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ワルテルと天使たちと小説家

変な秋



 今朝の気温は8℃。
 今シーズン初めての一桁台。

 ここんところ秋らしからぬ気温が続いていたのでちょっとビビってライトダウンを羽織ってアイセと散歩に出かけた。



 遊んでるうちに汗ばんでしまった。
 ダウンはやっぱりやりすぎだったなあ。


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 嫌になるぐらいの長雨に、高めで推移する気温。
 夏も変だったけど、秋も変だ。

 異常気象が毎年続くと、もう異常じゃなくて、これが普通だ。
 人類が地球の気候を変えてしまった……

 今年はなんとか彼岸花と収穫前の稲穂を撮ることはできたけれど、蕎麦の花は撮れなかった。
 雨が降り続いている間に満開を迎え、雨がやんだ時には茶色く枯れていたから。
 蕎麦の花を一度も撮らなかった秋は初めてじゃなかろうか。

 稲穂だって、朝陽を浴びて黄金色に輝くシーンには出会えていない。



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 今日は晴れだが、明日からはまた雨が続くらしい。
 台風も近づいている。
 軽井沢では紅葉がはじまっているが、超微妙だ。
 雨と気温のせいで、綺麗に色づかない。色づく前に散ってしまっている。 

 こんなに憂鬱な秋は嫌だなあ……


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  1. 2016/09/30(金) 08:31:43|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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モルゲンロート



 散歩の支度をしてたら、空が赤く染まった。

 大慌てで出発。
 時間がないから、一番近くの農地へ!!


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 久々の朝焼け。
 久々の浅間山。

 綺麗だなあ。
 心が洗われるなあ。


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 朝焼けは10分で終了。
 東の空にはうっすら雲がかかっていたので日の出も拝めず。

 それでも、かまわない。

 マンマイいると畑に突入しちゃう可能性大だから、しばらくここで遊ばせてなかったんだよな。

 浅間と畑と朝焼けのコラボ。
 気持ちいいなあ。


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  1. 2016/09/29(木) 08:08:34|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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百面相



 久々の変顔からの……


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 ……ふくれっ面というか、拗ね顔w


 なんだ、写真ばっか撮ってないで遊んでくれってか?

 父ちゃん、人間の51歳だぞ。マンマイと一緒にすんな(苦笑)。


 実は、母ちゃんが月曜から友達と旅行に出かけていて、ただいま、父ちゃんとアイセふたりきり。
 ますます幼児化が進行しておりますw

 母ちゃん、今夜帰ってくるんだけどなあ。
 アイセ、どうするんだろうなあw



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  1. 2016/09/28(水) 08:08:35|
  2. Dog
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やっぱり母ちゃんはちょろい



 アイセ、なにやってんだ?
 そこは母ちゃんのソファだろう。上がっちゃだめなところだろう!!


 気がついたら、アイセが母ちゃんのソファを占領していた。



 ソファは人間だけのものだ。ソファ以外のところならどこに行ってもどこで寝てもいい。
 だけど、ソファはだめだ。
 ワルテルだって乗せなかったんだぞ、アイセ。

 強い口調で言ったが、アイセはソファから下りようとしない。

 
 ぼく、ここがいいんです~、ここでまったりしたいんです~


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 父ちゃんは本気で叱ろうと腰を上げた。

 そしたら、母ちゃんがアイセを庇いながら言った。

「叱らなくてもいいでしょ。こんなに可愛い顔してるのに。いいのいいの、わたしのソファなんだから……」




 ふぅ。

 アイセ、母ちゃんはちょろいな。
 ちょろすぎるよな。


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  1. 2016/09/27(火) 08:07:00|
  2. Dog
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一ヶ月ぶりの……



 天気予報では、10時過ぎから晴れマーク。明け方は微妙。

 それでも、やっとお日様が拝めるかも!!

 と早めにアイセと家を出た。

 東の空は朝焼けに染まっているけど、ガスが立ちこめていて日の出を拝めるかどうかは難しそう。

 それでも田んぼ脇の畦道でアイセと遊びながらその時を待った。


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 待つこと20分。

 来た~~~~~~~~っ!!!!!

 雲の隙間からお日様が顔を出して当たりを照らした。

 ほとんど一ヶ月ぶりの太陽だぜよ~。
 待ってたのよ~。

 アイセ、ほんとに日の出は美しいな、最高だな!!

 もう雨はいらないよな!

 大いにはしゃいで久々の太陽を堪能した父ちゃんとアイセだったが、今朝はまた雨……


 もう雨はいらないってば~(涙)


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  1. 2016/09/26(月) 08:57:40|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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お彼岸



 連日の雨で、ろくに散歩にも行けず、今年は間に合わないかもなと危ぶんでいた。

 先日、雨が小降りになったのを見計らい、濡れるのもかまわず行ってきた。

 よかった。
 咲いていたよ、彼岸花。


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 田んぼの稲刈りもまだ終わっていなかった。

 冷夏に秋の長雨が重なって、今年の米はどうなんだろう。
 野菜も心配だなあ。


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 雨はもううんざりなんだけど、彼岸花には雨が似合うな、うん。



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  1. 2016/09/23(金) 08:10:30|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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やっぱり甘えてぼくちゃん



 えと。

 マンマイいないと寂しいよ~(涙)

 って、父ちゃんと母ちゃんがしょっちゅう言ってます。

 特に父ちゃんは頻繁です。

「おまえは全然寂しくなさそうだな、アイセ」

 って言われますけど、そんなことないです。
 マンマイいないと全力で遊べないですし~。

 でも、るんるんでもあるんです♪
 父ちゃんと母ちゃん、独り占めですから♪


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「おまえ、るんるんなだけじゃなく、普段の顔つきもお子ちゃまの顔つきになってるぞ」

 って父ちゃんに言われました。

 はい!
 マンマイがいる時は、ちゃんと頑張ってお兄ちゃんしてるんです。

 マンマイがいなくなったら、お兄ちゃんでいる必要もありません。
 ひとりっ子の甘えてぼくちゃんでいいんです~♪



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  1. 2016/09/22(木) 08:52:21|
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寂しい我が家



 月曜日の夕方、雪音たちが帰っていった。


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 マンマイもいないし、一気に家の中が寂しくなったなあ……


 でも、↓この男だけ、ひとりご満悦で甘えてぼくちゃんに変身中(苦笑)



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  1. 2016/09/21(水) 08:11:08|
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9月になると想い出す



 ワルテル。
 雪音が来たぞ。


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 毎年、この時期に雪音が来ると想い出すよ。
 おまえが病気と闘っていたあの年の9月。

 寝たきりだったおまえなのに、雪音が来たら、必死で身体を動かして、自力で寝返りを打った。
 寝たきりになってから初めてのことだった。

 雪音の前ではいつだって格好つけなきゃな。
 雪音はおまえの子分なんだもんな。

 おまえは本当に雪音が好きだったよなあ。



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 雪音は来年、大学生になる。
 女子大生だぜ。

 びっくりするよな。
 月日の経つのは早いよな。

 あっという間に大学を卒業して、あっという間に大人になるんだろう。

 ワルテル、雪音を見守ってやってくれ。


 あ、言われなくてもやってるか。

 きっと父ちゃんたちの目には見えないけど、雪音の周りを尻尾ぶんぶんさせて駆け回ってるんだろうな。
 


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  1. 2016/09/20(火) 08:27:31|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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行ってきます(涙)



 さて、これから、マンマイを里帰りさせるために出発します(涙)

 寂しいなあ。
 前回のヒートからたった二ヶ月だぞ、マンマイ~


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 不規則ヒートは今回だけにしてくれよ~(懇願)


 本当に寂しいよ~(号泣)



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  1. 2016/09/16(金) 08:10:00|
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秋を見つける



 毎朝、どこかで秋が見つかる。


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 紅葉だけじゃない。

 アイセとマンマイの動きも活発になってきた。


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 秋の足音は確実に近づいてきている、


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  1. 2016/09/15(木) 09:08:08|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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べろりんちょ



 エロエロモードに突入すると、やたらとべろりんちょをするようになる。

 ワルテルもそうだったよな~w


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 ああ、父ちゃんが使うカメラは一台だけです。

 被写体によって変えるのはカメラじゃなくてレンズですよ~。


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  1. 2016/09/14(水) 08:28:12|
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New Camera!



 父ちゃんは富士フイルム社製のカメラを使ってワンズを撮っている。

 以前使っていたキャノン社製のカメラと比べると、AF(オートフォーカス)でワンズを撮ることがほとんどできず、難儀するカメラだ。
 それでも、富士フィルムのカメラを使っているのは、難儀したとしても、撮れた写真の画像が素晴らしいからだ。

 ご存知のように、バニは黒白茶のトライカラー。
 黒と白が混在するってことは、コントラストが大きいということであり、写真を撮る時に露出を決めるのが非常に難しい。
 ましてや、遊び回っているバニを撮りながら完全な露出も決めるなんてのは神業に属する部類になる。

 だから、写真はRAWファイルと呼ばれる、アナログ時代でいうフィルムのような形式のファイルで撮り、それをPC上で現像処理
することになる。
 で、その現像時に、元の画質がいいと、楽に簡単に白と黒の調整を行うことができる。

 だから、ワンコ撮りには厳しいカメラでも、富士フィルムのカメラを使い続けてきた。


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 しかし、今月8日、富士フィルムが新しいカメラを発売した。
 X-T2

 早速手に入れたぜ!
 このカメラは発売前からAFの動体追従能力(動き回る被写体にピントを合わせ続ける能力)が格段に改善されたと謳われてい
た。

 でもねえ、富士フィルムって広告が上手いんだよねえ。悪くいえば誇大広告。
 だから、父ちゃんも、話半分ぐらいにしか聞いてなかった。

 あんなにだめだったAFの動体追従がそんなに劇的に改善するもんか。

 そう思っていたのだ。


 しかぁし!
 X-T2を使って驚いた。

 走りまわり、取っ組み合うアイセとマンマイにピントが合うのだ。

 キャノン並になった、とまでは言えない。
 それでも、これは凄い進歩だ。
 これまで撮れなかった写真が撮れるようになる!




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 新しいカメラでがんがん撮って、カメラの癖を身体に覚えさせたり、セッティングを煮詰めたり、いろいろやりたいことがある。

 なのに、今週はずら~っと雨マークが並んでいる。
 なんじゃいっ!!(涙)

 マンマイが里帰りするまえに、たくさん撮っておきたかったのにな~(溜息)


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  1. 2016/09/13(火) 08:45:19|
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やめてよ、マンマイ(涙)



 この十日ほど、アイセが挙動不審だった。

 いくらなんでもまさかね。
 そう思っていた。
 いや、思い込もうとしていた。


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 ところが、二日前の朝、マンマイの陰部から出血を確認。

 ヒートだ~。
 前回のヒートが終わってまだ二ヶ月弱なのに~(涙)


 アイセは家の中で落ち着きがなくなり、ご飯も食べなくなり、へこへこの鬼と化した。


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 不規則ヒートはやめてよ、マンマイ~。

 今週末から里帰りさせます。
 戻ってきたばっかだっていうのに~(号泣)


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  1. 2016/09/12(月) 08:34:29|
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序の口



 えと。
 今朝の軽井沢の気温は16℃でした。どんよりお空だったので、父ちゃんの決断で北軽まで遠征したら晴れてはいたんですけど、
気温は13℃でした。

 父ちゃん、薄手の上着一枚だったので車から降りた瞬間「さっぶ~(涙)」と声をあげました。


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 空気も比較的乾いてて、ぼくたちのテンションもすぐにMAXです!!

 だけど、朝陽を浴びて遊んでいると、すぐにはぁはぁが止まらなくなりました。

 到着した時の気温は13℃だったけど、帰る時は18℃です。
 ぼくたち、15℃超えるとはぁはぁなんです~。


 まだ、秋の序の口だからなあ……って父ちゃんが呟きました。

 来週前半に雨が降って、その後、最高気温が20℃前後まで下がる日々が来るそうです~。

 秋本番、首を長くして待ってるぼくたちです!



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  1. 2016/09/09(金) 08:12:23|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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成長



「マンマイ、いい子になったなあ」

 最近、父さんが口癖みたいにそう言うんだもん!

 昔は自由気まますぎてどうなることかと思ったけど、ここ数ヶ月でぐっと成長したって言うんだもん。

 そうなのかしら?
 わたしにはわからないんだもん。


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 歴代のワンズに比べたら時間がかかるけど、ちゃんと父さんの「カム」に応えてちゃんと戻ってくる。
「ステイ」もだいぶ出来るようになった。
 散歩の時も昔みたいに行きたいところに行こうとするんじゃなくて、父ちゃんのそばをちゃんとついて歩いてこれるようになった。

 だから、いい子になったなあ、なんだもん。

 母さんは「マージたちに比べたら全然だめだめっ」って言うんだもん。

 でも父さんは、少しずつでも確実に成長してるからいいんだって言ってくれるんだもん。


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「いい子」すると、大好きな母さんやボスの父さんが誉めてくれるんだもん。

 それが嬉しくて幸せなんだもん。

 だから「いい子」するんだもんっ!! 


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  1. 2016/09/08(木) 08:23:16|
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犬と牛



 牛たちがいた。

 昔はこういう時は犬たちのリードを外せなかった。

 ワルテル。
 牛に気づいたら、すっ飛んで行ってしまう。
 一度、大変な思いをしたことがある。
 やっと捕まえたワルテルを叱り飛ばして、父ちゃんとワルテルの周りでソーラがおろおろしてたっけ。

 リードを外す前に、あの策の向こうに行っちゃだめだと教え諭すとだいじょうぶなのだが、それでも油断はできなかった。

 でも、今の二頭ならだいじょうぶ。
 アイセはなにをするにしても父ちゃんのことを意識してくれるし、マンマイもだいぶ落ち着いてきた。


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 と思っていたら、牛に気づいたマンマイが、父ちゃんを無視して牛たちをガン見しはじめた。
 声を張り上げても反応しない。
 牛に夢中で父ちゃんの声が聞こえなくなっているのだ。

 まったくもう。
 マンマイには確かにワルテルっぽいところがあるんだよなあ。

 なにか起きてからでは遅いので、大急ぎで牛の見えないところまで移動した。

 見えなくなると、牛のことはすぐ忘れる。
 この辺りもワルテルと同じだwww


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 立て続けにやってくる台風の隙間を縫うように久々の北軽遠征。
 草原を思いきり駆け回って、アイセもマンマイもストレス発散ができただろう。

 すぐに台風13号がやってきて、散歩もままならなくなる。

 にしても、7月までは台風が全然発生しないって言ってたのに、ここに来て台風多すぎるんじゃないの?


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  1. 2016/09/07(水) 08:45:50|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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秋はまだか?



 長逗留していた近隣の別荘族も、先週末あたりでおおかたが帰っていった。

 散歩をしていると、ちらほらと紅葉がはじまった木々を見かける。

 もうすぐ待望の秋だ……


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 待望の秋のはずなんだが……今日の予想最高気温は29℃。
 アスファルトの上じゃ間違いなく30℃超えるじゃないか~~~っ!!(涙)


 まあしかし、暑いのは今日だけらしい。
 今年の夏、西日本は酷い酷暑だったが、東日本はやや冷夏だったと言えるのじゃないだろうか。
 軽井沢も30℃を超えた日は数えるしかなく、おおむね25℃前後の気温だった。
 前にも書いたけど、移住してきて十年、初めての避暑地らしい夏だったのだ。

 それでも、ワンズには暑い。暑くてもあもあ。
 下痢んちょもよくしたし、夏が大変なことにかわりはないよなあ。

 秋はまだか?
 早く来い!


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 ↓お嬢さんらしく可愛いポートレイトを撮ろうと思ってたのに、マンマイ、なんだその顔は?(笑)


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  1. 2016/09/06(火) 08:00:38|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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ぐずぐず



 台風12号の影響でぐずついた天気が続いております。

 長逗留していた別荘族も、昨日、今日でおおかたが帰りました。


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 すかっと晴れてくれないかなあ。
 そういう天気が秋のはじまりには似つかわしいのになあ……



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  1. 2016/09/05(月) 07:57:51|
  2. 軽井沢 春夏秋冬
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奥穂高岳 3  ご来光編



 ご来光を待つ登山者たち。


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 茜色の地平線にぽつんと浮かんでいるのは、我が山、浅間山。
 この時期、北アルプスから眺めるご来光は浅間の近くから射し込んでくる。


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 カップル登山者もご来光を待つ。


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 そして、浅間山の麓から、太陽が顔を出した……


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  1. 2016/09/04(日) 09:43:07|
  2. 登山
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奥穂高岳 2  夕焼け編



 穂高連峰の稜線では凄まじい風が吹き荒れていた。
 持参したライトダウンを着込んで夕焼けを眺めに行ったのだが、寒い。風が強すぎ、冷たすぎるのだ。
 体感温度はもう氷点下。

 しかし、その強風のおかげでこの日の夕景は息を飲むほどの美しさだった。
 山肌に沿ってガスが沸き起こり、風に吹き消され、しかし、それに負けじとまたガスが湧く。
 オレンジ色の世界が、刻一刻とその姿を変えていく。


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 太陽は笠ヶ岳の肩のあたりに沈んでいった。
 ああ、本当に美しかった。
 翌朝のご来光より、この日の夕方の方が圧倒的にカメラのシャッターを切った。
 太陽が沈んだ後は山小屋に飛び込んで、ストーブに両手をかざした。骨の芯まで冷え切っていたのだ。

 夜になると雲はすべてなくなり、新月期だったこともあり、空は文字通り満点の星々で埋め尽くされていた。
 天の河も肉眼ではっきりと見ることができた。人生で最高に美しい星空だった。
 父ちゃん、星空を撮影しようと今回の山行では秘密兵器を持ち込んだのだが、風はおさまらず、三脚を立てることもできなかった
し、なにより、風の強さと冷たさに父ちゃんが耐えられず、撮影は断念するしかなかった。

 まあ、人生そんなもんよのう……
 でも、写真には撮れなくても、この目で見た。それだけでよしとしよう。






  1. 2016/09/04(日) 09:36:09|
  2. 登山
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奥穂高岳 1   登山編



 まずは上高地、合羽橋付近から眺める穂高連峰。
 行きは台風の影響で雨だったため、この景色は見られず。写真は帰りに撮ったもの。

 初日は上高地から横尾山荘まで。登山と言うよりピクニック的な装備された道を行く。
標準コースタイム3時間のところ、雨の中を2時間半で走破。
 どんだけ速いねん、おれら。
 多分、時速6~7キロぐらいで歩いてるんだろうな。

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 2日目は台風一過の晴天で、最高の登山日和。

 朝の7時に横尾山荘を出発、涸沢カールを経て、標高3000メートルに建つ穂高岳山荘まで、標高差1400メートルを一気に登
っていく。

 涸沢からの登山道は急登で、なおかつ、途中からはザイテングラートと呼ばれる急峻な岩稜を四肢を使って登って行かなければ
ならない。

 下を見てしまうと恐怖に足が竦んでしまうので、手もと足もとだけを見て、三点確保と呼ばれる岩山登りの基本を忠実に守って
登るのだ。
 充分な体力と技術があれば、ちゃんと登ることができる。

 だが、父ちゃんたちが下山している9月2日、ここでひとりの登山者が滑落死した。
 どういう状況でそうなったのかはわからないが、自分の力を客観視できないのなら登山はしちゃいかんと思う。

 父ちゃんだって、奥穂高岳や剣岳に登ってみたいという一心で、この5~6年、浅間山に登り続け、八ヶ岳や北アルプス、南ア
ルプスに登って力をつけてきたのだ。

 そしてやっと今年師匠から「奥穂高岳やってみるか」とおゆるしをもらったのだ。


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 恐怖と戦いながら登り続け、これまた標準コースタイムよりかなり速い時間で穂高岳山荘に到着した。

 もう疲労困憊。
 体力に余裕があれば、上の写真の涸沢岳に登ろうと言っていたのだが、断念。

 ザイテングラートを初めて登ると、肉体だけじゃなく。心も疲弊するんだなあ。怖すぎて。


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 3日目の早朝、奥穂高の頂を目指す。
 穂高岳山荘からは標高差200メートルだが、もういきなり垂直の断崖絶壁を登らなければならない。

 ザイテングラートも怖かったが、奥穂の岩稜はもっと怖かった。高度感が半端無い。落ちたら絶対に死ぬ。

 この怖さを経験したから、下山時のザイテングラートはさほど怖さを感じなくなっていた。


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 奥穂高岳山頂から眺めるジャンダルム。
 フランス語で武装警官や憲兵を意味する言葉で、穂高連峰を縦走しようとする者の行く手を阻む山ということで名付けられたら
しい。


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 ジャンダルムのてっぺんにいる登山者たち。

 父ちゃんもいつかあそこに行けるのだろうか……


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 山頂からは富士山と南アルプスの山々を一望できる。

 奥穂高岳は標高3190メートル、日本で3番目の高さを誇る山だ。
 前方に1位の富士山と2位の北岳、そして同じく3190メートルで3位の間ノ岳が並んでいる。

 ↓奥穂高岳山頂にて記念撮影。
 くたびれすぎていて、どこかの工事現場のおっさんにしか見えない(苦笑)。

 しかし、奥穂高岳は怖くはあったが、全身を使って山に登っているという充足感に溢れて最高の山だった。


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  1. 2016/09/04(日) 09:10:57|
  2. 登山
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プロフィール

軽井沢で犬とともに暮らしています。 Canon EOS 7Dが愛機。レンズはそこそこ。

walterb

Author:walterb
 かつては夜の繁華街の住人。
 今は田舎暮らし。
 ネオンライトも雨上がりの森も、同様に愛す。

 冬が好きなのです。

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