
隣の別荘に、子供が大勢来てるのー。
春休みなんですって。
普段、わたしたちの家の周りは都会から来た人が「静かすぎておっかない」っていうぐらい静かなの。
だから、子供たちがお庭で遊びはじめると、なにごとが起こったの? ってびっくりしちゃうの。
父さんも仕事が進まなくて苛々~。
でもね、しょうがないからって我慢してるの。
都会から来た人には、庭で子供が遊んでるぐらいなら「静かだわあ」って感じるんですって。
そいえば、東京って真夜中でもいろんな音がいろんな方向から聞こえてきたの。
あれに慣れてたら子供たちの騒ぐ声ぐらい静かなの~。
でも、いつもおっかないぐらいに静かななかにいると、騒音みたいに感じるのね~。

最近は父さん、朝は5時ぐらいに起きるの。
6時過ぎて散歩に行くと、お散歩してる人があちこちにいて、わたしのリード外せなくなるんですって。
だから、まだみんな起きてない時間に起きて、早く散歩に行って、だれもいない内に遊ぶの!
お空の色は春色で、朝焼けもなんだか桜色。
昼間はすぐはぁはぁになっちゃうような暖かい日でも、朝早い内は涼しいから、わたしは好きなだけ駆け回れるの~♪

そうそう。来週は雪音が来るの~♪
父さん、頑張って仕事して時間作って、みんなでお花見に行くんですって。
本当は去年、みんなとワルテルで家族写真撮ってもらったところに行きたいんだけど、桜咲いてるかどうか微妙なの~。
どこに行くかはわかってないけど、行くときは父さんがお弁当作るの!
もちろん、わたしのおやつも!!
楽しみでしょうがないの~♪
- 2013/03/29(金)
08:45:54|
- 軽井沢 春夏秋冬
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浅間牧場の丘の上に太陽が昇った。
途端に、膨大な量のエネルギーが押し寄せてくる。
本当に光が押し寄せてくるみたいだった。

そして、ソーラのこの弾けんばかりの笑顔。
ああ、ああ、ゲロゲロに気持ち悪かったんだ。頭がんがん痛んで、胃はゲロゲロで、眠くて眠くて……
でも、光を浴びてる内に、ソーラの笑顔を見てる内に、元気になってきたよ。
ソーラが楽しんでくれたから、頑張った甲斐があるってもんだ。
- 2013/03/28(木)
08:34:15|
- 軽井沢 春夏秋冬
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月曜日の夜、わたしはお留守番だったの(涙)。
父さんと母さんが帰ってきたの10時ぐらいで、父さん、べろんべろんでお酒臭くて、でもこう言ったの。
「ソーラ、知ってるか? 今、外で雪降ってるぞ。雪だぞー。明日、雪遊びしような。軽井沢の雪がしょぼかったら、北軽まで遠征しような」
え? 雪? ほんと? ほんとなの、父さん?
わたし、思わず興奮しちゃったけど、父さん、そのままベッドに直行して爆睡しちゃったのー!
あんなに酔っぱらってだいじょうぶかしらなの。明日は父さん、間違いなくゲロゲロの二日酔いなの。
わたしの雪遊びはどうなるのー?

「ああ、気持ち悪い~」
父さんが顔をしかめながら起きたのは次の日の午前5時半。
すぐに窓を開けて外を見て「あー、やっぱり雪しょぼいなあ。しょうがない、約束だから北軽まで行くか」
父さん、大好きなのーっ♪
「気持ち悪い~」を連発しながら、それでも父さん、出かける支度をして、「うー、あんなに飲まなきゃよかったー」って同じこと何度も言いながら車運転したの。
そして、浅間牧場なのー♪

北軽井沢もそんなに積もってなくて、積雪2、3センチって感じだったけど、いいのっ!
久しぶりの雪だし、浅間牧場大好きだし、父さんがゲロゲロの二日酔いなのに約束守ってくれたのが嬉しくてしょうがないのー。
わたしもう、にっかにかのうっはうはだったの。

父さん気持ち悪いのに、一時間ぐらいわたしに付き合ってくれたの。
帰りの車の中でスポーツドリンクがぶ飲みして、家に戻ったらすぐベッドに行ってまた寝ちゃったの。
そんなに気持ち悪いのに、約束は守ってくれる父さんなの。
大好き、父さん~♪
- 2013/03/27(水)
08:42:45|
- 軽井沢 春夏秋冬
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日曜日の軽井沢、久々の濃霧の朝だったのー。
気温はプラス3度ぐらいだったけど、父さんったら「寒い!」を連発。
マイナス10度以下の真冬の朝でも「気持ちいーっ!!」って喜んでる父さんなのに変なの。
「あのな、ソーラ、真冬って湿度が低いんだ。でも、濃霧が出てる今日は湿度が高くて、湿度が高いと実際の気温よりずっと寒く感じるんだぞ」
って父さん言うの。
でも、わたしは全然平気なのー。人間って不便なの。


気温が15度とか16度以上になると、今度は実際の温度より暑く感じるようになるんですって。
それはわたしもわかる気がするのー。もあもあの蒸し蒸しはほんとに暑くて、すぐはぁはぁになるもの。
でも、まだ来てもいない夏のこと考えてもしょうがないから、わたしは霧の中で思いきり駆け回ったの。
父さんに向かって全力で駆けていくと、必ず褒めてくれて撫で撫でも一杯してくれるから、わたしはいつも大張り切りなのー♪
- 2013/03/26(火)
09:05:18|
- 軽井沢 春夏秋冬
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最近、父さん、ご機嫌斜めなの。
軽井沢、雪がなくなって、桜はもちろん、新緑だってまだまだ先で、景色が物寂しくって、写真撮る気が起きないって言うの。

確かに雪がなくなって寂しいの。
時々信じられないぐらい暖かくなって、すぐはぁはぁになっちゃうの。
でも、でもっ!
わたしは父さんと一緒にお散歩行くだけで嬉しいの♪
はぁはぁになったら、アスファルトの上にダウンすると涼しいのー。
だから、父さん、もっとにこにこして散歩してなのっ!
- 2013/03/25(月)
09:24:27|
- 軽井沢 春夏秋冬
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父さん、仕事ばっかりしてないで、たまには撫で撫でしてなの~
マージもワルテルもソーラも、撫で撫でをおねだりするときはどこかに顎を乗っけるんだよなあ。
反則なんだよ、このおねだりの形。
- 2013/03/22(金)
08:32:36|
- Dog
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最近、散歩とご飯の時以外はベッドから降りないソーラ。
よう寝ること(苦笑)。
下の写真は、朝の散歩の時。この日は超ポカポカ陽気。
遊び疲れたのか、温かさに眠気が堪えられなくなったのか、気がつくと、芝生の上ですやすや。
起きるなよ、と心の中で念じながらそっとカメラのレンズを交換してぱしゃり。
シャッターを切った次の瞬間、ソーラは目覚めて「乙女の寝顔撮るなんてサイテー!」と言わんばかりに父ちゃんを置き去りにしてその場から駆け去った。

えー、玄米甘酒ですが、ヨーグルティアに付属してるレシピ集に作り方載ってません?
玄米甘酒じゃなくて甘酒の作り方が載ってるんですが、原理は同じです。
とりあえず書いておきます。
炊いた玄米一合、玄米糀200グラム、水200ccを付属の中容器に入れてよぉく混ぜ混ぜ。きちんと蓋をして、セットして、温度60度、時間6時間でスイッチオン。
ソーラのご飯にはこの玄米甘酒を大さじ二杯ほど入れて食べさせております。
- 2013/03/21(木)
07:51:39|
- 軽井沢 春夏秋冬
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先週の水曜日、夜半から雨。
翌日、目覚めると、うっすらと雪が積もっていた。一晩降り続いた雨が、明け方近くに気温の低下と共に雪に変わったらしい。
しょぼい積雪で、その日の内に溶けてしまうだろうことはわかっていた。
だから、最後かもしれない雪を思いきり楽しまなくちゃ!



あれから一週間、信じられないぐらい気温があがっている。今年は、春が一ヶ月早く来てしまったのだ。
今日、父ちゃんは離山に登ってきたのだが、暑い暑い。
家に戻ってシャワーを浴びて、下着なしでそのまま服を着た。
登山用下着なしの生活は5ヶ月ぶり?
本日、軽井沢は20度まで気温が上がるらしい。
しかし、明後日の予想最低気温はマイナス8度。おまけに雪マークがついている。
なんでもいいから、もう一度、雪!
雪が恋しくてたまらない。
なあ、ソーラ。最後にもう一回、ど派手に雪遊び楽しみたいよな!!
- 2013/03/19(火)
10:37:41|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ご存じの方もいるだろうが、本日登場するのは自家製ヨーグルト製造器、その名もヨーグルティア。
炊いた玄米と水と玄米糀をよーく混ぜ混ぜしてヨーグルティアにセット。
温度60度、時間6時間に設定してスイッチオン!
6時間後には、甘くて美味しい玄米甘酒の完成です。

飲む点滴と言われているぐらい、栄養価が高く、酵素からミネラルからてんこ盛り。
人間が飲んでももちろんだいじょうぶ。ワンコのご飯に混ぜてあげれば、スーパーサプリメントに早変わり。
市販のサプリより安価だし安全だし効果高いし、なにより、愛情が隠し味に入っている。
この玄米甘酒入りのご飯、ソーラも毎日大喜びで食べる。
ヨーグルティア自体は5千円ぐらいで買えます。
お試しあれ。
- 2013/03/18(月)
10:01:45|
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おめでとう。
6歳になったな、ソーラ。毎日元気に走りまわって、美味しいご飯たくさん食べて、父ちゃんのベッドでねんねこして、幸せだな。
生まれてくれてありがとう。父ちゃんを選んでくれてありがとう。
年をとるにつれてソーラが愛おしくなっていくよ。
目を細めて父ちゃんに微笑みかけるその顔が、年々マージに似てきて、父ちゃん、時々うるうるしちゃうな。
そんな顔で笑いかけられると、ソーラを抱きしめたくてしかたがなくなるんだ。
元気で長生きしような。
一秒でも長く一緒にいような。
誕生日おめでとう、ソーラ。
今夜は、父ちゃんの手作りジャーキーでお祝いしよう!
- 2013/03/15(金)
08:11:48|
- Dog
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なんだか忙しい、せわしない。
なんでこんなに忙しいのかと思い巡らせば、そうか、今月は新しい連載小説を二本、書きはじめなければならないのだ。
資料を読んだり、構想を練ったり、さらにそのうえ、いつだってそうなんだが新しい小説の書き出しには四苦八苦する。すでに軌道に乗ってる連載を書くより時間がかかるのだ。
おまけに新刊本のゲラが送られてきてそれを読まなきゃならないし、その本に載せる予定の「犬の十戒 ワルテル・バージョン」の翻訳もしなきゃならない(ここで宣伝、犬と人間にまつわる短編を集めた『ソウル・メイト』という本が六月に出る予定です。よろしく!)
おまけに、明日は東京へ日帰り出張だ。
ああ、忙しい(涙)。
忙しいのはいいことなのだが、ゆっくり温泉に浸かりに行きたいなあ。無理だなあ(溜息)。
というわけで、明日は一日中出かけているので更新はおやすみです。

- 2013/03/13(水)
09:28:21|
- その他
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先日の昼間、ソーラが嘔吐した。
何事かと思って嘔吐したものを調べると、正露丸を大きくしたような、黒いまん丸の粒がいくつか混じっていた。
鹿の糞だ(溜息)。
最近、ソーラはリードを外してやると、ワルテルのようにあちこちの匂いを嗅ぎながら歩くようになったと前に書いたと思う。
その時に、食べたのだ。
この時期、多いんだよな、鹿の糞。
母ちゃんがいるときはきちんとパック・ウォークするのに、父ちゃんとだけだとしない。
これはいかん。匂いを嗅いでいいのは父ちゃんがOKを出した時だけということを徹底せにゃ。

匂いを嗅ぐのに夢中になると、ソーラは父ちゃんの声が聞こえなくなる。
近くにいれば別だが、遠く離れていると、父ちゃんがいくら声に出して叱ってもソーラの耳には届かない。
雪が溶けて、いろんな匂いがするんだろうなあ。
しかたがないので父ちゃんが近づいていくと、ソーラは気づいて匂いを嗅ぐのをやめる。
しかし、いちいちこっちから近寄っていって矯正するのは面倒だ。
そこで、シーザー・ミランのテクニックを応用してみることにした。
シーザーはよく「エネルギー」という言葉を使う。人のエネルギーをワンコは感じるのだ、という具合に。
エネルギーって言葉だとわかりにくいが、要するに「気」だと父ちゃんは理解している。
ソーラがまた匂いを嗅ぐのに夢中になっている。
あの辺りには鹿の糞が落ちていたはずだ。
父ちゃんとソーラの距離は10メートルほど。
父ちゃんは立ち止まって振り返り、じっとソーラを見つめる。
「ノー!」
そう心の中で強く念じながら。
30秒ぐらいすると、ソーラが匂いを嗅ぐのをやめて顔をあげた。
カムと呼ぶと、駆けてくる。
よし、いい子だ。たくさん褒めてやってから、散歩を再開する。
ソーラは父ちゃんの後ろをついてくる。
またしばらくすると、ソーラが匂いに夢中になる。
父ちゃんは立ち止まり、また念じる。
今度は15秒ほどでソーラが顔を上げる。
カム。駆けてくる。褒める。また散歩を再開する。
これを何度も繰り返しているうちに、ソーラは父ちゃんが見つめるだけで匂いを嗅ぐのをやめるようになった。
すげーぞ、シーザー。
もちろん、どんなワンコにもこの手が効くわけじゃないだろう。
ワルテルならもっともっと時間がかかったと思う。
ソーラだから、短時間で効果があったんだろうなあ。
今でもソーラは夢中になって匂いを嗅ぐ。
鹿の糞が近くにないと父ちゃんが確認した場所なら、好きなだけ匂いを嗅いでもいい。
でも、父ちゃんが見つめたら、匂いを嗅ぐのをやめてパック・ウォークに戻る。
身体を動かす必要も、声を荒げる必要もないのでとても楽ちんだ。
- 2013/03/12(火)
09:57:59|
- Dog
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2013年3月11日午後2時46分。
東日本大震災で亡くなった方々のために黙祷を捧げた。
その後、母ちゃんが言った。
「去年はどうしてたんだっけ?」
ワルテルの病気が発覚して、大変申し訳ないが、黙祷どころではなかったのだ。
父ちゃんと母ちゃんはまたしんみりしてしまった……
- 2013/03/11(月)
14:56:55|
- Dog
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おそらく、土曜日の軽井沢、気温20度近くあったんじゃなかろうか。
夕方の散歩、午後四時の時点でまだ17度もあって、二十分も歩かないうちにソーラのはぁはぁが酷くなる始末。父ちゃんも上着脱いでシャツ一枚になって、それでも暑かった。
日曜日も午前中はポカポカ陽気。
昼前に通り雨が降って、そしたら気温が急降下!
昼前は15度ぐらいだった気温が夕方の散歩の時は4度。
そして今朝はマイナス8度!!
48時間のうちに、気温が30度近く急降下した計算になる。
十日前なら平気だった。マイナス8度? 今日はあったかいじゃん。てなもんだった。
だが、ここ数日の陽気のせいで、身体が春モードに移行しつつあったようだ。
突然冬に逆戻りした寒気に、身体がついていかない。寒い~(涙)。
でも、ソーラは元気。
超元気。
- 2013/03/11(月)
08:20:19|
- 軽井沢 春夏秋冬
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リードを外してやると、ソーラは溶けた雪の間から覗く枯れ草の匂いを嗅ぎに行く。
なんだかワルテルみたいだ。
ワルテルがいたころは、そんなことはしなかった。忠実に父ちゃんの後をついて歩いてきた。
いつからだろう。ソーラが父ちゃんから離れて、あちこちの匂いを嗅ぎながら歩くようになったのは。
ワルテルと違うのは、聞こえないふりをしないことだ。
父ちゃんが呼べば、すぐに飛んでくる。
昨日、夕方の散歩に久々に母ちゃんが参加した。
確定申告で書類仕事に忙しく、気分転換に外を歩きたかったんだろう。
車を降りて、すぐにリードを外した。
でも、ソーラは匂いを嗅ぎには行かなかった。
母ちゃんの後ろを黙って歩く。決して追い抜いたりはせずに、母ちゃんの歩く速度に合わせててくてく歩く。
パック・ウォークをするのだ。
リーダーを先頭に、群れが一丸となって歩く。
父ちゃん、母ちゃん、ソーラの順。その順番をソーラが乱すことは絶対にない。
時に、母ちゃんに促されて父ちゃんのところまで駆けてくるが、すぐに母ちゃんの後ろに戻って歩く。
教えたわけじゃない。
犬の本能がソーラにそうさせるのだ。
そういえば、ワルテルがいたときもそうだった。
父ちゃん、ワルテル、ソーラの順でパック・ウォーク。
ワルテルがふらーっとひとりでパトロールに出かけると、ソーラは困ったような顔をしていたっけ。
多くのワンコたちの本能が、人間(飼い主)によってスポイルされていくのに、ソーラは実に犬らしい。
狼だった時の記憶が遺伝子に刻みつけられてるかのようだ。
『狼の群れと暮らした男』という素晴らしい本がある。
それによれば、狼の群れには「エンフォーサー(殺し屋)」と呼ばれる役目を担う個体がいるそうだ。
ボスの命令を受けて、群れに紛れ込んできたよそ者を襲い、時に殺す。
ワルテルがいたときのドッグランでの振る舞いを思い起こすと、ソーラは間違いなくエンフォーサーだ(苦笑)。
名前は恐ろしげだけれど、群れにとっては頼りになる、可愛い、可愛いエンフォーサーなのだ。
- 2013/03/08(金)
08:30:55|
- Dog
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今日の写真は火曜日の朝に撮ったものだが、前日、5センチほどの雪が積もった。
そして、翌水曜日。
明け方の気温はマイナス10度だったのだが、太陽が昇ると気温がぐんぐん急上昇。
マジっすか?
ってぐらいのポカポカ陽気。
雪もすっかり溶けちゃった!!

雪の上、にっかにかで走りまわるソーラの写真も、今シーズンはこれで最後かなあ……
三月中に、雪遊びしに軽井沢に来たいと言っていた犬友がいるんだけど、北軽もかなり溶けている。
三月中に寒気が戻ってきて、もう一回、雪積もらないかなあ……

ああ、ちなみに、マージもワルテルも、次に来る子も、名前をつけるのは父ちゃんではなく母ちゃんなのです。
父ちゃん、自分の小説のタイトルつけるのも苦手なタイプなので。
ソーラは犬舎でつけられた名前です。
- 2013/03/07(木)
08:59:15|
- 軽井沢 春夏秋冬
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父ちゃんと母ちゃんは、毎日、毎日、ソーラの弟の名前をどうするかで悩んでいる。
これだ! っていう名前がなかなか思いつかないのだ。

ああでもない、こうでもない。
それからそれから、もう成犬の男の子だから、初めて家に来るときはあちこちにシッコかけるだろうなあ。
その対策、今から考えておかなくちゃー。
悩みなのだ。悩んでいるのだ。
だが、悩むのが楽しかったりするからおもしろい。
- 2013/03/06(水)
07:59:59|
- 軽井沢 春夏秋冬
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雪原を楽しそうに駆け回るソーラ。
しかし、この時期の朝、雪原の表面は固く締まっているが、中は柔らかい。
父ちゃんは毎朝、ずぼずぼ音を立てて雪原の表面を踏み抜きながら歩いているので、とても疲れる。
ふわふわの雪の上を歩くときに比べて、三倍ぐらい体力を使うのだ。

ズボッ!
走っていたソーラの足もとの雪が抜けて、ソーラがバランスを崩した。
これがあるから、この時期は怖い。大型犬は足を痛めることもあるから要注意!
可哀想だったが、この日、この後、ソーラは走るの禁止。
憮然とした顔をしていたが、父ちゃんの言いつけはしっかり守る。
みなさんも、三月、四月の雪遊びは気をつけて!
- 2013/03/05(火)
08:40:56|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ネットで素敵な詩を見つけた。
犬の保護施設で、新しい飼い主と出会う犬の話を、犬の視点から綴ったものだ。
これを読んで、父ちゃんは「その通り!」と思った。
だけど、いろいろ検索してみたが、この詩を日本語に訳したものが酷い。
犬の十戒もそうだけど、なんて堅苦しくて情のない文章にしてしまうんだろう。
というわけで、締切地獄の現実逃避に、父ちゃんが訳をつけてみた。
かなり大雑把な意訳だが、内容に修正は加えていない。
まずは詩の原文。
Janine Allenという人が作者だ。
Her eyes met mine as she walked down the corridor peering apprehensively into the kennels. I felt her need instantly and knew I had to help her.
I wagged my tail, not too exuberantly, so she wouldn’t be afraid. As she stopped at my kennel I blocked her view from a little accident I had in the back of my cage. I didn’t want her to know that I hadn’t been walked today. Sometimes the overworked shelter keepers get too busy and I didn’t want her to think poorly of them.
As she read my kennel card I hoped that she wouldn’t feel sad about my past. I only have the future to look forward to and want to make a difference in someone’s life.
She got down on her knees and made little kissy sounds at me. I shoved my shoulder and side of my head up against the bars to comfort her. Gentle fingertips caressed my neck; she was desperate for companionship. A tear fell down her cheek and I raised my paw to assure her that all would be well.
Soon my kennel door opened and her smile was so bright that I instantly jumped into her arms.
I would promise to keep her safe.
I would promise to always be by her side.
I would promise to do everything I could to see that radiant smile and sparkle in her eyes.
I was so fortunate that she came down my corridor. So many more are out there who haven’t walked the corridors. So many more to be saved. At least I could save one.
I rescued a human today.
通路を不安げに歩いてくる彼女と目が合ったんだ。彼女がなにを求めてるのか、ぼくにはすぐわかったよ。そして、ぼくが彼女を助けてあげられるんだってこともね。
彼女が驚かないよう、ぼくはそっと尻尾を振ったんだ。彼女がぼくの檻の前で立ち止まったとき、ぼくは身体を前に出して彼女の視界を塞いだよ。檻の奥にシッコをした跡があるんだ。今日は散歩させてもらえてないんだよね。シェルターで働く人たちは忙しすぎるんだよ。でも、彼女がそのことで彼らを責めたりするのも嫌だしね。
彼女はぼくの檻の前に貼られているカードを読んだんだ。ぼくが昔人間にどんな目に遭わされたかを知って、悲しまないといいなって思ったね。だって、ぼくは過去を振り返らないし、過去とは違う人生を送るんだから。
彼女は檻の前で膝をついて、ぼくにキスするみたいな音を立てたんだ。ぼくは身体を金網に押しつけたんだ。彼女を安心させてあげるためにね。金網の間から指を出して、彼女が優しくぼくの首を撫でたよ。彼女はだれかを必要としてた。だれかに触れたがってた。涙が彼女の頬を伝わってた。ぼくは前脚をあげて「大丈夫、いろんなことがうまくいくさ」って伝えてあげたんだ。
そしたら、すぐに檻が開いて、ぼくは彼女の腕の中に飛び込んだ。
約束するよ。ぼくは彼女を守る。
約束するよ。いつだって彼女のそばにいるって。
約束するよ。彼女が笑って目が輝くようなことばかりしてあげるって。
彼女がここに来てよかったよ。だって、大勢の人間がここに来ることもなく、不幸せでいるんだ。みんな助けが必要なのにね。ぼくは今日、その中のひとりを助けたんだよ。
そう、ぼくは今日、人間をひとり、レスキューしてあげたんだ。
馳 星周訳
- 2013/03/04(月)
08:30:52|
- 未分類
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先週のとある晴れた日。
久々に浅間山に登ってきた。
いつものコースではなく、今回は北東方面からのアプローチ。
トレースはなく、新雪を踏みしめて樹林帯を行く。

気温はマイナス10度ぐらいだったが、冬装備で風のない樹林帯を登ると、身体が火照る。
汗で下着やウェアが重く感じるほどだ。

しかし、樹林帯を抜けた途端、強風が吹きすさぶ。風速15メートル超。
風が吹きつけてくる右半身が一気に冷え、手袋をはめていても指先がかじかむほどだ。
ときおり突風が吹くと、身体を持って行かれそうになる。その場に立ち止まり、踏ん張って風が弱まるのを待つほかない。
眼下に見えるのは小浅間山だ。

風の中をしばらく登り続けたが、ある地点で、師匠が「帰るぞ」と踵を返した。
これ以上は危険と判断したのだ。

きつい登山だっがた、景色は最高だった。
新緑の山も、紅葉の山も、雪景色の山にはかなわない。
また来週、リベンジする予定だ。
- 2013/03/02(土)
09:34:50|
- 登山
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雪が危うくなってきた軽井沢に見切りをつけ、ある日の夕方、久々に北軽の浅間牧場へ遠征してきた。
北軽も気温が高くあちこちで雪が溶けていたが、軽井沢より積雪量が多いので、雪遊びには充分だ。
ソーラも浅間牧場はお気に入りで、だれもいない丘の上、にっかにかで駆け回る。

週末、子供たちが橇遊びをやったのだろう。あちこちに橇の痕がある。

が、ソーラと遊んでいると、だれも立ち入っていない一画を見つけた。
抜けるような冬の青空。そして、足跡のない雪面。
これはもう撮るっきゃあるまい。
写欲がもりもりと湧いてきて、父ちゃんは逸る心をなだめながら作戦を練る。
ソーラをステイさせるだろ? 雪面に足跡がつかないよう、遠回りして撮影ポイントに移動するだろ?
でもって、ソーラの足跡がついたらもうここでの撮影は終わりだから、一発勝負だろ?
ドキドキ、わくわく。
こういうシチュエーションでの撮影はなんとも楽しい。
作戦通り、ぐるりと遠回りして撮影ポイントに移動する。ソーラはステイしたままだ。ほんとにいい子だな。
カメラを構え、構図と露出を決め、シャッターボタンに指をかける。
「カム!」
ソーラが走り出す。タイミングを見計らってシャッターを切る。
手応えがあった。大いなる満足感で胸が満たされた。
後日、この写真を友人のプロフェッショナル・フォトグラファー、
ばぐちん に見せた。
「すげーじゃん、すげーじゃん、この写真最高じゃん!」
と、父ちゃんが恥ずかしくなるぐらいべた褒め。
さらには、
「この写真、今年の馳ちん写真ベスト1だよ!!」
えっと、ばぐちん……まだ二月が終わったばかりなんだけど(汗)
というわけで、下にあるのがその写真です。
- 2013/03/01(金)
09:13:56|
- Dog
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