ワルテルと天使たちと小説家



 えと。
 昨日、久々に父ちゃんの雷が落ちました。

 落とされたのはもちろん、マンマイです。

 父ちゃんの「カム」の呼び声を、マンマイったら大胆にもずーーーーーーっと無視したんです。

 マンマイもそろそろ1歳6ヶ月です。
 自立心が強くなってきて、いろいろ試したい年頃です。

 普段から「チャレンジャー」って呼ばれるぐらいの女の子ですから~。


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 最初は辛抱強くマンマイを呼んでいた父ちゃんですが、ある瞬間から雰囲気ががらっと変わりました。

 そばにいたぼくが思わず後ずさりしてしまうぐらいの怒気が父ちゃんから立ちのぼっていたんです。
 父ちゃんの頭の中でなにかが「ぷっちん」って音を立てて切れるのを聞いてしまったような気がします(爆)

「マンマイ、ぶっ殺す!!」

 父ちゃん、そう叫んでマンマイに向かっていきました。

 本当にぶっ殺すつもりなわけじゃありません。
 それぐらいの気迫で怒らないと、マンマイには通じないからです。

 逃げようとしたマンマイでしたが、父ちゃんの気迫があまりに凄まじかったのでその場に凍りついてしまいました。

「ボスはだれだ? おまえかっ?」

 父ちゃんはマンマイの目を見据えて低い声で唸るように言います。

「みんなのルールを決めるのはだれだ? おまえか?」

 マンマイの頭の皮が頭蓋骨にぴったり張りつくようになってました。
 目は吊り上がり、尻尾をぶんぶんさせて父ちゃんに「ごめんなさい、ごめんなさい」って謝ってます。

「次に父ちゃんのカムを無視したら、二度とノーリードで遊ばせないぞ。わかったか」

 マンマイが人間だったら何度も何度もうなずいてたと思います。
 でもマンマイはワンコだから、うなずく代わりに尻尾をさらにぶんぶんさせました。

「ステイ」

 父ちゃんはそう言って、マンマイから離れます。
 普段は父ちゃんが5メートルぐらい離れると、ステイを無視して動きはじめるマンマイですけど、この時は違います。
 じっとステイしてます。

 父ちゃんが20メートルぐらい離れたところで立ち止まり、「カム」って叫びました。

 マンマイはロケットみたいに父ちゃんに向かって駆けていきました。

「よぉし、いい子だ」

 父ちゃんはマンマイを抱きとめ、いっぱいいっぱい誉めて撫で撫でしました。
 それっきり、マンマイが父ちゃんの「カム」を無視することはありませんでした~



 ああ、でも怖かったです。
 ぼくが叱られてるわけじゃないってわかってても、怒ってるときの父ちゃん、めっちゃ怖いんです~。

 マンマイ、お願いだから父ちゃんに叱られるようなこともうしないで~!! 



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  1. 2016/04/11(月) 08:40:25|
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軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

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Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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