
一昨日の朝は氷点下に近くてさいこーっに楽しくあそべたんだもんっ!
なのに昼過ぎからじわじわと気温が上がっていったんだもん……

そして昨日は昼間の気温、20℃だったんだもんっ。
東京は25℃超えたって聞いたんだもんっ。
もうすぐ11月だっていうのに、なんなの、このあぢぢはー? なんだもんっ!!!
歩いてるだけではあはあが止まらなくなるんだもんっ(涙)
父さんも「なんでこの時期の軽井沢で車の冷房付けなきゃならないんだ!!」
って怒ってたんだもん!

すーしーさん、早く戻って来てなんだもんっ。
暑くてアイセ兄ちゃんと遊ぶ気にもなれないんだもんっ。
どうにかしてっ! なんだもん、もんもんっ!!

明日の更新はおやすみなんだもん♪
- 2015/10/29(木)
09:00:32|
- 軽井沢 春夏秋冬
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えと。
毎年恒例、紅葉の秘密基地に行ってきましたっ!
今年の軽井沢の紅葉、ちょっと微妙なんです。
ドウダンツツジは例年にないほど鮮やかに赤く染まってます。
でも、他の木々はっていうと、綺麗に色づいてるのもあれば、なんだかまだらで汚らしい葉っぱも多いんです。
変な気候のせいだって父ちゃんは言います。
で、秘密基地の紅葉も微妙でした。
色づき方がまばらで、例年ならもうびっくりすぐるらいに真っ赤っかなのに、今年は緑や黄色が多く混じってて
色づく前に散っちゃった葉っぱも多かったです。

「こりゃ、数日後にもう一回リベンジだな」
って父ちゃん言って、この日はちゃっと撮影済ませて帰って来ました。
でも、その2日後、軽井沢に木枯らしが吹き荒れたんです!
父ちゃん、頑張って玄関周りに吹きだまった枯れ葉を掃除しました。
でも、履いても履いても掃くそばから枯れ葉が降ってくるんです。
枯れ葉の雨です。
ぼくたち、お昼のシッコタイムで数分外に出ただけで背中が落葉松の枯れ葉まみれになりました。
晴れてるのに、本当に傘が必要だったんです。
それぐらい、木枯らしの猛威は凄かったです。
秘密基地の紅葉も、半分がた散っちゃいました(涙)
だから、今年の紅葉撮影はこれでおしまいだそうです。
父ちゃん、とっても悔しそうでしたw
- 2015/10/28(水)
08:34:40|
- 軽井沢 春夏秋冬
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いつ染まるかと週一ぐらいでチェックしていたのが、北軽井沢は浅間牧場の丘から見おろす浅間山麓の森。
二泊三日のキャンプから戻ってくると、見事に色づいていた。

日の出直後の光を浴びる赤い森は、息を飲むほど美しい。
でも、ワンズには関係ないな。
すーしーでいつまで遊んでもはぁはぁにならない。
人間にとっては美しいだけど、ワンズにとっては楽しい色なのかも。

昨日の朝は軽井沢も氷点下。
一昨日吹いた木枯らしのせいで、紅葉もだいぶ散ってしまった。
着実に冬が近づいている。
そろそろ、雪はまだかなあと呟く季節だなあ。
「陽だまりの天使たち」の特設サイトです。
- 2015/10/27(火)
08:13:00|
- 軽井沢 春夏秋冬
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ソウルメイトの続編が出版されます。
「陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ」
10月26日発売
集英社刊
雑誌に掲載した短編に加え、書き下ろしの巻頭詩と掌編が収録されています。
カバー写真は父ちゃんの撮ったソーラ。
本当にいつもにこにこ微笑んでくれてたよなあ、ソーラ。大好きだよ。
予約は
こちらから。
口コミ宣伝はもちろん、ツイッターやFBでの拡散もよろしくお願いします。
通常の更新はこの下になります。
- 2015/10/26(月)
09:00:00|
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土曜日、ワルテルの同胎兄弟のキャプテンが旅立った。
11歳半。
免疫介在性溶血性貧血の疑いで、それでも旅立つ前日まで自分の脚で立っていた。
旅立つときも、家族全員が揃うのを待った。
凄いな、キャプテン。
見事な最期だよ。
ワルテルが旅立った翌年の誕生会、おまえとグランを見て、父ちゃんと母ちゃんは胸が詰まった。
やっぱりワルテルに似てる。
触りたい、ワルテルの感触を思い出したい。
そう思ってたら、グランとふたりして来てくれたよな。
触っていいよ。ぼくたちに触って、ワルテルのこと思い出しなよ。
そう言ってるみたいに。
普段は滅多に触らせてくれなかったくせに。
おまえたちの優しさは絶対に忘れない。
おまえたちがワルテルの兄弟で本当に良かった。
安らかに眠るんだよ。
キャプテンの父さん、母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、お疲れ様でした。
慰めにはならないだろうけれど、みんなにささやかな贈り物です。
『陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ』の巻頭詩を抜粋した
ショートムービー。
少しでもあなたたちを支えられたらいいのだけれど。
- 2015/10/26(月)
08:19:22|
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今日はマンマイ、1歳の誕生日。
相変わらず自由闊達、好奇心旺盛、頑固一徹、遊び盛りの小娘だ。
アイセが相手をしてくれて、本当に助かっている。

出会ってから10ヶ月。
うちの群れに加わってから8ヶ月。
早いなあ。
今では父ちゃんの気持ちや考えを読み取ることができるようになってきている。
犬の成長は早い。
だから、一瞬一瞬を大切にしないとならないのだ。
マンマイ、誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。
うちの群れを選んでくれてありがとう。
- 2015/10/25(日)
08:50:21|
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浅間山を背景に、高原の丘を格好良く疾走する兄ちゃん。

浅間山を背景にゴロリンしたら、そこはかなり急な傾斜でゴロリンが止まらなくなってゴロゴロゴロリンになって焦る妹w
- 2015/10/24(土)
09:28:05|
- 軽井沢 春夏秋冬
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行ってきたのは、長野県富士見町にあるキャンプ場だったんだもん!
八ヶ岳の麓、標高1200メートルにあるドッグラン付き、ううん、広いドッグランの中でキャンプできるキャンプ場だったんだもんっ!!
京都から来るフルール家はちょっと遅れるからって、父さんとソフィ父さんがテント張ったり、いろんな支度したりしてたんだもん。
ソフィ父さんはキャンプの達人なんだもん。
キャンピングトレーラーまで引っ張ってやってきたんだもん!

人間たちが忙しくしてる間、わたしはアンジュと遊びまくったんだもん!
アイセ兄ちゃんはソフィにへこへこしまくってたんだもんっ!
どれだけ遊んでも、どれだけ時間が経っても「アイセ、マンマイ、そろそろ帰るぞ」っていういつもの父さんの声がしないんだもん。
最高なんだもんっ!!

午後二時過ぎにフルール家も到着なんだもん!
でも、フルール姉さん、後ろ脚を痛めてて一緒に遊べなかったんだもん。
アイセ兄ちゃんも遠慮して、フルール姉さんにはへこへこしなかったんだもん。
頑張れ、フルール姉さん! なんだもんっ!!
でもって、フルール父さんは、出発前に散々自慢してた「美味しい日本酒持っていきますよ~、期待しててください~」な日本酒を忘れてきたんだもん!!
父さんとソフィ父さんに「このキャンプでおまえは奴隷だ。わかったな!!」って言われてたんだもん。
「日本酒忘れへんでも奴隷に変わりないですやん」
っていって、フルール父さん半泣きだったんだもん!

だれかのご飯の時間になると、みんながわらわら寄っていくんだもん。
遊びすぎて楽しすぎて、みんな腹ぺこなんだもん!!
二日とも、人間たちはBBQだったんだもん。
わたしたちはフルール父さんが獲った鹿のお肉のジャーキーもらったんだもん。
フルール父さんは木造家具職人やりながら、新米猟師さんもやってるんだもん、凄いんだもん!!
夜になったら、アイセ兄ちゃんとわたしは父さんと一緒に小さいテントで寝たんだもん。
昼間遊びまくってる(へこへこしまくってる)から、朝まで爆睡なんだもん!!
父さんとぴたってくっついて寝たんだもん、最高に素敵だったんだもん!!

ソフィ&アンジュ親子は湿った土の上でお休みするのがお気に入りだったんだもん。
おかげで二頭ともどろどろのばっちっちで、父さんに「野良犬親子」って呼ばれてたんだもん。
だけど、わたしはアンジュと遊びまくるし、アイセ兄ちゃんはソフィにへこりまくるから、ソフィとアンジュのばっちっちがわたしたちにも伝染するんだもん!
母さん、アンジュと遊ぶわたしを涙目で眺めてたんだもんっ!!
楽しくて楽しくて、あっという間に三日間が過ぎたんだもん。
名残惜しいんだもん。
またキャンプに行きたいんだもん。
父さん~、早く次のキャンプの計画立ててなんだもん、もんもんっ!!!
- 2015/10/23(金)
09:48:28|
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えと。
初キャンプから無事、生還しましたっ!
三日間、天候にも恵まれて、最高に楽しかったです!!

キャンプの詳しい話は、明日、マンマイが写真と共に説明してくれると思います。
ひとつだけ!
うちの母ちゃんとソフィの母ちゃんとフルールの母ちゃん、女子3人組は、ソフィ家のキャンピングトレーラーの中で快適にねんねこしました。
男子組とソフィ以外のバニはみんな、テントで寝ました。
ぼくたちは、登山向けの三人用テント。すっごく狭い中、父ちゃんとぼくとマンマイでくっつき合って寝ました。
父ちゃん、真新しい寝袋用意してたし、ぼくとマンマイがくっついて寝てくれるおかげで温かかった~って喜んでました。
でも、その新品の寝袋、ぼくらが泥だらけの脚で踏みにじってしまって泥だらけですw
父ちゃん、家に帰ってきてから、泣きながら寝袋を拭き拭きしてましたっ!!
ほんとに楽しかったなあ。
父ちゃん、またキャンプ行きましょう!!
- 2015/10/22(木)
08:47:08|
- 軽井沢 春夏秋冬
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明日からキャンプなんだってなんだもんっ!!
うちと、しぞーかのソフィ家と京丹波のフルール家でキャンプするんだもんっ!!
キャンプってなんなのかしら?
アイセ兄ちゃんに訊いたら、アイセ兄ちゃんも初めてだって言うんだもん。
どうやら父さんと母さんも初めてらしいんだもんっ!!
キャンプって美味しいのかしら?
楽しいのかしら?
わくわくどきどきなんだもん。

そんなわけで、キャンプに行ってくるんだもん。
ブログの更新は水曜までお休みなんだもん。
行ってきますなんだも~~ん、もんもんっ!
- 2015/10/18(日)
08:52:59|
- 軽井沢 春夏秋冬
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4、5日ほど前から、マンマイがケージの中で寝なくなった。
ケージには入るのだ。だが、寝ない。
ケージの中で座り込み、一晩中起きている。
時にピーピー鼻を鳴らして、そのたびに父ちゃんと母ちゃんは目が覚める。

ケージから出してなんだもん!
わたしもアイセ兄ちゃんみたいに、みんなと一緒にベッドの上で寝たいんだもんっ!!
と自己主張しているのだ。
いずれ、ケージから出してやるつもりではいる。
しかし、それは信用できるようになってからだ。
さらには、自己主張したら望みが叶う、と思われても困る。
なので、今は根比べの最中。
一日、二日で諦めるだろうと高を括っていたのだが、マンマイ、超頑固娘である。
夜、寝ていないので、昼間はガン寝する。
散歩とご飯の時以外は寝まくっている。
寝不足の子犬なんて初めてだなあ。
父ちゃんと母ちゃんも連日寝不足だ。
しかし、負けんぞ。
どれだけ強大な敵を相手にしているのか、マンマイにはとことん教えてやろうじゃないか。

↑
マンマイがレンズに鼻を押しつけた直後に撮った一枚。
よい子は真似しないようにw
でもって、今日はマージの命日だ。
あの、胸が張り裂けるような哀しみに襲われた時から、早10年。
マージ、どうだ?
父ちゃん、犬飼いとして成長してるだろう?
おまえのおかげだ。
ワルテルのおかげだ。
ソーラのおかげだ。
約束する。
立ち止まらないよ。
前を向いて、今いる犬たちとの一瞬一瞬を大切に生きていく。
おまえたちが教えてくれたのはそういうことだ。
愛してるよ、マージ。
- 2015/10/16(金)
08:15:39|
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今朝の軽井沢の気温は2℃。今シーズン最低を更新。
でもって、北軽はというと氷点下!
薄手の手袋しかはめていない指先が痺れるように痛む。

しかし、気温は低いが風はない。
息を切らしながら丘を登り、ワンズと遊んでいるとうっすらと汗ばんでくる。
そして、太陽の光。
温かい。身体の芯まで温めてくれる。

朝日を浴びながら、きんと冷えた空気を肺一杯に吸い込む。
生きているということを実感する。
ああ、なんて気分がいいんだ。
なんて素敵な朝なんだ。

もちろん、ワンズも絶好調。
30分近く、ひとっときも休むことなく丘を駆け回り、取っ組み合っていた。
本格的におまえたちの季節がやって来たなあ。
あ、おまえたちの季節ってことは、父ちゃんの季節でもあるな。
これから、春が来るまでの半年間、目一杯楽しもうな!
- 2015/10/15(木)
09:16:20|
- 軽井沢 春夏秋冬
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マンマイの寝顔はソーラにそっくりだ。
目の周りの毛が薄いところとか、左の口のさきっちょがピンクなところだとか……
マンマイの寝顔を見ていると、ソーラを思い出して心がざわめく。
だけど、しばらくすると、マンマイは必ずへそ天になる。
「ソーラはこんなにはしたない姿で寝たりしなかった!!」
父ちゃんは我に返る。
そして、安心しきってへそ天で眠るマンマイのお腹をそっと撫でる。
マンマイはぴくりともせず、眠り続ける。
可愛いな、マンマイ。
父ちゃんと母ちゃんとアイセを心から信頼して爆睡してるんだもんな。

それにしても、マンマイの換毛が半端ない。
これまで、我が家の換毛女王は間違いなくソーラだったのだが、マンマイの抜け毛量はそれを遙かに凌駕している。
毎朝毎朝、これでもかってぐらいブラッシングして疲れ果て「今日はこれぐらいにしておいてやる」と捨て台詞を吐く父ちゃん。
完敗だ。
マンマイの抜け毛、おそるべし(遠い目)。
- 2015/10/14(水)
09:11:06|
- Dog
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朝の光が素敵な季節がやって来た。
雲の隙間から顔を出した太陽が、地上の一部だけを優しく照らし出す。
その光の中で遊ぶワンズ、撮る父ちゃん。
なんだか、夢の中にいるかのようだ。

だけど、いいことばかりってわけじゃない。
この時期、草木は朝露にどっぷり濡れている。
そして、松の落ち葉!
針みたいな枯れ葉が辺り中に撒き散らされてて、朝露で濡れたワンズの毛にこれでもかってぐらいに絡みつく。
取っ組み合って転がって、のワンズは全身松の葉だらけ。
ブラッシングで落とすのだけでも重労働だ。

それから、車!
軽井沢に越してきた当初、松の落ち葉の最盛期、なんにも知らない父ちゃんは車をガレージに入れずに寝てしまった。
朝起きたら、2台の車、すっぽり松の葉に覆われていた。
とりあえず、松の葉を吹き払っても、ドアとドアの隙間、ボンネットの隙間、窓ガラスとボディの間に入り込んだ松の葉はとりきれない。
ドアや窓を開け閉めするたびに、どばっと車内に松の葉が入り込んでくる。
あれ以来、どんなに面倒くさくても、どんなに短時間でも、秋のこの時期は車は必ずガレージに入れるようにしている。
家周りの枯れ葉の掃き掃除も大変なのよねえ。
一生懸命落ち葉片付けても、近隣の別荘に積もった落ち葉が風で飛ばされてくるし。
雪がすべてを覆い尽くしてくれるまで、しばらくは枯れ葉との格闘が続くのだ。
- 2015/10/13(火)
08:28:01|
- 軽井沢 春夏秋冬
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10月7日、午前4時。
尿意で目が覚め、そのまま、カメラと三脚を持って外へ。
いつも、重い三脚を担いで登るのだが、夜になると空が曇ったり、酔っぱらって寝てしまったりであまり出番がない。
今回はやっと出番が回ってきた。
しかし、あまりの寒さと風に、10分ほどで撤収(苦笑)。
月が煌々と輝いているのに、星も負けていない。
凄いよなあ。
左下の街明かりはおそらく甲府市。

北岳山頂から北岳山荘へと向かう稜線。
山の南側は晴れ、北側からは上昇気流に乗ったガスが吹き上がってくる。
山を境にまったく天候が変わるのだ。すげえ。
手前に写っているのは通称”ゴジラの背びれ”
命名は樋口明雄氏(笑)

もう紅葉の盛りは過ぎてしまったと聞かされていた。
実際、素晴らしかった去年に比べれば、南アルプスの色彩は乏しかった。
だが、下山時、あまりにも美しい紅葉の景色に出くわした。
それが下の写真。
午前9時ぐらい。
山肌に沿って降り注いでくる陽光が、一部の紅葉の森だけを輝かせていた。
疲れも忘れて見入る、素晴らしい光だった。

最後に、ご来光写真をもう一枚。
- 2015/10/11(日)
08:37:22|
- 登山
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標高2600メートルを超えると、やっと雲の上。

標高2700メートルを超えると、「こんにちは」と言って、富士山が現れる。

標高3000メートル付近から見る、南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。
ここまでは去年と同じ。
雲ひとつない晴天で、絶好の登山日和。大パノラマの眺望が楽しめた。
しかし、去年は、標高3000メートルに建つ肩ノ小屋という山小屋でラーメンを食べて腹ごしらえをしている間ににわかにガスが
湧いてきて、山頂につく頃には360度真っ白。なんにも見えない登頂ということに相成ってしまった。
今年も、肩ノ小屋に到着した時は腹ぺこ。
同行の作家仲間、樋口明雄氏と「どうする?」と目を見合わせた。
「今年もラーメン食いましょう。それで山頂が晴れてこそ、本当のリベンジじゃないっすか!!」
父ちゃん、そう言って、ラーメンを注文した。
しかぁし!!
素晴らしい好天だったというのに、またも、ラーメンを食べている間にあちこちからガスが湧き出したのだ。
大急ぎでラーメンを食べ、再び山頂に向かって急勾配を登りはじめる。
だが、ガスは下方からどんどん上昇して来るではないか。
ああ、今年もまた真っ白なのか、北岳山頂。
ラーメンなんか食べるんじゃなかった……
激しい後悔を胸に秘め、とにかく山頂へと急ぐ。

ガスの昇ってくる勢いは凄まじかったが、北岳は3193メートル。
その高さまでガスが昇ってくる前になんとか山頂に辿り着いた!!
空は青い。
富士山が見える。
上の写真は、ほぼ目で見たのと同じ大きさの富士山。
日本一高い場所から、すぐそこにある富士山を眺める。
最高だ~っ!!!
お約束の記念写真を撮り、しばらく山頂で刻一刻と姿を変える雲と富士山を飽きることなく眺めた。
20分も経ったころ、ようやくガスが山頂に到達して、辺りは真っ白になった。
我々より後に山頂に到達した登山者たちは、間に合った者、間に合わなかった者、悲喜こもごも。
実は父ちゃん、山の晴れ男。
でもって、樋口明雄氏は山のガス男。
去年はガス男が勝利したが、今年は晴れ男が僅差での勝利に雄叫びを上げたのだった。
リベンジが成ったことに満足しながら、300メートルほど下ったところに建つ北岳山荘を目指した。
山小屋ではお祝いの生ビール。それからワインにウィスキー。
へべれけになりながら、翌朝のご来光を待ったのだった。
- 2015/10/10(土)
09:07:51|
- 登山
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10月7日。
ワルテルの命日を標高3000メートルで迎えた。
気温は氷点下。冷たい強風が吹きつけて、冬用の防寒具をまとっているというのにあっという間に体温が奪われていく。
寒さに震えながらご来光を待つ。
地平線のオレンジを背景に、富士山が屹立している。
その上には星々と月。
下界にいたら、月がこんなに輝けば星は精彩を失う。なのに、ここでは月に負けじと煌々と輝いている。
美しい。言葉を失うほどに美しい。
やがて、雲海の向こうに太陽が顔を覗かせた。

カメラのファインダーを覗きながら、矢継ぎ早にシャッターを切る。
構図を決め、露出を決め、シャッターボタンを押す。
無意識のうちに指が動く。
そうやって写真を撮っていると、ファインダーで覗いているのとはわずかに違う光景が頭に浮かんだ。
透き通るほどに澄んだ標高3000メートルの天空を、ワルテルとソーラが駆けている。
ソーラが逃げて、ワルテルが追う。
時に絡み合い、じゃれ合い、また駆ける。
嬉しそうだな。幸せそうだな。
どこかにマージもいるんだろう?
機械的にカメラを操作しながら、二頭に語りかける。
やがて、ワルテルとソーラは登ったばかりの太陽に向かって駆けていき、太陽の中に消えて行った。
太陽が昇りきったあとに残ったのは、すっかり凍えた体と、ほんわかと温かい心だった。
文明を発展させる代わりに、人間は大切ななにかを失った。
でも、やつらはきっとそこにいる。群れのそばにいてくれる。
感覚がなくなるほどの寒さと、言葉を失うほどに美しい景色が、父ちゃんを無心にしてくれた。
だから、見られたのかな。
寒さに体が悲鳴を上げ、我に返った父ちゃんは山小屋に駆け込んで布団にくるまった。
しばらく震えがおさまらなかった。
- 2015/10/09(金)
08:35:44|
- Dog
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今回登ってきたのは南アルプスの北岳。
標高3193メートル。富士山の次に高い山。
去年も登ったのだが、山頂はガスに包まれて真っ白け。なんにも見えなかった。
今回はそのリベンジ。

しかし、下山して帰宅すると、マンマイがまたプチ膀胱炎状態になっていた(涙)。
頻尿にひとりで対処してた母ちゃんはかなりお疲れモード。
申し訳ない。
やっぱりあれよなあ、免疫力が低いから頻繁に膀胱炎になるんだよなあ。
ちょっと食事内容考えよう。

そして今朝のお散歩。
出かける前に母ちゃんから「思いきり遊ばせてやって」の一言。
父ちゃん留守の間はもちろん母ちゃんが散歩に行ってくれるのだが、父ちゃんのようにはワンズをコントロールできないので
リードを外すことはない。
だから、三日ぶりに思いきり遊ばせてあげてほしいという母ちゃんの思いやり。
アイセ、マンマイ、ちゃんと受け取ってるか、母ちゃんの思いやり。
そんなわけで、父ちゃんも筋肉痛で長く歩くのはいやなので、いつもの遊び場でリード外してひたすら二頭で遊ばせた。
遊ぶ遊ぶ。
走る走る。
父ちゃんも楽ちんで最高だ(苦笑)。
- 2015/10/08(木)
08:14:55|
- 軽井沢 春夏秋冬
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いつもの遊び場もだいぶ秋めいてきた。
毎朝気温は一桁台。
アイセもマンマイも疲れ知らずで遊び回る。

躍動する体から喜びが迸る。
アイセとマンマイは喜びの欠片を撒き散らしながら走りまわる。
それを見守る父ちゃんも幸せだ。

この時期の朝、植物は常に朝露に濡れている。
アイセにひっくり返され、自分から進んでごろりんごろりんし、あっという間にずぶ濡れマンマイができあがる(涙)
いいよ、もう。
うちに帰って拭き拭きと乾かしの手間が増えるだけだから。
父ちゃんの時間が減るだけだから(涙)。
好きなだけ遊べ~

余談ですが、鹿の角でも他のオモチャでも、父ちゃんは適当な頃合いを見計らって取り上げます。
歯が欠ける欠けない以前に、家にあるものはすべて父ちゃんのものである。おまえたちは父ちゃんのものを借りているだけである、と教えるためです。
鹿角をあげる、あげないを決めるのも父ちゃん。
散歩に行く、行かないを決めるのも父ちゃん(行かないことはないけどね)。
楽しく遊んでいても、終了時間を決めるのは父ちゃん。
やってみてください。
さらに、父ちゃんまたまた登山のため、水曜日まで更新お休みです。
- 2015/10/05(月)
09:02:45|
- 軽井沢 春夏秋冬
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えと。
昨日の朝の気温は4℃。
4℃ったら4℃!
父ちゃん、起きるなり「さぶ~っ」って震えて、タンスからフリース引っ張り出して着ました。
母ちゃんはライトダウンですw

父ちゃんと母ちゃんにはさぶさぶ~、でも、ぼくたちには「ひゃっほ~!!」な気温です。
ぼくもマンマイも、思いきり走りまわりました。
だって、どれだけ走っても取っ組み合っても、なかなか「はぁはぁ」にならないんです。
最高です!!!
もっと寒くなって雪が積もってくれたらもっと最高なのに。
でもでもでも!
とうとうぼくたちの季節がやって来たんです~♪

あんまりにも楽しくて走り続けてたら、
「アイセ、どんだけどや顔なんだ~」
って父ちゃんに呆れられてしまいましたw
気温4℃は素敵すぎるんです~

追伸:鹿角はぼくたちの出身犬舎、エリン舎さんでも取り扱ってますよ~。
- 2015/10/02(金)
08:19:43|
- 軽井沢 春夏秋冬
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我が家に来たばかりの頃は、立派な鹿角が右の状態になるのに、3,4ヶ月かかった。
今は1ヶ月でこうなる。

ちびた鹿角は、他に噛む物がないからしょうがないんだもん、と、あまり熱のこもらないガジガジ。
しかし、新しい鹿角を与えると目の色を変えてガジガジ。
ガジガジ
ガジガジ
ガジガジ
延々とガジガジしているので、頃合いを見て取り上げなければならない。
本当に好きだなあ、鹿角ガジガジ。
ちなみに、アイセも気が向くとガジガジするのだが、その時はマンマイには絶対に渡さない。マンマイが近くに来ると唸って怒る。
で、マンマイは悲しそうな顔で鹿角をガジガジしているアイセを見守るのだ。
可哀想だから、今回は鹿角、2本用意した。
で、それぞれに一本ずつ与えるのだが、どうも、相手の鹿角が気になるらしく、なんだかんだがあって、結局、一本の鹿角を奪い合っているw
- 2015/10/01(木)
08:20:29|
- Dog
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