに狙われる。
 ソーラは逃げ回り、逃げ惑い、しかし、ワルテルが近くに来たら動きを止めてワルテルの匂いを嗅いだ。
「ワルテル~!」
 再会した喜びを爆発させようとしたソーラだったが、雄犬たちが突進してきて、慌てて逃げはじめた。

 ワルテルはルチアちゃんという女子に夢中でソーラには一瞥もくれなかった(苦笑)

 そんなワルテルでも、周りに他の女子がいないとソーラにくっついて離れない。

 ソーラは久々の我が家でのんびりすることもできず、背後霊と化したワルテルにうんざりした顔で応じている。

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  1. 2012/04/17(火) 11:18:46|
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兄妹そろって……



 午前6時半を少し過ぎたころ、軽井沢を出発。
 あいにくの天気のせいか、下道は空いていて楽ちんドライブ。

 そういえば、今日は第二東名が開通だっけな。よっしゃ、第二東名爆走したろ。
 父ちゃんはそんなことさえ考えていた。
 が、しかーし!! 午前10時半前後、新清水インター付近を通過。その時知った。「4月14日午後3時開通!」
 なんじゃそらー?
 4月14日開通ったら、ふつう、4月14日午前零時開通だろー!!

 いくら叫んでも開通しないので、仕方なくいつもと同じ清水インターからふつーの東名に乗って浜松へ。

 もう、みんな到着しておりました。犬舎に残っているエステル(牝)は当然として、グランもキャプテンも。8歳とは思えないテンションで動き回っている。

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 一番上のケーキの写真はファビュラス家が送ってくれたんだっけかな? 間違えてたらすみません。
 二番目のケーキはグラン母さん手作り。ちゃんとワルテルが食べられるものでこさえてくれました。感謝です。

 ワンコそっちのけでおしゃべりに夢中になる母さんたち。
 父ちゃんはソーラを連れて別室でまったり昼寝。
 母さんたちのおしゃべりが一段落したところで、さあ、ケーキカットだ、さあ記念写真を撮ろうということで父ちゃんは叩き起こされた。

 しかし!
 狭いところに人間と犬がわんさかいて、犬たちはぐるぐるぐるぐる動き回っており、中でもワルテルは女子を追いかけて追いかけて追いかけて……写真なんか撮れるかー!!

 仕方がないので写真は外で撮ろうということになったのだが……

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 ケーキに目が釘付けなやつら(キャプテン&グラン)
 ケーキが気になるけど、他のワンコや人間が気になって仕方のないお嬢(エステル)
 女はどこだ、女はどこだのワルテル。

 写真なんか撮れるかー!!

 仕方がないので保護者同伴で記念撮影をすることに。

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右からグラン、エステル、キャプテン、ワルテル

 これにしたって、50回以上シャッターを切っているのだが、4頭すべてがカメラ目線をくれた写真は一枚も撮れない……
 8歳だというのに、大型犬だというのに、なんという落ち着きのなさ……(溜息)

 まあいいよいいよ、誕生日だ。みんな8歳だ。もう我が儘言ってもゆるされる年齢だ。
 来年も誕生日を祝おう。再来年もみんな一緒に集まろう。


 ワルテルはご飯を食べるのも忘れて手当たり次第に女子を追いかけ回していた。近くに女子がいなくなるとソーラを追いかけまわしていた。
 とにかくご機嫌。とにかく休まない。レントゲンを見た医者が慌てふためくような巨大な腫瘍がある老犬だとは思えない。
 帰りの車の中ではさすがに爆睡。
 幸せな二日間だったに違いない。

「3歳までは幼犬。6歳までは良犬。9歳までは老犬。10歳からは神様の贈り物」

 バーニーズという犬種の短命さを表すこの言葉を何度も噛みしめる。
 根拠もなくずっとそばにいてくれるものだと思ってしまいがちだが、そうではないのだ。
 毎日を、一分一秒を大切にしてやらなければ。

 ワルテル、グラン、キャプテン、エステル、みんなそろって神様の贈り物になろうな!






  1. 2012/04/16(月) 11:14:23|
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8歳だ!



 明日はワルテルの誕生日。
 8歳だ。父ちゃんの子分になって8年だ。長いようで短い。短いようで長い。

 来年も誕生日を祝おう。再来年の誕生日も祝おう。な、ワルテル。

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 明日は久々に犬舎に行って、同胎兄弟たちと誕生日を祝うんだ。
 母ちゃんがなんかもう、一ヶ月以上前から張り切ってるからなあ。
 犬舎には女の子がたくさんいるぞ。思う存分匂いを嗅がせてもらえ、できればへこへこしまくってみろ。
 それが誕生日プレゼントだ。

 父ちゃんはソーラに会えるのが嬉しくてたまらない。
 ソーラも一緒に帰ってくるんだぞ。やっと群れが勢揃いだ。甘えん坊のワルテルが威張りん坊のワルテルに早変わりだなあ。

 ソーラが戻ってきたら、群れでゆったりまったり過ごそう。

 父ちゃんがソーラにでれでれしても嫉妬したりするなよ。それだけは頼むぞ、ワルテル!

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 波動療法のことで質問がありました。
 質問者のメアドがわからないのでここで返答します。

 レヨメーターを購入すれば個人でも治療はできるそうです。
 しかし、機械は高いですし、専門知識がない場合はいろいろと大変です。波動療法について専門的な勉強をした医師の診察を受けるのがベストだと思います。

「バイオレゾナンス学会」で検索してみてください。






  1. 2012/04/13(金) 11:05:07|
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治療の中身



 さて、ここいらでワルテルの治療に関して、整理していこうか。

 通院は週に一回、もしくは二回。
 毎週行うのは、身体の調子を整えるための注射を数本。それから触診。
 二週に一回行うのが波動療法。
 これはドイツではじまった自然療法。

 この世に存在するあらゆるものはそれぞれに固有の振動数(波動)を持っている。人間や動物の身体の部位や臓器も同じ。
 病気の身体、病気の臓器は本来の振動数からずれている。だから、この振動数を正常の値に戻してやれば、自己免疫力があがるはずだ、というのがこの療法の考え方の骨子。
 東洋では気功にあたるのだが、気功では特別な訓練を受けた気功師しか治療を行うことができない。しかし、波動療法では気功師の代わりにレヨメーターという機械が治療を行ってくれる。
 はるか数千年の時を経て育まれた東洋医療のひとつと、ここ百年ぐらいの間に化学療法以外の治療法を求めた西洋医学の一派がほぼ似たような治療法に辿り着いたというのが実に面白い。

 この波動療法を受けたあとのワルテルは実に気分が良さそうなのだ。

 病院でしてもらうのは、あとは投薬だ。
 漢方やホメオパシィ、レメディその他諸々、先生が自分の知識を駆使してさまざまな薬を処方してくれる。
 もちろん、どれもこれも自然なものである。
 量が多いので飲ませるのがやっかいなのだが、そのための知恵を絞るのも楽しみになっている。
 面倒くさい、困る、参ったなどといったネガティブな感情で闘病生活を支えるより、楽しみながらやった方がいい。

 家での治療のメインはやはり食餌療法。
 基本となる考えはマクロビオティックだ。食材の陰陽を考え、組み合わせ、ワルテルの身体にいい作用を及ぼすようなメニューを考える。
 今現在の主食はジャガイモと馬肉。ジャガイモはデトックス食材としてすごくいいものなのだが、マクロビオティック的には身体のバランスが崩れやすいので、葛粉を水で溶いたものを食事に混ぜて陰陽のバランスを取る。
 その他に冷蔵庫の中にある野菜を足すのだが、なるべく地産地消、地元で取れた野菜を使うよう心がける。
 最悪でも国産のもの。

 先日、スーパーでレタスを見たら、長崎産のよれよれのレタスが並んでいた。
 そうまでしてこの時期にレタス食べたいか?
 夏の地元産の瑞々しいレタスを知っているだけにげんなりした。

 地元のものを、旬のものをが基本だ。

 免疫の中心をなすのは小腸である。
 だから、腸内環境を整えれば免疫力があがる。腸内環境を整えるのには乳酸菌が有効である。
 しかし、うちの先生は人間にも犬にも乳製品はよくないという考えなので(マクロビオティックでもそうなのだ)、ヨーグルトは不可。
 代わりにぬか漬けにした大根や人参、カブをふたきれほどみじん切りにして食事に混ぜてやる。

 はじめのころは喜んでがつがつ食っていたワルテルだが、最近は飽きてきたのか、食いつきが悪い。
 そこで、リンゴのすり下ろしをご飯にかけてやっている。これで食いつきも元に戻った。
 どうやってワルテルに食わせるか、ここも頭の使いどころだ。作戦を練り、実行し、敵を(ワルテルを)打ち負かす。
 ちゃんと食べたときは大変嬉しい。
 これもまた楽しみながらやるのがコツだ。

 寒い間は根菜が中心の食事だが、季節が変われば旬も変わるのだから、食事内容も変わっていく。
 人間と同じですな。

 ああ、そうそう。最近は暖かくなって虫が出始めているので、食事にニンニクのすり下ろしを少々入れている。虫はニンニクの匂いが苦手なのだそうだ。
 フロントラインのような薬は使いたくないので、しばらくはこのニンニク作戦および自然素材を使った虫除けスプレーの二本立てで行こうと思っている。
 なに、マダニーがついたらとってやればいいのだ。

 あとは、毎日が楽しく。
 ご飯食べれて散歩が楽しくて、家族がいつも一緒で安心して眠れる。
 これが一番かと思う。

 化学療法をやめると決めた時から、レントゲンも一切撮っていない。だから、ワルテルの癌がどうなっているのかはわからない。
 だが、治療をはじめる前は歩くのが辛そうだったのに(だから検査に行って、組織球性肉腫だということが判明したのだ)、今のワルテルは軽快に歩く。左後ろ脚の膝が腫れたように感じていたのに、それも引いた。
 よくなっているのだと父ちゃんと母ちゃんは信じている。

 これからの敵は、風と雷と花火だ。
 ストレス溜まると活性酸素も溜まるからなー。
 父ちゃん、頑張って戦うぞー!!


 今日の写真は、前にアップした4月の雪の別バージョン。
 最近、写真を撮ってないからストックがなくなってきた。やべーなー。
 でも毎年、4月は著しく写欲が落ちるのだ。はやく新緑の季節にならないかな~。

  1. 2012/04/12(木) 10:41:43|
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春だ、春になっちまった



 森に分け入ると、もう残雪もほとんど消えていた。

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 ところどころで必死に足掻いている雪を見かけるが、がびっがびのつるつるだ。
 楽しくもなんともない。

 裸の木々の向こうに春の空が広がっている。
 足もとは雪に埋もれていた枯れ葉が顔を出して秋色だ。
 森が春の色に染まるまではまだ一ヶ月近くかかるだろう。

 つまらない、つまらない、ああつまらない。

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 でも、ワルテルはおかまいなしだ。
 冬の間、雪の下に埋もれていた森の匂いを丁寧に嗅いでいく。
 パトロールは犬にとって、ストレス解消の行動だ。森の空気を吸って、ストレスを発散して、肉体の持つ抗酸化力、免疫力を高めてくれればいい。
 もうしばらくすると、熊が活動をはじめる。
 そうなるとリードを外して自由にしてやれる機会も激減する。

 今のうちだぞ、ワルテル。
 思いきり堪能しろ。

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 森に降り注ぐ光はもうすっかり春だ。




  1. 2012/04/11(水) 10:23:59|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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顔芸



 なんだよ、ワルテル。まじめくさった顔しちゃって。
 すっかりおっさんじゃねえか。分別くさくてまるでワルテルじゃないみたいだぞ。
 父ちゃん、ちょっとどきっとしちゃうじゃないか。

 せっかくの雪だ、もっと楽しめよ。

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 なんだよ、今度はふて腐れてんのか?
 しょうがないだろう。母ちゃん東京だし、ソーラが戻ってくるのは来週だ。
 いやでもなんでも父ちゃんとワルテル二人っきりなんだからさ。

 わかったよ。
 ちょっと写真撮るのやめて、父ちゃんもワルテルに付き合うか。原っぱの上で寝っ転がるか。
 服汚れちゃうけど、母ちゃんいないからだいじょうぶだよな、叱られることないもんな。

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 おいおいおい、父ちゃんの目線が下がったのがそんなに嬉しいのか?
 ごろりんまでしちゃって、お腹もちんちんも丸見えだぞ。いいのか、こんなところでそんな無防備な格好して。
 まるで子供の顔だ。
 でも、父ちゃん、ふたりきりの時に見せてくれる顔もいいけど、やっぱり永遠の三歳児の顔が好きだな。
 ソーラがいるときの威張りんぼうの顔が好きだな。

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 でも、でも、やっぱり甘えてるときの顔もいいか。たまらんなあ。おれにしか見せてくれない顔だもんなあ。

 結局、どんな顔しててもワルテルが大好きだってことだなあ……


 



  1. 2012/04/10(火) 10:57:50|
  2. Dog
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4月の雪 #1



 目覚めると、外は吹雪いていた。分厚い雪雲が空を覆い、世界は薄暗い。

 今シーズン最後の雪だろうと、いそいそとワルテルを伴って外へ出た。
「さあ、ワルテル、今朝の散歩はどこへ行こうか」

 秘密基地がいい。あそこからだれにも気兼ねせず、思いきり雪を堪能できる。

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 ワルテルと歩いていると、東の空で雲が薄くなった。柔らかな朝日が降り注いでくる。
 その光を受けて雪がきらきらと輝く。

 ああ、綺麗だな、ワルテル。
 この綺麗な景色を父ちゃんとワルテルで独占だなー。

 ワルテルはご機嫌だ。
 あっちの匂いを嗅いでは父ちゃんのところに戻ってきて、満足いくまで撫で撫でしてもらうと、今度はそっちの匂いを嗅ぎにいく。

 積もりそうにはない。
 でも雪だ。きらきらと輝く素敵な雪だ。

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 散歩から戻ると雪は小降りになり、やがてやんだ。
 昼前にはすべて溶けて消えてしまった。

 やっぱりこれは、遠い空の向こうにいるだれかjからの贈り物なんだと思えてくるのだ。

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 それにしても、楽しかったなあ、ワルテル。





  1. 2012/04/09(月) 09:20:04|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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お知らせ



 北里大学獣医学部犬部!

 学生たちが人間に捨てられた犬や猫を救おうと立ち上げたサークル、その笑いと涙の奮戦記。

 父ちゃんが解説書いてます。

 ワンコと暮らしてる人も、そうでない人も、是非ご一読を!
 人間のエゴのために散る命が少しでも減りますように!

 片野ゆか著
 ポプラ社刊 定価680円(税別)
 4月6日発売です。


 通常のブログ更新はこの下にあります↓



  1. 2012/04/06(金) 11:03:57|
  2. その他
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ねむねむ……



 やっと風がやんだ。
 ワルテル、散歩の時もにっかにか。風がびゅーびゅー吹いてる間はリードを放してやっても父ちゃんのそばから離れなかったのに、風がやんだらパトロールの再開だ。

 でも、風が吹き荒れた三日間、ワルテルはほとんど寝てなかった。
 だから、散歩から戻るとねむねむに。

 いつもならがっつり起きてるのに、足を拭くのを待ってる間、瞼が重くなって、早く足吹いてもらいたいし、ご飯だって食べたいのに、ねむねむには勝てないらしい。

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 あんまり気持ちよさげに眠っているので、母ちゃんは起こすのが可哀想だと言って、ワルテルの足を拭くのを30分待ったのだ。

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  1. 2012/04/06(金) 10:56:57|
  2. Dog
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恨めしすぎるぞ!



 昨日の夕方過ぎにはやっと風もやんで、ワルテルは落ち着いて爆睡した。ずっと寝ていなかったのだ。
 やれやれ、これで一安心と思ったのも束の間、今朝は4時に起こされた。

 なんだ? どうした、ワルテル?

 耳を澄ますと、外では風がびゅーびゅー吹いている。

 また風かよー(号泣)

 父ちゃん、母ちゃん寝不足。
 ワルテルはこわこわすぎてご飯も食べない。

 お願いです、風さん、やんでください~(懇願)

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  1. 2012/04/05(木) 09:16:08|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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恨めしや、春の嵐



 西日本では凄いことになっている、これからは東日本でも凄くなる、とニュースでやっていたが、軽井沢は静かなもの。
 雨も小降りだし、風もない。
 こりゃ楽勝だなと思っていたら、夕方、空が光った。

 ごろごろごろごろ~

 途端にワルテルの尻尾が下がる、頭皮が頭蓋骨べったりはりついて、口は開いてベロがだらん、はあはあはあが激しくなって、涎をぼたぼた垂らしまくる。

 レスキューレメディを与えると少しは落ち着くが、だからといって恐怖が去ったわけじゃない。

 やっと雷が収まったと思ったら、今度は風だ。
 びゅーびゅーびゅーびゅー。風にあおられた木々の枝がぶつかり合う音が響き、雪が溶けてやっと顔を覗かせた去年の秋の枯れ葉がからからからと嫌な音を立てて舞う。

 ワルテルは完全に瞳孔が開いている。

 だいじょうぶだ、なにも心配ないぞ、雷や風がワルテルにいたたしたことあるか? ないだろう。

 語りかけながら落ち着くようにワルテルを撫でてやる。
 しかし、父ちゃんにだって限界はある。一時間もそうやっていると、腕が動かなくなってくる。

「母ちゃんに代わりに撫でてもらえ」

 そう頼んでもワルテルは父ちゃんのそばから動かない。こんな時、母ちゃんは頼りにならないらしい。
 父ちゃんの足もとはワルテルの涎でびちゃびちゃだ。

 夜になっても風はやまず、ワルテルはベッドルームをうろうろうろうろ。ベッドに上がっちゃすぐに下り、なんとかしてくれと父ちゃんの身体に前足をかけ、狭いところに潜り込んでははあはあはあはあと風に負けないぐらい大きな呼吸音を出す。

 夜中に何度起こされたか。何度慰めてやったか。何度もうゆるしてくれと懇願したか……

 恨めしや春の嵐。
 父ちゃんも母ちゃんもワルテルも、我が家は全員極度の寝不足である。
 父ちゃん、久々に大寝坊した……



 FC2ブログがなんの予告もなくいきなり写真アップロードの仕様を変更しました。
 なんのための変更なのか、どんなメリットがあるのか現時点でよくわかっていないのですが、携帯などから写真が見られなくなったという人はいますか? お手数をかけますが、そういう方がいたら、コメント欄で報告お願いいたします。


  1. 2012/04/04(水) 09:53:55|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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虹の橋のたもとから



 土曜日。
 軽井沢にはもう雪ほとんどないし、去年のクリスマスに来たときにも雪なかったし、最後の日ぐらい雪音を雪のあるところに連れて行ってやろう!

 というわけで、早起きしてみんなで北軽に行った。
 最初はまだ見たことがないという雪音と義妹1号に見せてやろうと浅間大滝に向かったのだが、駐車場が雪解け水で底なし沼のようになっていた。
 これはあかんと行き先を浅間牧場に変更。

 しかし、浅間牧場も雪はガビガビでツルッツルだし、風はびゅーびゅーだし雨は降ってくるしで散々だった。

 せっかく来たけどこれはあかん、とっとと帰ろう。
 みんなで丘を下りようとしたとき、浅間山の麓の森から虹が立ち上がった。

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 か細い虹で、現れていたのもたった数分のことだったけど、虹は虹だ。
 雪音は「虹の麓、初めて見た」と喜んでいた。

 父ちゃんはマージを見た。
「ワルテル、見えるか? 虹の橋のたもとでマージがこっちを見てるぞ。ワルテル、頑張れって言ってるぞ」

 父ちゃんには間違いなく、虹の橋のたもとで穏やかに笑っているマージが見えたのだった。

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虹の橋のたもとのお話を知らない人は、こちらでチェックを!





  1. 2012/04/02(月) 09:32:34|
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プロフィール

軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

walterb

Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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