
今日は父ちゃん、午後から東京です。半年ぶりです。
ちょっと怖いです(苦笑)。
すっかり田舎者の父ちゃんです。
X-E1 + CONTAX G SONNAR 90mm F2.8
- 2012/11/30(金)
08:45:02|
- その他
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わけあって、観光シーズン中は使えない秘密基地。
11月の連休がすぎると、別荘族、観光客の姿もぐっと減ってやっと遊べるようになる。
ソーラもここのことはよぉく覚えてるようで。車の中からすでにハイテンション。車を降りてリードを外してやると、でたらめな方角に向かってすっ飛んでいく。

この日は深い霧。
だだっ広い原っぱにはひとっこひとりなく、父ちゃんとソーラで独占状態。
久々にいっぱい遊んだなあ、ソーラ。
楽しかっただろう。
また遊ぼうなあ。

X-E1 + XF18-55mm
- 2012/11/29(木)
11:05:22|
- 軽井沢 春夏秋冬
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昨日は骨まで凍りつくような冷たい北風がびゅーびゅー吹き荒れて、犬体質の父ちゃんも「こりゃたまらん!」状態。
一昨日までは、ユニクロのウルトラライトダウンにウィンドブレーカーで平気だったんだけど、アウトドア用のダウンジャケットを引っ張り出して羽織った。
ちゃんとしたダウンは暖かい。
ユニクロはやっぱりタウンユースだよなあ。

そして、今朝の気温はマイナス5度!!
今シーズン一番の冷え込み。
さむさむさむーっ!!
でも、ダウンジャケットを着てソーラと歩き回っていると身体が火照ってくる。
身体は汗ばんでいるのに露出している顔はきんきんに冷えていて、吸い込む息も冷たいけれど、とてもクリアだ。
これだから、冬はやめられない。
こんなに気持ちのいい季節はない。

この気温に雪があればなあ。
昨日の天気予報、雪マークがついてたのに、朝からぴーかんで雪の「ゆ」の字もなかった。
今年はいつ、雪が積もるんだろう……
X-E1 + XF18-55mm
- 2012/11/28(水)
08:47:27|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ソーラの顔が変わった、というコメがけっこう多かった。
父ちゃんもそう思う。
なんと言ったらいいのだろう……
ワルテルのそばでいつもきゃぴきゃぴしてた女の子が、ひとりになって自立した大人の女の顔に変わったという感じかな。

父ちゃんと散歩したり、母ちゃんと遊んだりしてるときは相変わらずきゃぴきゃぴしている。
でも、それ以外の時は静かに物思いにふけっているかのような顔つきだ。

男の子とは違って、女の子はどんどん変わっていく。
男は単純で、女は複雑だ。
それがまた面白いんだけどなあ。
X-E1 + XF18-55mm
- 2012/11/27(火)
10:53:32|
- Dog
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いつもは母ちゃんがめそめそしたり、声をあげて泣いたり。
それを父ちゃんが慰めたり、叱ったりしているのだが……
四十九日の夜は父ちゃんが先に泣いちゃった。


おまえに触りたいよ。
新しいカメラでおまえの写真を撮りたいよ、ワルテル……
でも、今日の写真は古いカメラで。
Canon EOS 7D + EF-S 15-85mm + 580EX II
- 2012/11/26(月)
08:58:47|
- Dog
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時の流れが速すぎると思える時もあり、遅いなあと思える時もあり……
しかし、人の思いには関係なく、時は確実に流れるのだ。
雪音が来たよ、ワルテル。
おまえを送るために来てくれたんだよ。
- 2012/11/24(土)
10:28:03|
- Dog
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月曜日、久々に黒斑山に登ってきた。
天気予報では終日穏やかな晴れということだったのだが、標高2000メートルオーバーの地点では風が強く吹き荒れ、濃い霧が立ちこめていた。

登山道入口近くのホテルで、天候が回復するまで待機。一時間ほどすると風が少し弱まってきたのでなんとか出発できた。
午前十時を過ぎても気温は氷点下。周りのものはすべて凍てついている。

トーミの頭を望めるあたりまで来ると、天候がめまぐるしく変化しはじめた。
強い風が霧を吹き流し、太陽が顔を覗かせる。だが、風がやむとまたあたりは霧の中。


途中、風が強くなり、登頂を断念して引き返した。
雪をかぶった浅間山を間近で見たかったのだが、分厚い雲が浅間全体を覆っていてなにも見えない。
だが、食事休憩を取っている時、風がその雲を押し流した。

そして、振り返れば遙か彼方にアルプスの山々。

紅葉もいいけど、やっぱ、山は冬だなあ。
冬が一番綺麗だ。
X-E1 + XF 18-55mm
- 2012/11/23(金)
11:00:56|
- 登山
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浅間山が白い帽子をかぶった日、久々に群れのみんなで散歩に出かけた。


マージもそうだった。ワルテルもそうだった。もちろん、ソーラも。
群れ全員で散歩に出ると、ワンコってテンションが上がるんだよなあ……
X-E1+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- 2012/11/22(木)
09:03:50|
- 軽井沢 春夏秋冬
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むふ~♪
先週末からにやにや笑いが止まらない父ちゃん。
実は、新しいカメラが届いたのだ。
富士フィルムのミラーレス一眼、
X-E1が父ちゃんの新兵器だ。
前々から、山に登るのにもっと軽いカメラがほしいと思っていた。荷物はできるだけ軽くしたいからだ。
それで、ミラーレスカメラが市場に登場した時からいろいろと検討していたのだが、買おうと思わせてくれるものはひとつもなかった。
ミラーレスはどれもこれも小さすぎるのだ。小さすぎて、一眼レフカメラに比べると著しく操作性に劣る。
冬山に持っていく、真冬の軽井沢で写真を撮る、ということになると、手袋をはめていても操作できるということが必須なのだが、ミラーレスは小さすぎてそれができない。
零下十数度の中で素手でカメラ操作しろってのか、おい!!!
そんなカメラばっかなのだ。
だが、X-E1はそこそこの大きさのカメラだ。クラシックなデザインのため、操作系もシンプルにできていて、真冬用の厚い手袋をはめていても、基本操作は無理なくできる。
それで、このカメラを買うことに決めた。

父ちゃんはキャノン一筋のカメラ小僧だった。写真をはじめてからこの方、キャノン以外のカメラを使ったことはほとんどない。
デジタル一眼レフカメラの世界ではキャノンとニコンは二大巨頭だ。機械としてのトータル性能において、この二社にかなうメーカーはいない。それほどキャノンとニコンのカメラは優れている。
実際、キャノンが満を持して放ったミラーレスカメラ、EOS Mがあんなにしょぼくなかったら、父ちゃんはやっぱりキャノンのミラーレスを買っていたと思う。後出しじゃんけんであんなミラーレスカメラを出すなんて、キャノンはなにを考えてるんだろう。やれやれ。
閑話休題。
そのキャノンを使っていた身でX-E1で写真を撮ると苦笑するしかないことが数多くある。
AFがとろい。ありとあらゆるレスポンスがとろい。
キャノンのカメラなら楽々と捉えてくれる疾走するソーラを捉えられない。
しかしそれでも、X-E1はいいカメラだ。写真を撮ることが楽しくなってくるカメラなのだ。
そして、画質が凄まじい。今まで父ちゃんが使っていたカメラがオモチャかと思えるぐらいの写真を吐き出してくれる。


それから、高感度性能が高い。
今までのカメラなら、夜の室内撮りはストロボを使うか、そうでなければパソコン上でかなりの修正を必要としたのだが、このカメラにはそんな必要がない。ISO感度3200までならなんの問題もなく使える。
今日の一番最後の写真と、昨日のエントリーの写真はこのX-E1で夜の室内で撮った。
これからは室内撮りの写真も増えていくだろう。

キャノンのカメラもまだ現役で活動する予定だ。
走っているソーラを撮る時、ストロボ撮影が必要な時、とにかく素速いレスポンスが必要な時、キャノンのデジタル一眼レフが必要だ。
これからは散歩の時二台のカメラを持っていくことになるのだが、X-E1は超軽いのでそれも苦にならない。
むふ~♪
このカメラはワルテルからのプレゼントだ。
そう思うと、二倍嬉しい父ちゃんなのだった。
- 2012/11/21(水)
09:35:10|
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「だらしない寝姿」
と母ちゃんに溜息をつかせるソーラなのだった。
- 2012/11/20(火)
09:12:21|
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水曜日に北軽で雪が降ったらしい、積もったらしい!
情報を入手した木曜日、父ちゃんとソーラは一路北軽へ、久々の浅間牧場へ。
だけど、浅間牧場の丘は日当たりがよく、雪はほとんど溶けていた。残念。
でもまあ、久々の浅間牧場だし、思いきり遊んで楽しもう。
そう思い直して丘を登りはじめた時、「馳さ~ん」と聞き覚えのある女性の声がした。
振り返ると、みくにママが手を振っている。
おお、超久しぶり~!!
みくに家は、グレートデーン4頭、バニ2頭の超大型犬の大家族。
昔はよく一緒に遊んでいたんだけれど、成犬になったワルテルとみくに家の穂高の仲が悪くなって一緒に遊ぶことができなくなっていた。
今はもう、当事者であるワルテルも穂高もいない。穂高はワルテルよりずっと若かったのに……


それはともかく、みくにママはデーンのベックとバニの榛名ちゃんを連れてきていた。
大型犬6頭を一気に散歩させるのは骨なので、ワンコたちを三組に分けて時間をずらして散歩させているのだ。
榛名はみくに家のニューフェイス。4ヶ月の女の子だ。
人見知りして、父ちゃんは触らせてもらえなかったけど、とってもキュート。自分より何倍も大きいベックとも、臆することなく遊び回っていた。
ソーラもベックたちと走り回って、みくにママに撫で撫でしてもらって超ご機嫌。
雪はなかったけど、有意義な夕方の散歩だった。


また遊ぼうね、みくにママ!!

↑こうして見てると、なんだか親子みたいだな。
- 2012/11/19(月)
08:37:17|
- Dog
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一昨日、浅間山が真っ白に染まっていた。
写真撮りたかったんだけど、散歩の時間は雲がかかって浅間が見えなかった。残念。
代わりにというわけじゃないけれど、冠雪するちょっと前の夕焼け浅間を。




昨日の夕方は晴れたけれど、雪はかなり溶けていた。残念。
まあでも、すぐに浅間は真っ白になるから、待てばいいだけの話。
本当にいい季節になった。
- 2012/11/16(金)
09:26:22|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ソーラ、最近、父ちゃんのカメラ、なんだかおかしいんだ。
ソーラが走ってるところ撮ろうとするだろう? ファインダー覗くだろう?
そうすっと、ソーラの前をワルテルが走ってるんだ。
春の新緑の中、夏の蒸し蒸しの朝、秋の紅葉の葉っぱの上、冬は雪を蹴散らして、ワルテル、いつもソーラの前を走ってただろう?
「ぼくについて来いよ、ソーラ」
って言ってるみたいに偉そうに。

あれ? と思ってファインダーから目を離すとワルテル、消えちゃうんだ。でも、またファインダー覗くと、ソーラの前をワルテルが走ってる。
なのに、家に戻ってパソコンにデータ送って開いてみると、ワルテル、写ってないんだ。ソーラしかいないんだ。

父ちゃんのカメラ、おかしくなっちゃったのかなあ?
それとも、もう一度、一緒に走ってるワルテルとソーラの写真を撮りたいって思っちゃう父ちゃんの気持ちにちょっとだけ答えてくれてるだけなのかな……
- 2012/11/15(木)
08:49:45|
- Dog
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軽井沢は濃い霧に包まれていた。
夜明け前、世界はかすかに青みを帯びた霧に彩られていた。
日の出が近づくと、世界が激変した。青かった霧が淡いクリーム色へ。霧の遙か彼方は晴れているのだ。
太陽が顔を出すと、霧が黄金色に輝いた。
美しすぎて、言葉を失う。

- 2012/11/14(水)
08:35:30|
- 軽井沢 春夏秋冬
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夜明け前。
東の空が白み、そして黄金色に輝きはじめる。
大地には霧の残滓が絡みつき、息を飲むほど美しく、荘厳だ。
まだ地平線の下にいる太陽の輝きを受けて、浅間を包む雲も赤く染まる。
夢中になって写真を撮る。
撮って撮って撮りまくる。
露出を変え、ISO感度を変え、ストロボを焚き、ソーラを走らせ……
気がつくと、ソーラが不満たらたらの顔になっている。
「いつまで撮ってるつもりなの、父さん~」
あ、散歩の途中だったな。ごめん、ごめん、ソーラ(滝汗)
- 2012/11/13(火)
09:13:38|
- 軽井沢 春夏秋冬
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先週、ソーラは家の中で二度、オシッコをした。
一度は留守番の最中だったからしかたないけれど、もう一度は父ちゃんも母ちゃんも家にいたのだ。ソーラはベッドルームの片隅にこっそりオシッコしていた。
今までこんなことなかったのに!
ワルテルがいなくなって、なにかが確実に変わりつつある。
ひとりでいることの不安がそうさせるのか。
シッコ騒動が収まったと思ったら、今度はソーラってば、父ちゃんのベッドの上でげーをした。
だからあんなに草食べるなって言ってるのに……(涙)
真新しいシーツ、枕カバーに布団カバー。父ちゃんと母ちゃんで汗かきながらベッドを綺麗にした。
歯磨いて、顔洗って、さあ、新品同様のふっかふかのベッドで寝るぞ~と思ったら……

ソーラは父ちゃんの、じゃなく、母ちゃんのベッドを占領して寝ていた。
「ソーラ?」
声をかけても起きない、動かない。
顔と伸ばした前脚が「わたし、ここから動きたくないの!」と訴えている。
ソーラのベッドは父ちゃんのベッドだ。
母ちゃんのベッドはワルテルのベッドだった。
だから、ソーラが母ちゃんのベッドに乗ることは決してなかった。
なにかが変わりつつある。
ひとりでいることの不安なのか。それともワルテルがいなくなったから、これからは好きにするの! という宣言なのか……

ともあれ、久々にソーラと寝た母ちゃんは、翌日、不自然な体勢で寝たために身体中に痛みを覚え、翌日から、ソーラには母ちゃんのベッド厳禁宣言が下された(苦笑)。
というわけで、お利口なソーラはそれ以来、母ちゃんのベッドには乗らず、今まで通り、父ちゃんのベッドで寝ている。
- 2012/11/12(月)
09:44:33|
- Dog
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前回のエントリーのコメントで、ある方が軽井沢の放射線汚染のことを心配していた。
汚染されているに決まっている。
軽井沢町は今年、「軽井沢の野生キノコは採らない、売らない、食べない」というキャンペーンを展開した。
基準値を大幅に超えるセシウムが検出されたからだ。
これは軽井沢だけでなく、隣町でも同じだ。
キノコだけではなく薪ストーブの問題もある。
汚染された森で伐採された樹木が薪として販売され、一般家庭で燃やされている。燃えて灰になったものはセシウムが凝縮されてとんでもない数値を叩き出す。
灰だから、空気に舞えば、人間もワンコもそれを目一杯吸い込むことになる。
幸い、我が家はペレットストーブで、そのペレットも6年前に購入したものがまだ残っているので事なきを得ている。
地元の住民は知っているのだ。
自ら情報を収集しているにしろ、うすうす感づいているにしろ。
知らないのは別荘族と観光客だけじゃないかしらん。
ともかく、父ちゃんはもう、自分が生きている間、東日本の野生キノコは食べられないのだと涙ながらに諦めている。他の農作物も食べられなくなるのかもしれない。
喉元過ぎれば熱さ忘れるというが、日本人の忘却体質は酷すぎる。
- 2012/11/11(日)
14:41:20|
- 軽井沢 春夏秋冬
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一昨年の猛暑で、我が家の庭に植わっていたモミジの木が立ち枯れた。
しばらくそのままで放置していたのだが、今年、枯れた木を抜き、新しいモミジの木を植えてもらった。
この木がすくすくと成長し、それと同時にワルテルの病気も治ればいいと願いをこめて。
この秋、新しいモミジ君はなかなか紅葉せず、こちらはやきもきさせられた。
しかし、10月の後半に入るとみるみるうちに赤く染まって、この通り。

来年も再来年も、五年後も十年後も、秋になればモミジ君は赤く染まるだろう。
そのたびに、ワルテルへ思いを馳せることになるんだろうなあ。
- 2012/11/09(金)
10:42:16|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ワルテル、ワルテル、ワルテル……
この一ヶ月、何度おまえの名を呼んだだろう。
ソーラとの散歩の時、仕事の合間、風呂に入っている時、酒を飲んでいる時。
応じてくれることはないとわかっていても、つい呼んでしまう。
ワルテル、ワルテル、ワルテルぅ
昨日、父ちゃんと母ちゃんは、おまえの大好きだったラム肉を焼いて、赤ワインで献杯した。
おまえの想い出をふたりで語り合って、泣いたり、笑ったり、また泣いたり。
元気でやってるか、ワルテル?
父ちゃんはだいじょうぶだ。母ちゃんも、なんとかこらえてる。
ソーラはおまえの場所だったところに居座るようになって、「なにか食べるものもらえないかしら?」と、ずっと母ちゃんを見つめていた。
食事の時は、おまえも父ちゃんじゃなくて母ちゃんをずっと見てたもんな。父ちゃんはなにもくれないから。
ソーラは少し変わったよ。おまえがいなくなって、群れの中の責任ってものを自覚したみたいだ。
おまえはソーラにだけは優しかったもんな。ソーラはずいぶんおまえに甘えてたんだな。ひとりっきりのソーラを見ていると、それがよくわかる。
父ちゃんと母ちゃんは多分、来年、新しい子を迎えるぞ。
ソーラだけじゃなく、その子のことも、マージと一緒に見守ってくれよ。頼むぞ。
晩ご飯を食べ終わったあと、煙草を吸うために外に出たら(おまえがいなくなっても、ソーラのために、父ちゃんと母ちゃん、外で煙草吸うの続けてるんだ)、星空がことのほか綺麗だった。今シーズン一の星空だ。
満天の星を見上げながら、またおまえの名前を呼んじゃったよ。
ワルテル、ワルテル、ワルテルぅ……
- 2012/11/08(木)
10:27:47|
- Dog
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月曜日は離山に登るため、午前8時に師匠と登山道入口で待ち合わせをしていた。
だから、5時に起きて、まだ暗いうちからソーラと散歩。
6時を過ぎたぐらいから、東の空が妖しく燃え上がりはじめた。


夕焼けと違って、朝焼けは燃えている時間が短いので、撮影は時間との勝負。
ソーラにあれこれ注文をつけながら、撮る、撮る、撮る、撮る!!!
久々にフォトグラファーとしてテンション上がりまくりの父ちゃんだったが、ああしろ、こうしろ、そうしろと注文つけられまくりのソーラは大変だったと思う。
ワルテルなら間違いなく途中で嫌気がさして「聞こえないふり」をはじめていただろうなあ。

日の出とは反対の方角の、浅間の上の空まで赤く染まっていた。
さて、ワンコの手作りご飯に関して情報を、という鍵コメがあった。
最初にお断りしておくが、我が家の手作り食はマクロビオテックが基本になっている。マクロビオテックの基本は陰陽のバランスを取るということだ。
だから、獣医や栄養学に詳しい人たちは、そんな食事はダメだと言うかもしれない。
まずはそのことを頭に入れておいてもらいたい。
ソーラのご飯の基本は、生肉、玄米、野菜スープだ。
水で戻した切り干し大根とキャベツのみじん切り、すり下ろした人参、乾燥キノコ(干し椎茸、干しハタケシメジ)の粉末が基本材料。これに、カボチャだとかレンコンだとかサツマイモだとか、旬の根菜のみじん切りを加え、1リットルの水で30分ほど煮る(二食分)。
30分経ったらカップ一杯の水に大さじ一の葛粉を溶いた水を入れてかき混ぜる。そして最後に、醤油か味噌をほんの少々。
これを冷まして、玄米と生肉にかけるのだ。
トッピングとしてぬか漬けのみじん切りを少々。冷めたスープで溶かした酒粕を入れることもある。
スープの量が多いのは、水分の摂取量を増やして、排尿を促進させる意図がある。じゃんじゃんオシッコして、毒素を排出させようというわけだ。
だから、ソーラは一日二回の散歩の他に、昼と夜、シッコのために外に出る。
惚れ惚れするほど大量のシッコをする。
マクロビオテック関連の書籍でも、ネットでの検索でもいいが、食物の陰陽を表にしたものがある。
それを参考に食材を決めるといいかと思う。
じっくり火を入れると陰のものでも陽のものでも中庸に近づく。だから火を通す。
酵素は生ものでなければという人たちがいるが、マクロビオテックでは酵素より陰陽のバランスを取ることが重要なのだ。代わりに、酵素は生肉、ぬか漬け、酒粕で補う。
肉に関しては、本当は赤身、脂身、内臓をバランスよく与えた方がいいのだが、肝臓、腎臓はあまりお勧めしない。現代の精肉流通システムが信用できないからだ。
肝臓と腎臓はデトックスのための臓器だ。薬漬けにされた家畜なら、肝臓腎臓に毒素が溜まる。
実際、ソーラは、スーパーで買ってきた安いササミ肉(おそらくブロイラー)を食べない。
ご飯を前にして「これ、食べ物じゃないの、食べたらいけないものなの、父さん」って顔で、仁王立ちして動かないのだ。
ワンコも食わない肉を、我々人間は食わされているのである。
ドッグフードは、どんなにいい原材料を使用していたとしても、マクロビオテックでは過度に加工された食品は生命エネルギー的にエンプティ(空)だとされる。これは人間が食べるシリアルも同様だ。
旬の野菜を皮ごと、が基準だ。ただし、昨今では農薬、放射線による汚染が心配なのでよく洗うこと。それでも心配なら、皮は剥いた方がいいかも。
夏野菜であるトマトやキュウリも身体を冷やしすぎるので常食させない。食べさせるにしても必ず火を通す。
果物もまた身体を冷やしすぎるきらいがあるので適度に。
与えたものが消化されずにそのままの形でウンチと一緒に排泄されても気にすることはない。身体に取り入れることが重要なのである。
とまあ、思いつくままに書いてみた。
医者になんと言われようと、栄養学に詳しい人になんと言われようと、我々は気にしない。
なぜなら、自分たちがこういう食事を実践して健康を取り戻しているという実感があるからだ。自分が安心して食べているものをソーラに与えているのである。
昨日も書いたが、ソーラの今の体重は36キロ。身体つきだけじゃなく顔もすっきりして、動きも軽やかだ。
これから我が家の一員になるワンコたちは、みな同じ食事を摂ることになる。
- 2012/11/07(水)
09:14:12|
- 軽井沢 春夏秋冬
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今日は、ワルテルが通院していた病院へ行ってきた。
ほぼ一ヶ月ぶり。ソーラの健康診断のためだ。
はじめのうちは笑顔が溢れていた車内だったが、しばらくすると父ちゃんも母ちゃんも無口になって、なんだかじめっとした空気に満たされた。
2月から、毎週火金、八月はほとんど毎日、ワルテルを後ろに乗っけて通っていた道。
冬から春、夏と通い詰めて、秋の景色をワルテルは見ることがなかった。
車窓を景色が流れていくのと同じ速度で想い出が流れていく。
病院に着くと、母ちゃんはとうとう泣き出してしまった。

父ちゃんもめそめそモード突入寸前だったのだが、大の病院嫌いのソーラががたがた震えるので、それをなだめなければならなかった。
ソーラは本当に病院がダメなのだ。
だから、健康診断が終わったら、ソーラはとっとと車に退散。
その後、父ちゃんと母ちゃんと先生で小一時間ほど話し込んだ。
話しているうちに母ちゃんの涙も止まり、家に帰るころには落ち着きを取り戻していた。

ソーラの体重は36キロ。一番太っていた時より6キロも軽い。
「超健康優良娘」
の太鼓判を押してもらった。
これからしばらくはデトックスのための診療と食餌療法を続け、身体の中の毒物(重金属等)が排泄されたら、普段からの食事で健康に気をつける。
癌になってからでは遅い。
癌にならないよう、父ちゃんと母ちゃんがソーラの健康を管理するのだ。
だから、「ご飯足りないの~」って顔で父ちゃんを見るのはやめなさい、ソーラ(爆)。
- 2012/11/06(火)
12:58:21|
- Dog
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11月1日、ついに母ちゃんの許可が下りた。
床暖のスイッチをON!
朝起きたとき、トイレに入るとき、風呂につかるとき(風呂場にも床暖が入っているのだ)、しみじみと幸せを感じる温かさ。
寝るときは、もちろんソーラが湯たんぽ代わり。
夏の間は誘ってもベッドにあがってこないソーラだが、10月後半からはどけと言ってもベッドから降りない(苦笑)。
ソーラを抱き枕にして眠ると、身も心も温かくなる。
夜中、寝る位置を変えるときも、父ちゃんを踏まないように気を遣ってくれる。
マージもワルテルも、父ちゃんや母ちゃんのことどかすか踏んづけてたからなあ。
ソーラの健気さが身に染みる晩秋なのだった。
ばぐちんのところに、超渋い父ちゃんのポートレイトが掲載されています。
- 2012/11/05(月)
10:54:09|
- 軽井沢 春夏秋冬
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木曜、金曜と木枯らしが吹き荒れて、紅葉もかなり散ってしまった。
おまけに今朝の気温はマイナス2度。
まだまだ紅葉は楽しめるが、間違いなく秋の終わりがはじまった。
これからは冬へ一直線だ。
今日の写真は、
「初冠雪」のエントリーとほぼ同じ場所で撮ったもの。右のモミジの葉を見比べてください。
- 2012/11/04(日)
09:30:24|
- 軽井沢 春夏秋冬
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今朝、散歩の途中で、ワルテルとソーラがしょっちゅう取っ組み合って遊んでいた原っぱのそばを通った。
原っぱが視界に入ると足が止まり、動けなくなり、ソーラを抱きしめて少し泣いた。
- 2012/11/02(金)
09:03:27|
- 軽井沢 春夏秋冬
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暦が11月になった途端、最低気温-0.5度をマーク!
今シーズン初の氷点下だ。
朝五時に起きたら、空にはまだ星が瞬き、十六夜の月が西に輝いていた。
クリアすぎるぐらいクリアな空気。
朝焼けを撮ろうと急いで支度して散歩に出かけた。
が!
撮影ポイントについた途端に雲が広がり、晴れ渡っていた空は面白くも何ともないフラットな曇天に!
朝焼けはなし。月も雲に隠れた(涙)。

おまけに、やっとヒートが終わったと思ったら、ソーラ、またまた想像妊娠がはじまったらしく、動きが重い。
「どうした、ソーラ? 氷点下だぞ。こんなに気持ちのいい朝だぞ。走ろうぜ!!」
おだてたりなだめたり、すかしたり。
でも、ソーラはもそもそ歩き、牛のように雑草をむしゃむしゃ食べるだけ。
もう、ソーラってば!!

今日の写真はヒートが終わる数日前に撮ったもの。
この時はきゃぴきゃぴだったのに~(涙)
- 2012/11/01(木)
08:43:40|
- 軽井沢 春夏秋冬
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