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ワルテルと天使たちと小説家

良いお年を



 えと。
 今年はぼくたちの群れにとっては激動の一年になっちゃいました。

 まさか、ソーラ姉ちゃんがいなくなっちゃうなんて……


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 でも、だいじょうぶ。
 父ちゃんと母ちゃんは、マージさんやワルテルおじちゃん、ソーラ姉ちゃんの想い出話に花を咲かせています。
 父ちゃんはまだ時々めそめそするけど、それでも、一時期よりはずっとましです。

 ぼくのことを心配してくれる人もいるみたいだけど、だいじょぶです!
 ぼくたちワンコは人間と違って「今」を生きてるんです。人間よりずっと賢いのです!!
 過去の悲しい想い出に囚われることも、過去の経験から未来に暗い影を見ることもありません。
 今この時を、一瞬一瞬を、父ちゃんと母ちゃんに愛されてる幸せを噛みしめて生きてくだけなんです。

 だから、なんの心配もいりません。
 心配なのは人間だけです。
 人間って、自分では知性が高いなんて思ってるらしいけど、ぼくらから見たらけっこうお馬鹿ですw


 そんなわけで、ぼくは毎日毎日楽しく幸せに暮らしています。


 今年一年、お世話になりました。
 特にソーラ姉ちゃんが旅立ったときのみんなのコメント、父ちゃんも母ちゃんもだいぶ救われました。
 ありがとうございます。

 来年もよろしくお願いします。
 みなさん、良いお年を~♪


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  1. 2014/12/30(火) 09:32:20|
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最後の一枚



 写真を整理していて、はたと思い至った。

 これが、生前のソーラを写した最後の一枚だ。

 犬舎に送り届けたとき、浜松の中田島砂丘で撮ったもの。
 写したときは、まさかこれが撮りおさめになるなんて夢にも思っていなかった。

 もっともっと撮っておけばよかったなあ。


「自分の家にいるときと、犬舎にいるとき、あれだけ違う顔を見せた子は他にいませんよ」

 花に埋もれて眠るソーラを見ながら犬舎のIさんが呟いた。

「ソーラは馳さんの可愛いソーラを最後まで演じきって逝ったんですねえ」


 もう悲しまないと決めた。ソーラと約束した。

 でも、寂しいよ。
 もう、ソーラの写真撮れないんだな。
 ほんとに寂しいよ。

 
  1. 2014/12/27(土) 12:13:09|
  2. Dog
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遊ぶ男



 えと。
 我が家には、いろんなオモチャが使われないまましまわれています。

 マージさんもワルテルおじちゃんもソーラ姉ちゃんも、子供の時はいっぱいオモチャで遊んだのに、3歳ぐらいになるとぱたりと遊ばなくなったそうなんです。
 昨日までは嬉々として遊んでいたのにある日突然、「なにそれ? わたしもう子供じゃないのよ」って言うみたいに遊ばなくなったそうです。

 父ちゃんと母ちゃんは、バニって犬種はそういうものなんだって思い込んでたそうです。

 だから、ぼくが群れに加わった時も、もうすぐ3歳なんだから、オモチャでなんか遊ばないんだろうな。
 そう決めてかかっていたそうなんです。

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 こないだ庭で遊んでたら、ワルテルおじちゃんのお古のラグビーボールを父ちゃんが持ってきたんです!
 雪の上をあっちに転がったりそっちに転がったりこっちに転がったりするんです!!
 ぼくの遊び魂に火がつきました!!

 追いかけて追いかけて前脚でつんつんして噛んで!!
 なんて楽しいんでしょーーーーーーっ!!

「4歳過ぎても遊ぶか、アイセっ!! さすが、幼稚の塊の男だな!!」

 父ちゃんが驚いてたけど、ぼくはラグビーボールに夢中です。

 追いかけて追いかけて跳んで跳んで前脚でつんつんして噛んで!!

 ぼくがあんまり楽しそうにしてたからでしょうか。
 家の中でお掃除してた母ちゃんも庭に出てきて、ぼくのためにラグビーボール投げたりしてくれましたっ♪

 いやあ、ほんとに楽しかったです~。
 父ちゃん、もっといっぱい楽しいオモチャくださいっ!!


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  1. 2014/12/25(木) 09:18:16|
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変わる男



 ソーラがいなくなって、アイセが変わりはじめた。

 まず、これまではいつも父ちゃんのそばにいたがった。父ちゃんが寝るために寝室に行くまでは常に父ちゃんと同じ場所──仕事部屋や居間にいた。
 それが今は、夜のシッコ散歩が終わるとそそくさと寝室に消えていく。
 まるでソーラみたいだ。
 ひとりになったから、もう、父ちゃんを独占しようと頑張る必要がなくなったということなんだろうか?

 問題は、ソーラとは違い、アイセが寝ていても全然ベッドが暖まっていないこと。
 冷たいんだよ、アイセ。なんでだ?

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 もうひとつの変化は先日のこと。
 同業の村山由佳と忘年会を行った。当初の予定では一次会で終了のつもりだったのだが、村山の「カラオケ行こう!」の一声に乗っかってしまった。
 まあ、車運転するのは酒を飲まない村山だし、彼女が行きたいってなら別にいいか。
 それで、女子3人に男ひとりのカラオケ大会がはじまり、気がつけば午前2時。
 東京に出た時を別にすれば、こんな時間まで飲んだのは何年ぶりだろうか。

 そして、アイセ。
 こんなに長時間の留守番ははじめてだ。
 どうせ、帰ったら嬉ションを大量にするんだろうなあ。チンコ巻きしておいて正解だった。

 そう思いながら村山に送ってもらって帰宅した。
 もう、アイセは半狂乱。

「父ちゃん、父ちゃん、なんですかなんですか、なんでこんなに長い間ぼくをひとりにするですかー!!!」

 はいはいはいはい。悪かった悪かった、父ちゃんと母ちゃんが悪かった。つい熱唱しすぎてしまったんだ、ゆるせアイセ、さあ、どうせ嬉ションしてるんだろうけど、もっかい外でシッコしてすっきりしよう。

 チンコ巻きを外したら……あれ?
 人間介護用の尿パッド、濡れてない。これっぽっちも濡れてない。

「アイセ、シッコ漏らさなかったのか?」

 念のため、家の中をチェックしてみたが、シッコを漏らした痕跡はどこにもなかった。
 アイセを外に連れ出すと、大量に放尿した。

「すげーじゃん、アイセ! シッコ漏らさなかったじゃん、やればできるじゃん!!!!」

 誉めて誉めて誉めまくってやると、アイセは満更でもなさそうな顔をした。

 なんだかんだ言ってソーラを頼ってたのかなあ。ソーラに甘えてたのかなあ。
 ひとりになって、いろいろ自覚が出てきたのだろうか。


 母ちゃんは今日、所用で東京に出かけた。
 今夜は父ちゃんとアイセ、男ふたりのクリスマスイブだ。
 いっちょまえになりつつあるご褒美に、クマさんの牛肉をたっぷり焼いてやろう。


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  1. 2014/12/24(水) 11:01:37|
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 伊豆での夜、夢を見た。

 深い深い闇の底で父ちゃんはソーラを探している。

 ソーラ、ソーラ、ソーラ、どこにいるんだ、ソーラ、おれはここにいるぞ、ソーラ

 ソーラを呼びながら闇の中を動き回っていると、月が昇った。見事な満月だった。
 しかし、満月には見たこともない影が刻まれている。
 父ちゃんは目を凝らす。
 望遠レンズをズームさせるみたいに、月がどんどん大きくなっていく。

 月は月ではなく、窓になった。
 丸い天窓だ。
 そして、その窓の向こうにマージとワルテルとソーラが並んで、父ちゃんを見おろしていた。

 やつらの姿を確認した瞬間、父ちゃんの目から滝のように涙が溢れてきた。

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 マージとソーラは笑っていた。にっかにかの笑顔だ。
 ワルテルはちょっとふくれっ面。もっと遊んでたかったのに、とその顔が言っている。
 きっと、マージに無理矢理連れてこられたんだ。マージには頭があがらなかったからな。

 とにかく、マージとソーラはとびきりの笑顔だった。
 幸せそうだった。

「父さん、父さん、マージとワルテルがいるから、わたしはだいじょぶなの。心配しなくていいの。こっちで父さんと母さんとアイセを待ってるの。悲しむ代わりに、また別の子を幸せにしてあげてなの」

 ソーラがそう言ってるような気がした。

 そうか、マージとワルテルが一緒にいてくれるんなら安心だな、ソーラ。
 でも、父ちゃんは寂しいよ。戻って来いよ、ソーラ。

 そう思った瞬間、手品みたいに天窓が消えた。
 父ちゃんはまた、ひとり、暗闇の中に取り残された。




 わかったよ、ソーラ。
 また新しい子を迎えよう。おまえにしてやったように、愛し、慈しむよ。
 それでいいんだろう?
 そうして欲しいんだろう?
 必ず、おまえの願いにこたえるよ、ソーラ。


 目覚めると、胸を押し潰されそうだった悲しみが和らいでいた。
 寂しさは募る。しかし、悲しみに沈んでいても、ソーラは喜ばない。

 来年、新しい家族を迎えよう。

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  1. 2014/12/23(火) 10:00:07|
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ソーラの太陽



 水平線上に雲がわずかに漂っているだけで、呆れるほどの晴天だった。
 思いの外気温が低く、海から吹きつけてくる風も相まって、震えながら日の出を待った。

 海と空との分かれ目が赤く染まり、それがどんどん広がっていく。

 やがて、伊豆大島の肩から太陽が顔を覗かせた。

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「ソーラらしいね」

 母ちゃんが言った。

「ワルテルの時はそれなりに雲が出てて天使の梯子も見られて。でも、今朝は雲もなんにもなくてただただ純粋な日の出。ソーラみたい」

 父ちゃんは深く深くうなずいた。


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  1. 2014/12/22(月) 09:15:29|
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想い出めぐり



 ワルテルが旅立ったあと、父ちゃんと母ちゃんとソーラで伊豆へ行った。
 伊豆の海岸で美しい日の出と見事な天使の梯子を見た。
 マージとワルテルに思いを馳せた。


 だから、今回も伊豆へ行くことにした。
 アイセを連れて、また日の出を眺めてくる。

 どうか、晴れますように。


 というわけで、明日の更新はおやすみです。

  1. 2014/12/18(木) 09:00:00|
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いるんだよな……



 マイナス10℃の朝。
 アイセと暗いうちから散歩に出かける。

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 厳しい寒さが悲しみを凍りつかせる。
 とにかく、身体を動かし続けていなければ冷気にすくみ上がってしまう。

 写真撮影のため、アイセをステイさせ、父ちゃんは新雪に足跡をつけないようぐるっと遠回りして撮影ポイントまで駆けていく。

 荒くなった息を整えながら振り返る。
 アイセがあらぬ方向をじっと見つめている。
 その視線の先にはなにもない。


 ああ、ソーラがいるんだな。おまえには見えるんだな。
 ワルテルが逝ったときもそうだった。ソーラがなにもないところをじっと見つめていた。

 アイセが見つめている先を、父ちゃんもじっと見つめる。
 なにも見えない。
 犬と違って人は汚れているから、見えるはずのものが見えないのだ。

 涙が溢れてきた。
 頬を伝う涙がすぐに凍りつく。

 もっと寒くなれ、おれの感情や思考が凍りつくまで寒くなれ。

 呪文のように同じ言葉を唱えながらシャッターを切った。



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  1. 2014/12/17(水) 08:57:41|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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新雪



 ソーラがいなくなっても、父ちゃんが悲しみにくれていても、この男は跳ぶ。

 新雪を思いきり堪能する。

 無邪気に喜ぶ姿を見ていると、救われる。

 マージが逝ったときはワルテルに救われた。
 ワルテルが逝ったときはソーラに救われた。
 そして今度はアイセに救われるのだ。

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 アイセ、父ちゃん、ここんとこ元気なくてごめんな。
 もうちょっとしたら、いつもの父ちゃんに戻るから、ちょっとの間我慢してくれ。

 大好きだよ。
 おまえがいなかったら、父ちゃん、きっとどうしていいかわからずに途方に暮れてたはずだ。


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  1. 2014/12/16(火) 08:40:58|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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 マージとワルテルは長い闘病の末に旅立ったので、身体も痩せ衰え、顔つきもげっそりしていた。
 けれどソーラは、ただ眠っているかのようで。
 その顔はあまりに突然すぎる死だったことを如実に物語り、父ちゃんの胸は押し潰されそうになる。

「ソーラ、頼むからもう起きてくれよ」

 何度そう語りかけたわからない。



 斎場へ向かう前、犬舎のスタッフが総出でソーラを花で飾ってくれた。
 ソーラにこんなに花が似合うなんて思ってもいなかった。
 綺麗に飾られるソーラを見ながら、父ちゃんはただ泣いていた。



 土曜の夜に、遺骨と共に軽井沢に戻ってきた。
 軽井沢は予定通りの雪。
 ソーラが喜ぶはずだった雪。


 冬の間はソーラがいつも先に寝て温めてくれていた父ちゃんのベッドがとても冷たい。

 その冷たさと辛さと苦しさと悲しさと寂しさに、凍えてしまいそうだ。


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  1. 2014/12/15(月) 09:30:04|
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悲しいおしらせ


 ソーラが、父ちゃんの可愛い可愛い可愛いソーラが旅立ってしまった……






 12月9日夜、父ちゃん、母ちゃん、アイセで犬舎に行って、ソーラとの再会を喜んだ。
 父ちゃんは、母ちゃんとアイセを放り出して、ソーラと二人っきりになってラブラブした。

 翌10日早朝、父ちゃんは仕事のため九州へ向かった。

 ソーラが朝ご飯を食べなかった。
 不審に思った母ちゃんと犬舎のスタッフがソーラを病院に連れていった。
 子宮蓄膿症という診断だった。
 とりあえず、入院して様子を見、今後の治療方針を決めようということになったそうだ。

 しかし、その後ソーラの容態が急変し、緊急手術。
 獣医師によると、子宮に目に見えない小さな穴があいていて、そこから膿が漏れ、腹膜炎を併発していたという。
 手術は無事に終わった。
 母ちゃんもほっとしたらしい。

 なのに、真夜中になって、病院から連絡が来た。
 ソーラが危篤だという。

 母ちゃんは病院に駆けつけ、ソーラを見守った。
 そして、12月11日午前7時過ぎ、ソーラは他界した。




 そばにいてやれなかった。
 マージとワルテルには守った約束を守ってやれなかった。

 ずっとそばにいる。
 おまえが逝くとき、おまえの目が最後に見るのは父ちゃんの顔だ。

 なのに、父ちゃんは遠い九州にいた。
 ソーラが苦しんでいることも知らなかった。

 ソーラ、ごめんよ、ごめんよ、ごめんよ。

 辛いよ、苦しいよ、悲しいよ、寂しいよ。
 








  1. 2014/12/14(日) 11:13:39|
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夜明けの男



 氷点下9℃の朝。
 大地も草木もなにもかもが凍てついている。

 吐く息は濃く白く、登山用の防寒ウェアで防御していてもわずかな隙間から冷気が忍び込んでくる。
 マイナス20℃まで保障されている手袋をはめていても、指先が痛い。
 うんちを拾うのが苦痛だ。

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 日が昇るとすべてが一変する。
 気温は急激にはあがらない。だが、日の光を浴びただけで気持ちが緩んでいく。
 お日様の光がどれだけ暖かいものなのかを実感する。

 徐々に身体が温まり、火照り、上着を一枚脱ぐ。ついでにニット帽も脱ぎ去ってしまえ。
 ついさっきまでは忌々しかった冷気が、今では心地よいことこの上ない。
 指先の痛みもいつの間にか消えている。


 お日様って、ほんとに凄いんだぜ。


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 父ちゃん取材旅行のため、今週いっぱい、更新はお休みします。
 帰ってくる時はソーラも一緒です♪

  1. 2014/12/09(火) 09:56:50|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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初積雪



 えと。
 金曜日の北軽遠征に続き、今度は土曜日ですっ!!

 この日は軽井沢、朝から雪でした。
 積雪も5センチぐらい。

「これだけだと、ほとんどは今日中に溶けちゃうから、アイセ、今のうちに思いきり遊んでおけ!」

 はいっ!!
 父ちゃんの言葉、しかと受け止めますっ!!!

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 早速秘密基地へ行って、野生動物の足跡しかない新雪の上を思いきり走りました~♪

 ああ、どうして雪ってこんなに楽しいですか?
 楽しくて楽しくて、どれだけ走っても走り足りません。


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 父ちゃんに雪玉投げてもらって遊んだりもしました。
 雪が積もってるだけで、普段はできないいろんな遊びができるんです。
 雪、最高ですっ!!


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 楽しすぎて走りすぎて遊びすぎて、最後はちょっとくたびれちゃいました。てへ。

 今週は寒波が一旦北に下がって、少しだけ暖かくなるそうです。
 雪も溶けちゃうって父ちゃんが言ってます(涙)。

 でも、次の週末はまた雪マークがずらっと並んでるそうです。
 その時はソーラ姉ちゃんも帰ってきてる予定です!!

 いっつもヒートの後はあんまり身体動かさないソーラ姉ちゃんだけど、雪みたらどうなるかな?
 今から楽しみでしかたありませんっ!!


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  1. 2014/12/08(月) 09:03:26|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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まずは北軽遠征w



 えと。
 今週末は雪遊び三昧のぼくで~すぅ♪

 まずは、金曜日の朝。
 父ちゃんが朝早くに起きたら、外はうっすらと雪景色。

「雪遊びには物足りないから、いっそのこと北軽に遠征してこよう!」

 って父ちゃん即決。
 北軽に行ってきました~!

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 北軽も期待していたほどの積雪じゃなかったけど、とりあえず一面の銀世界!!
 なんてったって、今シーズン初めてのちゃんとした雪遊びです!

 今年はほんと、雪が降るの遅かったんです~。

 とにかく!
 リード外してもらったら、ぼく、もう辛抱たまりませんでしたっ!

「ゆっき~~~~っ!!」

 って叫びながら、走りました。走りまくりましたっ!!!!
 走って走って走って、それでもまだ足りなくてまた走って!

 いっやー、どうして雪ってこんなに楽しいんでしょー。


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 ぼくがあんまり楽しそうで、それを見てる父ちゃんも頬が緩んだそうです。

「こんなに楽しんでくれるなら、寒い中早起きした甲斐があるってもんだな~」

 そう言って、父ちゃん、ぼくのことめっちゃ可愛がってくれました!!
 雪が嬉しくて走りまわってるだけでいい子いい子してもらえるなんて、最高です~♪

 次の日の土曜は、軽井沢にも少しだけまとまった雪が積もりました。

 その様子はまた明日~♪


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  1. 2014/12/07(日) 12:04:06|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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あたたっ



 えと。
 父ちゃん、これから歯医者だそうです。

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 年の瀬に歯が痛くなるなんて最悪だって言って泣いてます~。

 歯医者さん、痛くないよう父ちゃんの歯、ちゃっちゃと治してやってください~。


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  1. 2014/12/05(金) 08:25:53|
  2. その他
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ご機嫌な男



 えと。
 母ちゃんの携帯に電話が入りました。
 北軽のみくにママからでした。

「れおん母さんがララちゃん連れて軽井沢に来てるの」

 れおん母さんとララちゃんは、週末に清里で行われた「バーニーズ・ジャンボリー」っていう催しに参加するためにわざわざ広島からやって来て、ジャンボリーが終わったら軽井沢に移動してきたそうなんです。

「じゃあ、夕方、ドッグランで」

 父ちゃんが言いました。
 それでみくに家の榛名(バニ)、ニーナ(デーン)とララちゃん、そしてぼくが一緒に遊ぶことになったんです~。

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 ニーナが「遊びましょ!」ってぼくのところにやって来ました。
 匂い嗅いだら、小娘の匂いでした!
 ニーナはまだ八ヶ月の子供なんです。
 ぼく、子供には興味ありまっしぇん!!(爆)

 榛名もいい匂いしたけど、ララちゃんにはかないません。

 決めました!!
 ぼくの今日のターゲットはララちゃんです!!

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 どこまでもどこまでも追いかけて~、隙を見つけたらへこへこっ!!

 叱られても叱られても追いかけ続けて~、好きを見つけたらへこへこっ!!

「こういう時の表情、ワルテルそっくりね」

 どこかからみくにママの声が聞こえてきたけど、ぼくには関係ありません~。

 へこへこっ! へこへこへこっ!!!



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「ララ、ごめんな。でも、自分で撃退できるようになった方がいいぞ」

 父ちゃんがララちゃんに謝ってました。でも、ぼくには関係ありません~。

 へこへこっ! へこへこへこっ!! へこへこのへこっ!!

 もう、最高の夕方でした~♪


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 上の写真、仲良く遊んでいるように見えるけど、必死でアイセから逃げているララなのでした(苦笑)。



  1. 2014/12/04(木) 08:55:09|
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嬉しい朝



 毎月恒例一日の日の出見散歩。
 12月1日も悪天候だったため、翌2日に決行した。

 んが、前日までのポカポカ陽気から一転、この日は寒波が襲来して気温は氷点下3℃。冷たい北風がびゅーびゅー。
 アイセは大張り切りだったが、お日様を拝んだ後は、父ちゃんも母ちゃんも寒さで震え上がっていた。

 なんとか身体を温めなきゃ……そうだ、久々にキャボットコーヴへ行こう!!

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 キャボットコーヴはアメリカのニューイングランド風の朝食を出すレストラン。朝食専門で、昼過ぎには閉店する。
 ここ数年、軽井沢では朝食を出す店がちょっとしたブームになっているのだが、その先駆者がこの店なのだ。

 父ちゃんと母ちゃんは開店当初、足繁くこの店に通っていた。美味しいことはもちろんだが、オーナー夫婦の細やかな心配りが気に入っていたのだ。
 んが、ある日ある時、キャボットコーヴの人気に火がつき、オンシーズンは大行列、今では予約制の店になってしまった。


 わざわざ並んでまで食わなきゃならない料理なんてこの世にはない。朝っぱらから予約なんてアホか!!
 というのが父ちゃんという人間なので、いつしか足が遠ざかり、今ではオフシーズンに数度顔を出すだけになっている。


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 そんなわけで、昨日の朝も、本年二度目のキャボットコーヴだったのだが、暖かくて美味しい食事を終え、いざ会計という段になって、店主がおずおずとチラシのようなものを差し出してきた。

 朝食専門のこの店だが、今年は12月に2回だけ、1日10名限定のディナー営業をやる。
「よろしかったらいらっしゃいませんか?」
 ほんとにたまあにしか顔を出さない父ちゃんと母ちゃんのことをちゃんと覚えていて、そう声をかけてくれたのだった。

 この日、キャボットコーヴへ行こうと決めたのはたまたま。
 そして、たった2回しかやらないディナー営業、限定10名のうち、残りは2名だったというのもたまたま。
 たまたまついでだから、行っちゃおう!!


「日の出を見るといいことあるね」
 帰りの車中で母ちゃんが言った。

 ん~ん~、でも、父ちゃん、晴れてる日はほぼ毎日日の出見てるけど、毎回いいことは起こらないなあ(苦笑)。


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  1. 2014/12/03(水) 08:39:35|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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違うだろ



 えと。
 なんだか11月後半とは思えないぽかぽか陽気が続きました。
 こういう時は昼寝が一番です。

 気持ちがいいんです~♪

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「アイセ、違うだろ。そこ、父ちゃんのソファだぞ」

 父ちゃん、気持ちがいいんだから、うるさいこと言うのやまましょう~。
 ほら、母ちゃんだって「いいわよ」って言って、頭撫で撫でしてくれます~♪


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  1. 2014/12/02(火) 09:53:03|
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考えた男



 昨日は浅間山に登ってきた。

 朝7時出発予定だったため、5時に起き、まだ暗いうちからアイセと散歩に出、散歩から戻ると朝食を与える。

 んがっ!!
 アイセがご飯を食べない。
 父ちゃんのストーカーと化して父ちゃんの行くところについて回ってくる。

 飯を食わないなんて、我が家に来てからはじめてのことだ。

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「どうした、アイセ? 具合でも悪いのか?」

 心配になって声をかけたら、アイセはじっと父ちゃんを見つめた。
 その目は、こう語っていた。

「まだお外暗いです。なのに、父ちゃん忙しそうだし、廊下に登山用のザックが置いてあります。絶対おかしいです。ぼくを置いていくつもりでしょ!!」


 ピンポ~ン、大正解!!

 ってか、なんでもいいから飯食え、飯。
 今日はおまえは母ちゃんとお留守番だ。

 冷たく突き放したら、アイセは渋々ご飯を食べはじめた。

 この、冷たく突き放すってのが難しい。
 あの真っ直ぐな目を見たら、つい優しい声をかけたくなってしまう。
 だが、ここが勝負所なのだ。
 負けたら、犬は調子に乗る。へたをすると分離不安で留守番させられなくなる。

 しかし、考えたんだなあ、アイセ。
 父ちゃんの様子も、散歩の時間もいつもと違うこと。
 なんか楽しくないことが起こりそうだってこと。

 よく考えた。
 でも、考えても無駄だぞ。

 時間が来ると、父ちゃんは、まだ母ちゃんが寝ているベッドルームにアイセを押し込んで、とっとと山に向かったw



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  1. 2014/12/01(月) 09:02:29|
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プロフィール

軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

walterb

Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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