ワルテルと天使たちと小説家

八ヶ岳登山 硫黄岳



 長野県茅野市にある登山道入口横の駐車場は標高1900メートル。
 そこからまず、標高2300メートル付近にある山小屋、オーレン小屋を目指し、しばし休息したのち、硫黄岳を目指す。

14_0530_15.jpg

 だが、オーレン小屋から先の樹林帯には、シャーベット状に溶けてじゅるじゅる滑り、ときにはずぼずぼと膝まで埋まる腐った雪(山岳用語で、春先の雪の状態を、雪が腐る、と言う)が大量に残っており、そこを抜けるのに予想外の時間を食ってしまった。

14_0530_16.jpg

 ようやっと樹林帯を抜けたときには午後もかなり遅めの時間。
 それでも行けるところまで行こうと踏ん張った。

 初めての八ヶ岳、初めての景色に、きつい勾配を登りながらへらへらしっぱなし。
 浅間山はもうげっぷが出るほど登りまくってるし、北アルプスは素晴らしい景観が広がる高みにまで辿り着くのが一苦労だ。
 だが、八ヶ岳は北アルプスほど苦しくないし、浅間山より表情が豊か。

 父ちゃんは最後までへらへらし通しだった。

 八ヶ岳、最高じゃん!!

14_0530_17.jpg

 結局、硫黄岳の八合目近辺まで登ったところでタイムアップ。
 この時期、日が長いとはいえ、天候はぐるぐる変わるし、午後四時前後までに山小屋に戻っているのが登山のルール。
 実際、四方八方で、山肌から雲がもくもくと立ちのぼっていく。

 残念だがいたしかたない。

 案の定、山小屋に戻ってしばらくすると、雷が轟き、雨が降りはじめた。あのまま山頂を目指していたら、危ないところだったのだ。

 なにはともあれ、硫黄岳、実は山頂に立つというより、爆裂火口と呼ばれる火口を間近で拝むのが、父ちゃん的に最大の目的だった。
 それがかなったので満足。

 登頂はまたの機会にということで、なんの問題もない。

 下の写真がその爆裂火口。
 神の造形と呼ぶにふさわしい神々しさだった。

 さて、翌日の天狗岳山行は、また後日。


14_0530_5.jpg

  1. 2014/06/01(日) 13:23:57|
  2. 登山
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
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