ワルテルと天使たちと小説家

強い男だ、凄い男だ



 ワルテルは日々回復している。
 ご飯はまだ充分に食べられないが、水はよく飲むし、なにより、目に力が戻ってきた。
 寝返りを打ちたい、おむつを取り替えて欲しいなどの要求鳴きも日に日に頻度が増していく。

 今朝などは、どうやってこの位置に移動したのかと驚くぐらい、いつも寝ている場所から離れたところで寝ていた。床が熱くなるからなのか、いざって寝心地のいい場所を探しているらしい。

 月が欠ければ欠けるほど、ワルテルの力が戻ってくる。
 ありがたい。と同時に、その生命力の強さに感嘆する。
 いずれまた、カートに乗っての散歩にも行けるようになるだろう。

 頭が下がるのは母ちゃんに対してもだ。
 昨日、ワルテルは軟便をした。丸二日、なにも食べていないところに少量とはいえ食べ物を入れたからだろうか。ワルテルのお尻周りは激しく汚れていた。
 だが、母ちゃんは臆することなく、自分の手が汚れるのもかまわず、丁寧に丁寧にワルテルのお尻周りを綺麗にした。
 母ちゃんが肛門を拭くと、それが刺激になってまた軟便が出てくる。すると一からやり直しだ。それでもめげずに、綺麗になるまで踏ん張っていた。

 きっと、父ちゃんが寝たきりになってもあそこまではやってくれないだろう(苦笑)

 ともあれ、ワルテルは元気を取り戻しつつあります。
 心配してくれていたみなさん、ご安心を。

12_0827_7.jpg

 我が家と同じように、病気のワンコを介護している人たちがこのブログを見てくれているようなので、ワルテルに食べさせている回復食の内容を紹介しておく。

 玄米お粥、ブロッコリーのスプラウトを擂り鉢ですったもの、ナスの古漬け(ぬか漬け)のみじん切り、ドライプルーンのみじん切り、すりごま、葛溶き湯を混ぜてどろどろにしたものだ。
 これを指先ですくい取って舐めさせてやる。
 ワルテルにはこれを一回、小さじ大盛り一杯、一日六、七回の割合で食べさせている

 栄養学的にも各種ビタミン、ミネラルが摂取できるし、東洋医学的にも食物の気を摂取できるので良いらしい。
 肉などのタンパク質を与えたくても吐き戻すか下痢をしてしまうので、この回復食で胃をならしつつ、本格的な食事を与えるタイミングを探るのだ。

 この食事をすくい取った父ちゃんや母ちゃんの指先を、ワルテルは一生懸命舐めてくれる。
 その姿を見ていると、愛おしさに胸が締めつけられる。




  1. 2012/09/03(月) 11:34:10|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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