
29日は東京。
大沢在昌さんと対談をして、その後、ふたりで銀座のクラブ活動。
30日、昼前には軽井沢に戻ったのだが、げろげろげろーの二日酔い。まったく仕事ができず。



マジで仕事やべーっ(号泣)
そういうわけで、写真の件滞っております。今しばらくお待ちを。
- 2013/01/31(木)
09:12:09|
- その他
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ワルテルがいなくなってもうすぐ4ヶ月。
ソーラはずいぶんと変わった。
この時期、氷柱や屋根の雪がよく落ちる。
ソーラはそれが怖くてたまらなくなった。ワルテルがいたときは、ちっとも気にしていなかったのに。
他にも細かいところがいろいろ変わった。
母ちゃんが言う。
「ソーラはとっても安定してた子だったのに、今は不安定よね」

シーザー・ミランという人間を知っているだろうか?
ナショナルジオグラフィックTVの「カリスマ・ドッグトレイナー」という番組に出演していて、全米で一番有名なドッグ・トレイナーだ。
父ちゃんは今、この男にはまって番組を見まくっている。
彼が言うことはいつも同じだ。
問題のある犬なんていない。問題のある飼い主がいるだけです。
ぼくは犬をリハビリし、飼い主を訓練するんです。
穏やかで毅然としていてください。そうすれば、犬はあなたをリーダーと認め、服従するようになります。
とにかくシーザーは凄い。
百聞は一見に如かず。一度、彼の番組を見てみるといい。

シーザーによれば、問題を抱えた犬というのは、鼻を使わないことが多いのだそうだ。目と耳から入ってくる情報だけでなにかを怖がったり、攻撃しようとしたりする。
犬とは本来、匂いから得る情報を一番頼りにする生き物だ。だから、鼻を使わせましょう。
ソーラがもの音に怯えると、おやつを嗅がせたりやアロマ入りのスプレーを巻いたりする。
シーザーのいう通り、匂いを嗅いでいるその瞬間、ソーラは恐怖を忘れている。しかし、おやつを食べてしまったり、アロマの匂いが薄れると、また恐怖に震え出す。
シーザーのやり方を理解できても、それを実践するのは至難の技だ。
あまりにも複雑に絡み合った問題を抱えた犬の場合、シーザーはその犬を自分の群れのところに連れて行く。
大小40頭ぐらいからなる、シーザーをリーダーとしたとても穏やかな犬の群れだ。
そこで、愚かな飼い主によって問題行動を起こすようになった犬は、劇的な変化を見せる。
犬は群れで暮らす生き物だ。群れが及ぼす力というのは、犬にとってとても大きい。
ワルテルがいたとき、我が家は群れとして安定していたのだろう。
ワルテルがいなくなって、その安定が崩れたのだ。そして、ソーラはいろんなことに怯えるようになった。

春まで待ってくれ、ソーラ。
ソーラの次のヒートが終わったら、群れに新しい仲間が加わるよ。
もう、名前も決まってるんだ。ソーラより3歳半若い男の子だ。
ワルテルがソーラをそうしたように、今度はソーラがその子を群れの一員にスムーズになれるよう導いてやってくれ。そうすればきっと、怖いものも減っていくだろう。
群れが安定すれば、ソーラもまた安定した犬に戻るだろう。
- 2013/01/29(火)
11:20:10|
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いつものようにソーラをブラッシングしてたら……
ん? んんんっ?
ブラシにたくさんアンダーコートが絡みついている。

ソーラちゃん?
まだ二月になってないんですけど? 冬はこれからが本番なんですけどっ?

換毛がはじまった。
ソーラは毛が密なだけに、抜け毛の量も半端無い。
家中、いたるところが抜け毛だらけ。一日に三度ブラッシングしても効果がない(溜息)。
ええと、お問い合わせのあった父ちゃんの新刊ですが、『美ゅら海、血の海』は来月下旬か再来月上旬、集英社文庫より、『ソウルメイト』は6月ごろ、集英社より単行本で刊行される予定です。
- 2013/01/28(月)
09:07:43|
- Dog
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地を這うように霧が流れていた。
霧の高さは父ちゃんの腰ぐらいまでしかない。朝焼けの光とあいまって、とても幻想的な朝。
父ちゃんの写欲、大爆発。なにかに取り憑かれたかのように撮りまくった。

父ちゃんに気合いが入ると、ソーラがさらににっかにかになるのは、もうみんな知っているとおり。
だれもいない世界で、ひとりと一頭、一時間近くはしゃぎまわった。

そして、日の出。
木々の間から射し込んできた朝日が、霧のおかげでくっきりした光芒になる。
この日の朝のしめくくりには最高の景色だ。
カメラをかまえ、じっくりと撮影した。
- 2013/01/25(金)
09:24:06|
- 軽井沢 春夏秋冬
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昨日、Facebookである記事が流れてきた。
あるワンコが、その家に遊びに来た子供からキシリトールのタブレットをもらって食べ、その二日後に亡くなった、というもの。
なんでも、ワンコがキシリトールを摂取するとインシュリンの分泌がおかしくなって、肝不全や低血糖を起こし、死に至ることがあるらしい。
長くワンコと暮らしているが初耳だった。
知らないことが多すぎるなあ。
みなさん、お気を付けて。

話は変わって、今日は本来なら山に登っているはずだった。
黒斑山、ラッセル登山。
しかし、体調がまだ戻らず、もしインフルだったら同行者に迷惑をかけるので断念した。
夜の宴会もキャンセル。
長引くなあ。

今日の写真も当然、雨が降る前のもの。
雪原に日の出の光景は本当に美しい。
- 2013/01/24(木)
09:22:46|
- Dog
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ほんの数日前までは、今日の写真のような毎日が続いていた。
だれもいないふっかふかの雪原を父ちゃんとソーラで独占。好きなだけ遊んで、好きなだけ写真を撮っていた。
でも、一昨日の雨ですべては台無し。
人や車の通った跡は溶けて凍ってがったがた。雪面も、一度雨で湿った雪の表面がかちんこちんに凍って、歩くのすら一苦労。
ソーラが脚に怪我をしたら目も当てられないから、走らせてやることもできない。
いいことと言えば、ソーラの肉球が汚れないことぐらい。
寒い冬、寒い冬って言われてるけど、確かに軽井沢も連日マイナス10度超えで寒いっちゃ寒いけど、マイナス15度以下の突き抜けたような寒さは襲ってこないし、なにより、1月のど真ん中に雨が降るなんて……。

幸い、明後日からはまた連日雪マークが並んでいる。
早く雪降って、歩きづらい、遊びづらい大地を覆って欲しい、今日この頃。
- 2013/01/23(水)
11:03:25|
- 軽井沢 春夏秋冬
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昨日東京へ行ったのは、某文学賞の選考会のため。父ちゃんは選考委員なのだ。
休むこともできるのだが、他の選考委員はみんな父ちゃんの先輩で、休んだりしたらあとで何を言われるかわかったもんじゃないので頑張ったわけだ。
なのに……
虚ろな目つき、マスク着用の父ちゃんを見るなり、藤田宜永、大沢在昌、今野敏といった流行作家たちが。
「なんだ、馳? インフルか? 近寄るんじゃねえ、馬鹿野郎!!!」
の大合唱。
まるで人を人間細菌兵器扱いしやがる。
まあ、この時期、インフルなんぞにかかって仕事三日も休んだら目も当てられないことになるからなあ。
でも大人げないよなあ。
「選考会、さっさと始めてさっさと終わらせて、馳とっとと帰らせて、おれたちだけでゆっくり落ち着いて飲もうぜ」
ちーっ。
帰らずに、マスク外して菌ばらまいてやろうかとも思ったが、お言葉に甘えてさっさと帰らせていただきました(苦笑)。

そして、今日。
さっさと東京から帰ってきたのは病気のせいもあるが、昨日夜から今日にかけて大雪が降るという天気予報のせいでもあった。
東京で一泊して戻ってきたら、駐車場の車が雪に埋もれているなんて考えるだに、おぞましい。
だが、気象庁、またしても大嘘。
雪が降りだしたのは明け方からで、それもすぐにみぞれに変わり、9時過ぎには本格的な雨に。
幹線道路はどうってことないが、脇道に入ると、前回の大雪以降、積もったままだった雪が溶けてぐしゅぐしゅでつるんつるん。
危ねえ、危ねえ。
これで明日気温が下がったら、もっとやばいことになる。
とにかく、真冬の雨は嫌なこと、困ったことばかりだ。
平日なのでそういう人たちはあまりいないと思うけど、雪国でワンコと雪遊びを計画してるなんて方がいたら、大いに気をつけてください。
- 2013/01/22(火)
12:10:08|
- 軽井沢 春夏秋冬
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土曜日の午後、突然、身体のだるさを覚えた。
すぐに、膝から下が鉛のように重く感じはじめる。
ああ、発熱の兆候だ。
前の日、母ちゃんの買い物に付き合って佐久へ行ったから、どこかでもらったかな? それとも一昨日の居酒屋?
大事を取って、すぐに寝た。ソーラの散歩は母ちゃんに任せる。
夕方になって、熱が出てきた。38度。
土曜の夜も、日曜の昼間も寝続けて、日曜の夕方になってやっと熱が下がった。
インフルならもっと高熱だろうし、風邪にしては喉にかすかな痛みを感じるぐらいで咳も出ず、下痢もしない。
なんだろう?
ともあれ、今日は東京で仕事。本来なら一泊する予定だったのだが、まだ身体もだるいし、今夜から明日にかけて大雪が降りそうなので、日帰りに変更。
これで、東京でインフルもらってきたら最悪だ。
マスクと、ブラジル在住の友人からもらったプロポリスのスプレー持って出かけてきます。

- 2013/01/21(月)
09:37:24|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ベントン家のグレート・ピレネーズ、バーグと。
ソーラが他のワンコと遊ぶのを見るのは久しぶりだなあ。ドッグランに行ったって、人間にべったりで他の子と遊ぼうとするのは稀だ。
なんだか、バーグがワルテルに見えてきて、またしんみりしてしまった父ちゃんだった。


- 2013/01/18(金)
10:18:02|
- 軽井沢 春夏秋冬
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大雪が降った翌日、父ちゃんたちは離山に登った。
父ちゃんはソーラも連れて行こうと思っていたのだが、病的なまでに心配性な母ちゃんに却下されて、ソーラはお留守番。
なぜ、連れて行こうと思ったかと言えば、写真を撮りたかったのもあるのだが、この日は夜も父ちゃんたちはお出かけで、ソーラは一日に二度、留守番させられることになるからだ。
山に登って疲れて、ぐっすり眠ってれば寂しさも和らぐだろうと思ったのだ。

離山は普段なら、小一時間で山頂に辿り着く。
しかし、新雪にすっぽり覆われたこの日は、山頂まで2時間半もかかってしまった。膝下まで埋まる雪を掻き分けながらの登攀は時間がかかり、体力も消費する。
下山した時には、まるで浅間山に登ってきたかのように疲れ切っていた。
家に帰ると、気絶するように眠った。

夕方、ソーラを目一杯走らせてやろうといつもの農地へ行った。
が、農道はまったく除雪されておらず、吹きだまりでは膝上までずっぽり埋まる雪地獄。
登山で体力を消耗している父ちゃんには過酷な状況で、十分もしないうちに息が上がってしまった。
ソーラの夕方の散歩、15分で終了(涙)。
そして、夜。
先輩作家の唯川恵さん夫婦と、行きつけの飲み屋の大将たちとの新年会。
美味しくて、楽しくて、気がつけば午前一時。
慌てて帰って、ソーラを慰めた。
ごめんな、ごめんな、ごめんな、ソーラ。
年に一回あるかないかのことだから、ゆるしておくれ~。
- 2013/01/17(木)
10:20:51|
- 軽井沢 春夏秋冬
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先週のとある朝、軽井沢は薄曇りだった。写真を撮るには微妙な天気。だが、雲の位置は低い。
これなら、北軽行けば晴れてるんじゃねーの?
よし、赤浅間を撮りに行こう!
到着した撮影ポイントはまだ薄暗い。太陽の顔は見えないけど、空は晴れわたっている。そして、浅間の山肌にうっすらと赤みがさしていた。
ソーラと遊んでいるうちに、赤みが少しずつ強まっていく。まだ地平線の下にある太陽の光が届きはじめているのだ。


そして、その時がやって来る。

ひゃっほー!!
予想通りに見事な見事な赤浅間。
さすがにここまで綺麗に染まるとは思ってもいなかった。
しかし、赤浅間は確かに美しいが、父ちゃんの心を奪ったのはソーラだ。
雪原の上を飽きることなく駆け回るソーラ。その嬉しそうな顔。
そうだよな。父ちゃんのメイン被写体はいつだってソーラだ。どれだけ赤浅間が美しくたって、ソーラの魅力にはかなわない。

そんなわけで、綺麗な綺麗な赤浅間を贅沢にも背景にして、ソーラを撮りまくった父ちゃんだった。
- 2013/01/14(月)
10:37:50|
- 軽井沢 春夏秋冬
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疾走するソーラが光に包まれた。
ああ、そうか。
ソーラ、ソーラ、ワルテルが見守っていてくれてるんだな。
おまえたち、本当に仲が良かったもんな。
- 2013/01/11(金)
09:22:03|
- Dog
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新しいカメラで写真を撮るのが楽しくてたまらない。
前のカメラで写真を撮るのは半ばルーティンワークだった。ブログに載せるため、ワルテルとソーラの日々を記録するため。
写真をはじめたころのわくわくなんて、どこかに消え失せていた。
なぜか?
努力しなくても撮れるからだ。目を閉じていても操作できるほど慣れたカメラ、高速AFに高速レスポンス。狙ったら外さない。
プロにはそういうカメラが必要だと思う。どんなときでも必ず撮れるカメラ。失敗はゆるされない。
だが、アマチュアにそんなカメラが必要だろうか。
写真を撮るのが楽しくないカメラなんて、本当に必要だろうか。
今のカメラは撮るのに苦労する。
だが、苦労した分だけ応えてくれる。
前のカメラの時、父ちゃんはズームレンズ一本槍だった。写りのいい単焦点というレンズも何本か持っていたのだが、ほとんど出番はなかった。
写りがいいに越したことはないけれど、写真の基本はピントが合っていること、構図、そして露出。写りはその後だ。そして、前のカメラで単焦点のレンズで撮っても、「おおおっ!」と感動するほどの写りのよさは感じられなかった。
だったらズームレンズで充分じゃないか。
だから、新しいカメラも、ズームレンズだけで単焦点は買わないつもりでいた。
しかしっ!
このカメラを使うならXF35mm F1.4というレンズを使わないとだめだよ、もったいないよというプロのカメラマンの声に押されて買ってしまった。
使ってみてびっくり。
撮った直後にカメラのモニタで確認しただけで身体中に鳥肌が立つ。
家に戻ってPCに取り込んで大きな画面で見ると、あまりの写りのよさに目眩がしてくる。
なんだ、この写りは……
今日の写真は2点とも、その単焦点レンズで撮ったもの。
ズームだけでいいなんて、もう言ってられない。これを見せられたら、やっぱり単焦点だよなあと溜息を漏らしてしまう。
ふぅ。母ちゃんをどうやって説得しようかな……もう一本、欲しい単焦点レンズがあるのだ(苦笑)。
そんなわけで、天気がよかろうが悪かろうが、毎日毎日写真を撮るのが楽しくてならない今日この頃。
趣味ってのは、楽しくなくちゃならんよね。
- 2013/01/10(木)
09:20:18|
- 軽井沢 春夏秋冬
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最近、ソーラのテンションが上がらない。
冬の初めは気温が低いというそれだけできゃぴきゃぴしながら歩いていたのだが、ここ数日はきゃぴきゃぴもにっかにかにもお目にかかれない。
リードを外してやっても同じだ。
なんだかつまらなさそうに歩いている。
一度知ってしまったからだ。あの喜びを思い出してしまったからだ。
雪。
軽井沢の雪はもうすっかり溶けてしまった。
散歩から戻ったときの、ソーラの足の裏の汚いこと!!
雪がないからつまんない。
雪の上で走りまわりたいの。
ソーラの退屈そうな顔はそう訴えている。
しゃあない。
雪のあるところに行ってくるかっ!!
というわけで、早朝の、だぁれもいない北軽井沢、浅間牧場にて。



- 2013/01/09(水)
09:16:51|
- 軽井沢 春夏秋冬
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↑ベントン家のグレートピレネーズ、バーグと。
ベントン家、みくに家とミーティングをしよう!
急遽決まって、北軽井沢のベントン家の別荘へ。
どちらの家族も、マージの病気の時にお世話になって、それ以来お付き合いをさせていただいている。
我が家の犬友達としては最古参なのだ。
そして、ベントン家もみくに家も我が家も、去年、大事な大事な家族が天に召された。
ベントンと、ほたかと、ワルテルの思い出話に花を咲かそう──でもその前に、ワンズのエネルギーを発散させてあげなきゃね!



軽井沢の雪はすっかり溶けてしまったけれど、北軽井沢はご覧の通り。
ソーラはすっかりパピーの顔になって、ご機嫌で雪原を駆け回った。
遊びが終わればおやつタイム。
犬たちが落ち着いたら、今度は人間たちのおしゃべりタイム。
ベントン家の面々やみくにパパと会うのは久々だったから、ついつい長く話し込んでしまった。
途中、食事を挟んで、家に戻ってきたのは夜の8時過ぎ。
よくもまあ、あれだけ話すことがあったなあ。
ソーラはもちろん、父ちゃんと母ちゃんにとっても充実した一日だった。
みくにパパ、翌日仕事がなければ一緒に飲んでそのまま泊まりたかったんだけど、ごめんね。
今度、ゆっくり飲みましょう!
- 2013/01/06(日)
11:17:15|
- Dog
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どの家庭もそうだろうが、我が家も例に漏れず、年末年始は慌ただしい。
大掃除にはじまって、大晦日は先輩作家、唯川恵夫妻を招いての忘年会だし、元日は早朝3時に起きて山登り。
そして今年は、久々に母ちゃんの実家に帰省してきた。
これまでは、ワルテルがどこにシッコ引っかけるかわからないし、義父が犬恐怖症なので遠慮せざるをえなかったのだ。ソーラなら義父も大丈夫だろう。
だが、慌ただしく動き回る人間たちを尻目に、ソーラはどんどん落ち着きを失っていく。
どうしたの? なにが起こるの? わたし不安なの~!!!
ワルテルがいるときはそんなことはなかったのだが、ひとりになった途端、非日常が続くと混乱するらしい。
しまいにはご飯まで食べなくなった。


なだめても効果はない。
朝、お散歩に行って、ご飯を食べて、父さんの仕事部屋で昼寝して、お昼にオシッコして、夕方散歩に行って、晩ご飯食べて、父さんのベッドにひとりで寝て布団を温めて、夜のシッコ済ませたら、父さんとくっつきあって寝る。
それがソーラの揺るぎない日常なのだ。
その堅牢な日常が崩れると、どうしていいかわからなくなるらしい。
慣れてもらうしかないんだよなあ、ソーラ。でも、一年に一度しかない状態に慣れろというのも無理か~。
父ちゃんの心配をよそに、軽井沢に戻ってきたソーラは、それまでの鬱憤を晴らすかのように雪原を駆け回った。
- 2013/01/04(金)
10:47:33|
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