ワルテルと天使たちと小説家

自力歩行困難



 昨日までは、父ちゃんが立ち上がるのを助けてやれば、ワルテルはよろよろしながらでも自分で歩くことができた。
 が、今朝はダメだった。なんとか立ち上がらせても下肢に力が入らない。ハーネスで支えてやっても、下半身から崩れ落ちてしまう。

 お腹の下に腕を入れ、なんとか立っているのを支えてやって、それでやっとワルテルはシッコをした。し終わるとその場にへたりこむ。

 顔だけ見るとやつれた感じはまったくしない。目力もあるし、食欲もそこそこだ。
 だが、身体に力が入らない。

 本人も「なんで身体が思うように動かないんだろう」と歯がゆそうな面持ちだ。

 腎臓や肝臓が弱ると、スジに力が入らなくなるのだそうだ。だから、筋肉量が落ちたわけでもないのに歩けなくなる。
 腎臓を患った人間がいつもだるく感じるのと同じだろうか。

 癌と戦っているワルテルは腎臓も肝臓も常にフル回転状態。
 この状態を緩和すべく、父ちゃんと母ちゃん、それに先生は日々奮闘している。

 ワルテル、寝小便しても寝ウンチしてもいいからさ、もっと水飲もうぜ。スープ飲もうぜ。肉ばっかり食ってんじゃねえよ。
 オシッコたくさんしたら、それだけ腎臓は楽になるんだぞ!

12_0730_2.jpg

 しかし、歩けないワルテルを見ても、父ちゃんも母ちゃんもそんなに悲嘆していない。
 ワルテルの目に力があるから。
 それに、マージとの闘病で経験を積んでるから。
 飼い主としてボスとして、父ちゃんたちも進歩しているのである。



  1. 2012/08/09(木) 10:26:50|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

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